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死生観

2012-04-06
前回書いたことと直接の関係はないが、
このような二分法は、例えば死生観にも適用できると思う。

元気よく生きてぱたっと死ぬのが幸せなのか、
それとも、例えば癌の宣告をされて、
ゆっくりと近づいてくる死を受け入れて死ぬのが幸せなのか、
どちらを幸せと感じるか、ということだ。

死生観とはある意味で、数ある価値観の指標の中で
究極のものであるため、このような質問は、
その人が本当に何を大事にしているかを理解する上で有効である。

さすがに、このような質問を、
弊社の面談の場ですることは少ないが、聞かずとも、転職者様がどちらのタイプの方なのか
見極めることも必要である。その方が何を大事になさっているか深く理解しないと、
本当に役立つキャリアカウンセリングはできないというのが弊社の考えだからだ。

ところで、先ほどの死生観に関して、両者の考えには、共通するところがある。
例えば、「よりよく生きたい」という思いだ。

このように、相反する二つのものを統合することを、哲学用語でアウフヘーベンというらしい。
止揚(しよう、独: aufheben、アウフヘーベン)は、ドイツの哲学者であるヘーゲルが
弁証法の中で提唱した概念。揚棄(ようき)ともいう。

ドイツ語のaufheben には、廃棄する・否定するという意味と保存する・高めるという二様の意味があり、
ヘーゲルはこの言葉を用いて弁証法的発展を説明した。つまり、古いものが否定されて新しいものが現れる際、
古いものが全面的に捨て去られるのでなく、古いものが持っている内容のうち積極的な要素が
新しく高い段階として保持される。
このように、弁証法では、否定を発展の契機としてとらえており、のちに弁証法的唯物論が登場すると、
「否定の否定の法則」あるいは「らせん的発展」として自然や社会・思考の発展の過程で
広く作用していると唱えられるようになった。

私にはそんなドイツ語はさっぱり理解できず、
アイスクリームとバウムクーヘンの合いの子のようにしか
思えなかったのだが、相反するものに共通点を
見いだすことは、考えが対立しているとき、
事態の打開に有効と思われるため、実践してみたい。

アイスクリームとバウムクーヘン、この相反する種類のデザートを
今日は、一緒に食べることにした。
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