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即決即断

2012-05-19
弊社は外資系企業様の案件が多く、私は社内翻訳を担当している。
英語を日本語に翻訳するにあたって、時に、適切な表現が何なのか頭を抱えることが
ある。

取引先で、驚くべきスピードで翻訳をこなされることで有名な方がおられるので、
秘訣を尋ねてみた。

「私も、以前は職人気質というか、考えこんでしまう方だったんです。
下手の横好きで将棋を指すんですが、名人の言葉に出会ったのは、
そんなときでした。『長考というのは、多くの場合、考えているのではなく悩んでるだけだ』。
それ以来、自分の身の丈を知るというか、長く考えても同じだな、ということは、
スパッ、スパッと決めるようにしてきました。『下手の考え休むに似たり』だったんですね。
長く考えることもまれにありますが、それは、『考えると良い成果に結びつく』と判断したときだけです。
求められる質を時間内に満たすことを心がけ、こりすぎないようにしています。
時間をかけようと思えばいくらでもかけられる作業なので、作業部分を細切れにして、
ストップウォッチを使い、各部分が決めた時間内に終わるよう心掛けています。
エンジニアだったこともあって、各プロセスを圧縮というか最小化するのが楽しいんです。」

そういえば、社会人になって一人暮らしを始めた頃、
将棋が趣味の父から私に届いた手紙は、「即決即断を心がけて下さい」と締めくくってあった。
当時はその重みがよくわからなかったが、上記の言葉とあいまって、最近重みがわかりつつある。
大手居酒屋のトイレに書いてある「親父の小言」ではないが、冷酒と親父の小言は、後からしみる。
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