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想像力を育むこと

2023-12-08
先日ネットニュースで見た記事だが、遠足で動物園を訪れた児童(恐らく小学生)が
アフリカタテガミヤマアラシに石を数個投げつけるという出来事があったそうだ。
アフリカタテガミヤマアラシというのは、齧歯目の動物で、鋭く堅いトゲがあるのが特徴であり、
普段はハリネズミのようにトゲは寝た状態だが、
捕獲者に対しての威嚇や求愛行動の際に、約3万本の鋭いトゲが立つとのこと。
トゲが立つところを見たかったのかもしれないが、動物に石を投げてはいけない、
ガラスをどんどん叩いて脅かしてはいけない等、「してはいけないこと」という認識はあったと思う。
「石が当たったら痛いだろうな」と想像することができない子がいることに危機感を覚える。
このニュースを見た方々から動物園側に、同様のことが起きないように施設の改修を求めたり、
禁止看板の掲示を呼びかける声が多数寄せられたそうだが、
園側は、動物の生態を知ってもらえるように、あえて柵がない展示方法にしてあること、
さらに「○○禁止!」という看板が至る所にある動物園ってどうなんだろう、という想いがあり
それらの対応はせずに、注意を呼びかけるにとどめているそうだ。

確かに、当たり前のことができない一部の人のために、
あれもこれもダメというルールが至る所に掲示されてる動物園なんて興ざめである。

そもそも動物園って何のために行くのか?
生き物や環境を学ぶための場であり、子供達の情操教育の場である。
それらを教えてあげること、きっかけづくりが大事で、それが大人の役割なのではと思った。

職場においても同じようなことが言えるのではないだろうか。
本来は暗黙知として当たり前のことが守られていて、
それぞれが、業務の目的を明確にし、自分目線ではなく相手の目線に立ち、
自ら思考し行動することができれば、規定やルールがなくてもやっていけるはずである。
しかし、挨拶ができない、期日を守らない、言われた仕事しかやらないなど
最低限のことですらできない人がいるのも事実である。
その結果、ルールは徐々に増え、さらに抜け穴がないように細かくなっていく。
まさに禁止看板だらけの職場と化していく。

そのような組織がある一方で、Netflixは「能力密度」と「自由と責任」のカルチャーを重視しているため、
社内ルールは存在しないらしい。
彼らが目指しているのは、例えば
・最高の人材に最高水準の報酬を支払い、その原資が不足するのであれば、
それほどでない人材を何人か解雇してでも原資を確保すること。
・リーダーの最優先目標は、最高の同僚だけで構成される職場環境にすること。
・最高の同僚とは、クリエイティビティと情熱を持って、重要な仕事を山ほどこなす人のこと。
・部下には意思決定に必要な情報を与え、最終判断は部下に委ねる ・・等
つまり、ルールが不要なドリームチームを形成し、その密度を高めること。
能力密度が高くなるほど、社員に権限を含めて自由を与えることが出来る組織になるということだ。
社員一人ひとりのコンピテンシーを高めることが、まずは第一歩になる。

「働く」ということの目的を考え、
この業務の目的は何か?ゴールはどこにあるのか?誰のためのものか?
目的を明確にし、自ら思考し、実現に向けて自ら行動していくことが自走する組織を作ることに繋がる。
働くということについて考えるきっかけとなれるように、
自らも、ありたい姿とそのために必要なことは何かを考え続ける必要があると思う。
今年も残すところあと1ヶ月を切ってしまった。
今年の自分は去年よりも目指す姿に近づけただろうか。
改めて振り返り、1ヶ月も時間が残されていたとチャンスに捉え、自分自身に挑戦していこう。
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