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芸人という人材

2019-07-09
「闇営業」という言葉が話題になっている。
元来は、反社会勢力との付き合い云々ではなく、
事務所を通さず直接仕事を請け負う事をさす。
ダイレクトに請け負えば、中間手数料を取られないので、
ついつい手を出してしまうという事らしい。

ネットなどでは、サラリーマンの副業規制の文脈で
この話が議論される事も多いようだが、
個人的には、会社のお金を使い込む横領だったり、
取引先からの利益供与などに近いと感じる。
その意味で十分に悪質な行為で、相応のペナルティも仕方ないだろう。

それも含め、芸人を職業として捉えると、
中々割に合わない仕事だと思う。
そもそも人を笑わせる事が難しいのに、
それをお金に変える事がさらに難しいからだ。
昔、大御所のお笑い芸人が
「人を笑わせるのは泣かせる事の数倍難しい」と言っていた様に、
本来、職業選択に相当な覚悟が必要な仕事のはずだ。

少しばかり体力があればスポーツ選手になれるわけではない。
ちょっと絵がうまければデザイナーになれれるわけではない。
なんとなく説得力があれば弁護士になれるわけでもない。
そして、クラスの人気者が必ずしも売れる芸人になれるわけではない。
ほとんどの人は、どこかで悟って別の仕事を選択している。
夢の無い話だが、人によっては早い段階で、
進む道の見極めをしたほうが幸せな場合も多い(社会にとっても)。

そう考えると、とにかく自分の好きや得技に
磨きをかけていく事に没頭するのではなく、
どうやってそれを応用するか、何に結び付けていくかという方向に
もっと知恵を使った方が、最終的に全体の幸福度が上がるのかもしれない。

その意味で、人を笑わせる能力というのは、
どんな業界、どんな職種でも必ず応用が効く強いスキルだと思う。
大手事務所には6000人くらいの芸人さんが所属しており、
まともに稼げているのはほんの数%らしい。
「笑い」の強いスキルを持った有望な人材として捉えると、
実にもったいない機会損失の様に思えてきた。
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