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相手の立場に立つということ

2021-01-22
自粛した生活が日常化し、
ストレスや生活不安を抱え身近な方に
手を出してしまうケースが増えているらしい。

実際に、ドメスティックバイオレンス(DV)の相談件数が
過去最多の約13万件となり、
今後も増加することが懸念されているとのこと。
相談できた件数で13万ということは、
実体は恐らく倍以上なのではないかと想像すると、
何とも言えない気持ちになった。
この事実に対して憤りを感じても、悲しんでも、
当事者でない限り、どこか他人事になってしまう。

DVの問題とは同等に語るべきことではないが、
通常、円滑な人間関係の構築やコミュニケーションのためには、
相手の立場に立ち、相手の気持ちを考えることが必要である、ということは
ほとんどの人が理解していることだと思う。
しかし、仕事ではそれを意識することが出来ても、
家族のように身近な存在には、
「自分を分かって欲しい」というエゴが存在しているように思う。

そのエゴを問題視したいのではなく、
まずは、「自分も含めて人間は、
基本は自分勝手な生き物なんだ」と認識することから始めたい。
だから、「これは本当に相手のためなのか?自分のエゴになっていないか?」と
ワンクッション置いて考えるようにしたり、
例えば、妻(夫)が感情的になっているときは、
「俺(私)だって、○○なのに」と思わずに、
相手の怒りや悲しみの背景・想いが
どこにあるのかを冷静に考えてみることを心がけたい。
逆に言えば、ワンクッション置いて相手の立場に立って考えてみたら、
相手が嬉しいこと・幸せを感じることも想像し、実現させることだってできる。

私たちの仕事は「人と人の間に立ち、
コミュニケーションで成立していくもの」なので、
常に、相手の立場に立つこと、相手の気持ちを考える・想像することが
基本であることを教えてもらってきた。
それがどれだけ大事なことなのかをよく理解していても、
時に、“相手のため”と思っていたことでも、「本当にそうか?」と
突き詰めて考えてみると、結局は“自分のため”だったり、
自分でも気づかないうちに、自分目線になっているときがある。

自分の家族にも当たってしまい、「しまった!ごめん。」と思うときもある。
しかし、当たられた側も、今はコロナ禍で自分と同じように
ストレスフルな環境にあることに変わりはなく、
通常時には許せることも許せないという状況になりやすいのかもしれない。
お互いが思いやる余裕を持って接することが、今は特に必要な時期なのだと思う。

「分かっていても難しい」類の問題ではあるが、
人は必ず誰かと関わりながら生きていくのだから、
相手にとって、自分にとって、幸せで良好な関係であり続けるために、
自分勝手な生き物であるという自覚をし、自分が感情的になっているときでも、
相手の立場や気持ちを想像しようとすることを、
何度でも挑戦と失敗を繰り返し、習得したい。
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フォロワーシップ

2021-01-15
書店のビジネス書の棚には昔からリーダーシップに関する本が多いが、
リーダーシップの対義語で、フォロワーシップという言葉があるそうだ。
フォロワーというのはtwitterの用語として聞くことが多いが、
元々は、付き従う人というのが語源で、そこから派生して、リーダーを補佐する人を指す。
フォロワーシップは、組織を支える上で求められる能力を指す。

緊急時や短期的な成果が求められる状況では、
トップダウンのリーダーシップが力を発揮するが(カリスマ指導者が典型例)、
これには限界がある。
個々の自主性がなかなか育まれないので、
強いリーダーがいないと成立しない組織のままになってしまいがちだからだ。
時代の変化でグローバル化が進み、新しい取り組みが昔よりも早く
陳腐化してしまうので、リーダー一人の知恵に限界がある、という理由も大きい。
そこで、フォロワーシップが注目されている。
例えば、世界最高峰の少数精鋭チームと言われるNASAでは、
宇宙飛行士に求められる資質の一つがフォロワーシップだと考えている。
ある名門の大学ラグビー部でも、フォロワーシップの強化により、
優勝などの成果が出たという。

では、フォロワーシップとはどのようなものなのだろうか。
付き従う人という語源から、受け身のような印象を受けるが、実際はそうではない。
フォロワーシップとは次のようなものだ。

組織から与えられた義務や責任を果たし、組織に貢献するという強い思い。
組織のために何ができるか自発的に考え、行動すること。
リーダーの立場になって考え、相手に敬意を払い、人に配慮し、
組織全体がスムーズに行くように行動すること。
フォロワー同士(会社全体という観点で言うと社員同士)で、
互いの成長のためにアドバイスしあうこと。
顧客や関わる人のことを考え、一見小さい仕事にも心を込めること。
考えた上で、チャレンジをすること。

