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成長と赤ペン

2024-03-16
今後のメンバーの増加にも対応できるように、
「このタイミングでやってしまおう!」と
今月末にオフィスの改装を行う事になった。

大規模な改装なのでさながらプチ引越しだ。
キャビネットを整理していたら、入社直後の若き私が提出した
上司からのコメント入りレポートが複数出てきた。
(弊社は週次のレポートに上司が赤ペンでアドバイスをくれている)

パラパラみてみると「候補者様の本心が聞くのが難しい」とか
「採用の背景が把握できないと魅力が伝えられない」等の記載が。
正直「うわ、全然成長してないかも…」と感じたのだが。
よくよく読んでみると、テーマ(なりたい自分の姿)は同じだが、
それに対しての取り組み方はかなり稚拙だった。

【恥ずかしいレポートの中身】
・自分は頑張っています的な言い回しが多い
・自分語りが結構多くて「で、何?」とツッコミたくなる
・いつかそうなりたいという先送りの内容
・選ぶ言葉の抽象度が高くゴールがぼんやりしている
・結果までの道筋が理想論で「とにかく頑張ります」になっている

我ながら、中々のダメっぷりだと思うが、
当時の自分にとってはそれが見えている世界の全てだったし、本気の本気だった。
「正しい努力をしなさい」と指導されることが多いと思うが、
取り組み始めの頃は手探りであり、自分の本心や軸の部分すら
ブレまくっているので「正しい努力って何???」という状態だったと思う。
その状態から抜け出せたのは「絶対に実力をつけたい」という内発動機は前提だが、
「赤ペン先生との壁打ち」があったからではないかと思う。

転職活動を始めたばかりの方も同じかもしれない。
転職を思い立ち、そこから情報収集して職務経歴書を作る段階くらいでは
まだまだ自分の本心も軸も見えていないこともあるだろう。
とは言え、何年もかけて棚卸をしていてはチャンスを逃すので
我々の様な人材コンサルタントが「赤ペン先生」的な役割を果たす必要がある。

教えるとか、指導するとかではなく、寄り添う。
しかし、単に受け入れるだけではなく、現実的な話もお伝えしたうえで
先に進むヒントやきっかけを提供し、そのうえで自分で考えて頂く。
個人差もあるが、何事もピントが合ってくるまでは
一定の時間と客観的なフィードバックが不可欠だと思うし、
それを糧にして、人は成長していくのだと思う。

その意味では、私自身が学んできたことは、
キャリアコンサルティングのロングバージョンみたいなものだったのだと、
感じるヒトコマだった。
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