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寄り添い方

2022-02-18
先日、少し奮発して高めのレストランに行った。
コロナ対策も万全、個室完備でネットの評価も上々、
久しぶりにテンションも上がったのだが
店員さんの対応や料理の出し方で水を差されてしまった。
表現し難いが、不愛想なわけでも不慣れなわけでもなく、
とにかく自分の感覚にはマッチしなかった。

人材紹介の仕事をしていると色んな職種や年齢の方と
お話をさせてもらうのでよくわかるが、
個人が持つコミュニケーションの「感度」はそれぞれだ。
友達と話しているように距離を近く感じる方もいれば
ペースが合わず距離ができてしまう方もいる。
そんな時は回転速度を上げて情報の密度を高めようと
頑張ってしまいがちだが、量やスピードに頼っても
たいていの場合は上滑りして結局うまく行かない。
やはり、感度を無視したアウトプットは不快という事だ。

転職した直後も同じ様なことが言える。
「自分のスキルを発揮してやるぞ!」と意気込む前に、
まずは新しい隣人の情報感度を知らなければならない。
実際、その関係構築が苦手な方も多いだろう。
どんなに前職でエース級の活躍をしていた人でも、
仲間のサポートが無ければ良い仕事はできないし、
下手をすれば身内に敵を作ることだってある。
その意味では生き抜く力が強い人(転職向き)というのは
相手の感度を正確に把握できる人なのかもしれない。

よく「相手の立場になりましょう」と言われるが、
それができたらそもそも苦労しないと思う人も多いだろう。

一つ、やってみる価値がある方法として、
「相手の目から見える自分の姿を想像する」というのがある。
相手の気持ちそのものになるのは難しいが、
「相手が見ているだろう景色」をイメージする事はできるはずだ。
それを繰り返すと「相手が自分をどう受け止めているか?」という
意識を持ちやすくなり、共感の入り口に近づく実感が持てる。
その訓練の場として、WEB会議がおすすめだ。
画面上に相手と自分の姿が同時に映っているはずだが、
自分が話す時は自分の姿をじっと見て話をしてみると良い。
そのうち、見なくても自分の話す姿が鮮明にイメージできるようになる。

相手の感度を把握する努力を継続すれば、
一方的な量とスピードで勝負するのではなく、
相手が欲する適量を適切なタイミング出したいと思うはずだ。

結局、レストランでもコミュニケーションでも大事なのは居心地の良さ。
それで初めて、料理や情報を味わえる感覚になれるのだろう。

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