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コンセプトという幹

2011-11-30
よく、週刊誌やインターネットニュースでテレビ番組の視聴率の記事を目にする。
その都度、取り上げられるのが、『出演者の旬』という言葉である。
果たして、番組というものの『モノづくり』と出演者に大きな因果関係はあるのだろうか?

決して、出演者の肩を持つわけではないが、『モノづくり』自体にこだわりが無くなったのでは無いだろうか?
何を世の中に伝えたくて、何を意図して作ったものなのか?
作り手の表現力の無さを憂う事の方が自分の中では多いように思う。

出演者頼りで作品を創出してきたことの“ツケ”が回ってきたのではないだろうか?
作りこみの技術や効果、視聴者の立場に立った『コンセプト』が無くなってきている。
出演者で自分の地位や立場を上げてきた制作者が不出来の際には出演者の責任とする。
どこの世界でも同じようなことがあるものなのだなぁと感じた。

日本は『ものづくり大国』と言われてきた。品質・技術力において、まだ世界のトップレベルにいる事は間違い無い。
しかし、この『ものづくり』に最近影を感じている人は多いのではないだろうか。
日本の産業はこれまで製造業が中心であったし、今後もその点は変わらない。
ただし、これまで通りの製造業ではいられないのではないか?

日本の精密機械機器などは「芸術品」のレベルで民生品を量産化できるのは世界を見渡しても
日本メーカーしかない。1980年代に諸外国に対して、日本の製品が怒涛のごとく市場流入し、
諸外国は恐怖すら覚えたと言う。しかし、この10年間で状況は一変した。
今、諸外国は日本を脅威とは感じていない。日本人はコンセプトを与えないと何も作り出せないからだ。

自動車、テレビ、ビデオなどいずれもコンセプトを生んだのは米国である。
日本人もコンセプトを作れるようにならない限り、製造業の真の復権はないのではないだろうか?

市場や景気の責任にすることは簡単な逃げ道なのかも知れない。今、しっかりと前を見据えて
『コンセプト』を作り出す、見直す時なのではないだろうか?

弊社も設立から一年が経った。多くのお客様に見守られて、少しの安定感も生まれた。
しかしながら、今一度、設立の『コンセプト』を振り返り、原点に立ち返ろうと思った。
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