いろいろ挙げたが、ここでは、成果や実績が求められているわけではなく、
大事なのは姿勢や態度だ。

実はこれが、採用面接などで第一に求められることでもある。
特に人気のある採用企業だと、優秀な人材の応募が多く集まるので、
「○○業界で△△業務の経験が□□年」といった部分では差がつきにくい。
人間性が選考の上で大きい比重を占める。

先程、フォロワーシップという聞きなれない言葉を使ったが、
何も特別なことが求められるわけではない。
先程列挙したフォロワーシップの例は「それは大事だ」と誰もが納得できるものだろう。

このようなことを普段から実行されている方も多いと思うが、
職場でより実践すると、普段よりも働きやすくなっていることに気づく。
実際、私もそうだった。
転職活動においては、職務経歴書でそういった部分を表現すると、
書類選考も面接もよりスムーズに進み、ご本人にとってより有利な展開になる。
弊社のキャリアコンサルティングでは、
そういった部分のアドバイスも差し上げるよう努めている。
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2021年

2021-01-08
新年あけましておめでとうございます。
本年も株式会社コアをよろしくお願いいたします。



世界の日常が一変した2020年が幕を閉じ、2021年がスタートした。
東京オリンピック観戦チケットの話題で持ちきりだったのが
ちょうど1年前である。よもや翌年もまたオリンピック開催を
議論する年明けになろうとは、誰も予想しなかっただろう。

何事においても見通しの立たない一年を我々は経験した。
そして、まだまだ前途遼遠である。
ここを乗り越え、今年こそは世の中に明るい兆しや
良いニュースがもたらされることを切に願っている。

多くの企業が新型コロナウイルスに深刻なダメージを受ける中、
誰かが働けない分、誰かが働いていてこの世の中が回っていること、
そのこと自体も強く意識すべきwithコロナの時代である。
どのような状況であっても、働き続けなければ生きていけないのであり、
その尊さを世界中の誰もが再認識しなければならない。

昨日、1月7日(木曜日)に緊急事態宣言が1都3県に発令された。
また、さらに日常生活に厳しい制約が設けられる可能性もある。
しかし、昨年の全国緊急事態宣言時にも同様のことを感じていたが、
結局「やるもやらぬも自分次第」である。
世の中の情勢を理由にして妥協することは簡単だが、
自立(自律)した行動(働き方)がそれぞれにあれば、
こういう時だからこそ成長のチャンスにつなげられる。

人生とはよく長い川に例えられる。
その川を渡っていくために、
自分がどのような橋をかけられるのかが問われている。
強固な橋がかけられるのなら、どんな濁流の川でも渡ることができる。
貧弱な橋しかかけられないなら、川が穏やかでも崩落するかもしれない。
自分だけの橋、自分の人生は自らでこしらえるしかない。

良くないニュースが続くと負の空気に飲まれそうになる。
逃げたくなることもあるかもしれない。
しかし、今こうして同じ2021年をスタートし、
同じ時間を過ごしている間にもライバルは確実に
一歩先を進んでいることは肝に銘じ、仕事に向かわなければならない。

今年の干支は丑である。2021年は「辛丑(かのとうし)」というらしい。
この意味は「辛さは続くが、一段落すれば徐々に新しい知恵が湧いてくる」ということのようだ。
これを、新型コロナウイルスが収束に向かうことを暗示しているのだと強く信じ、
牛のように、皆様と一歩一歩成長を確かめながら歩いていく一年にしたい。
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Change OR Evolution

2020-12-25
今年も残すところあとわずか。
年初の武漢での第一報から今に至るまで、
新型コロナに翻弄され続けた1年でした。
ここにきて感染拡大への対応が求められるなど、
二転三転の年末年始を迎えられる方も多いと思います。
改めまして、今年も本当にお疲れさまでした。

年末に一年間を振り返ってみると、
「おお、それも今年の事だったか…」など、
一年の早さをしみじみと実感しつつ、
ほとんどの事は「その年」の出来事として
気持ち的には清算できていたと思います。

しかし、今回の新型コロナウイルスは
沈静化のめどすらつかないまま、
新年に持ち越すことになりました。
ワクチン普及や治療薬開発に成功する事を願いつつも、
この「withコロナ」の中で生きていく強い心構えが
誰にとっても不可欠な2021年になると思います。

