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経験の質

2021-02-12
先日、ボクシングの「LEGEND」という興業が開催された。
年末からもそうであるが、若い力の活躍に考えさせられるものがある。
近年の優秀な選手の輩出には教育者・指導者の影響も大いにある。
同時に選手自身の弛まぬ努力との経験の質向上によるものだと思われる。

格闘技というのは1on1だと考えられがちであるが、
セコンド(パートナーシップ)の質も重要な要素を占めている。
ラウンド制を敷く競技では(ボクシングの場合は1分間)インターバルを挟み、
次ラウンドから明らかに動きが変わる選手が存在する。
(選手がセコンドの指示・意見を得ること(第三者視点を知る)で、
まるで放映されている自分の姿を見ているような感覚をうけるのだろう。)

興業の場合、会見トラッシュトーク、計量を経て試合当日を迎える。
(興業の醍醐味は当人同士が試合に向かうまでのことをまるで短編映画のように
ストーリー立てるように演出されることで観客(視聴者)は魅せられるのである。)

実際に拳を合わせるまでは相手との本当の距離を見極めることができない。
(選手が放つオーラやメンタルのタフさ、会場の雰囲気など)
しかし、最近では分析の技術の発展により、事前に相手の行動特性を知ることができる。
ここでいう分析とは技の展開(引き出し、パターン)であることは前提として、
相手のメンタル(精神状態)や意識面の分析をしているということである。
人の動きに絶対はないが、精神状態や意識下のパターン、バリエーションを知ることはできる。

経験の質を高めるには体験したことを具体的に振り返り、次回の機会への糧にすることである。
この行為こそが成長を促進させる行為であり、経験の質なのである。
競技の世界ではどのような選手にも選手生命ピークがあり、制限がある。
(ある意味ゴールを強制的に設定されるが故に成長を促進させ、副次的な効果を齎せているのかも知れない。)

質を高めるにはやはり行動を見直さなければならない。
会社組織というものにも上司やメンターなどの制度がある。
これは限りなく選手とセコンドのような関係に近いのである。
私たちの仕事も常に画面の向こう側で誰かが評価しているということを忘れてはならない。
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