コロナによって需要が消滅した結果、
会社組織も、働く個人も嫌でも
「働くこと」と真剣に、そして今すぐに
向き合わざるを得なくなりました。
意図せず働き方改革が強烈に進んだと実感します。

我々がサービスを提供している「転職」という場面でも
その変化は大きかったと思います。

採用計画を練り直し、募集をストップされる企業様。
この市況感だからこその積極性を発揮する企業様。
各社様ともイレギュラーな対応に追われていました。
求職者様にとっても、これまで共通認識となっていた、
老舗とベンチャー、日系と外資、大手と中小などの色分けは
ほとんど役に立たないものになってしまいました。

この先さらに、自分で考え判断し動く「強い自己基準」が
転職には不可欠なものになっていくと思います。

我々の様なエージェントの存在意義についても、
厳しく問われる時代になっていくと思います。
皆様に働き方云々をご提案する立場である以上は、
まず自分たち自身の働き方も見直すこと。
時代に求められる価値あるサービスの提供ができなければ、
瞬く間に不必要な存在になってしまう。
これまでと同じ手法は通用しない、そういう危機感を持ち、
日々インプットとアウトプットに真剣に取り組んでいます。

株式会社COREは2020年秋で10周年を迎える事ができました。
ひとえに、皆様のご支援があってのものと、
改めまして感謝の念を強く持ちながら
本年も営業活動をさせて頂きました。

「よりによってこんな大変な年に節目がくるなんて…」と
最初は皆が思っておりましたが、振り返れば、
会社設立直後に東日本大震災が発生するなど、
都度、困難な状況を乗り越えてきた歴史もあり、
ある意味コアらしい10周年だったように思います。

COREという社名はもともと、
「核となる人材をご紹介する」「最も重要な存在になる」などが
その名前の由来ではありますが、
隠しメッセージとして「Change OR Evolution」という
意味を持たせています。

「ただ場所を変えるだけの転職じゃなくて、
自分を変え、組織を変えましょう!」

上記の思いは、withコロナの時代だからこそ、
さらに強く求められるものだと考えております。
先の見えない状況での皆様の羅針盤となれるように、
2021年もキャリアのご支援に真剣に取り組んでまいります。
引き続き、よろしくお願いいたします。

皆さま、良いお年をお迎えください。
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期限

2020-12-18
米国、英国などでコロナワクチンの接種が始まった。
日本でも米ファイザー製薬のワクチンの承認申請が行われている。
やっとかと思う人もいるかもしれないが、通常、新薬の開発、
申請には10年以上かかる。それは治験に治験を重ね、
人体への安全性を確認してからの上市となるからだ。

それを踏まえれば、コロナウイルスが世に広まって、
1年たたずして驚異的なスピードでの開発がなされたということとなる。
この開発には納期や期限などというものはなく、
一分でも一秒でも早く世の中にワクチンを届けねばという、
開発者の熱い想いが成し遂げた偉業だと感じる。

ワクチン開発の相手は、患者であり、医療従事者であり、全人類といえるだろう。
開発する側の立場でいえば「今年中に開発するなんて不可能だ」と思った人が
当初はほとんどであったと思う。政府からの強い要請や圧力があったことも容易に想像できる。
多くの人員や資金を投入し、リスクを取りつつ、かなりの無理をしたと思うが年内に開発できた。
このことがもたらす5年後、10年後の経済効果を誰も解らないし知ることもない。
開発された後では、開発されなかった未来を知ることはないからだ。

仮に以前の様な日常を取り戻したとしても、忘れてはいけないことがある。
身を粉にし、開発に取り組んできた研究開発者がいたことを、
その開発がされる前に失った尊い命があったことを、
そこには相当なドラマがあったという現実を。

仕事における業務やプロジェクトにも必ず納期や期限がある。
期限のない仕事はない。
ここで大切なことは、期限は、その結果を必要としている
相手によって決まるもの、ということだ。
場合によっては、前項の結果を踏まえ、さらに後ろに
何人もの方々が待機しているようなケースもある。
その業務やプロジェクトから、生活の糧となる収入を得ているならなおのことだ。

物事を計画的に進め、早く終えて悪いことはない。
その仕事を待っている人がいるのであればなおさらだ。
あくまでも期限は時間の限界点を指すものである。
そこを目指して出せばよいものではなく、
それまでに出来得る限りの最良な状態で提出、完成させること。

今、働けることに感謝の念を持つと共に、
顧客である企業様や転職希望者の方々に
最高のパフォーマンスを提供することが義務であり、
責任であることを再認識した。
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