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節電に思うこと

2011-07-21
自分がまだ幼少のときにみた映画で「ゴジラ」という作品がありました。
誰もが聞いたことのある日本の特撮を代表する作品で、少し前にはハリウッドデビューもしていた大人気怪獣です。
最近のゴジラは良く知りませんが、どうやら怪獣対怪獣という子供向けの映画になっているようです。
ですが、もともとゴジラというのは大人に警笛を鳴らす作品であったことを、どれくらいの人がご存じでしょうか?

初代ゴジラのストーリーは、水爆実験により爬虫類の一種が原子力の影響を受け、人類と接触する。
ゴジラは絶えず原子力の何かを体内に蓄える必要があり、発電所などに向かって行く。
その大きさと未知なる生物に危機感を感じ、人類が明日を見出そうと手を打つという典型的なパニック映画です。
最終的には人類の「核技術」によって、初代ゴジラは絶命してしまいます。

という流れから、人類のエゴによって生み出された怪獣は、ただ生きる術を求めるが故に、人類のエゴによって命を絶たれてしまう。何とも傲慢なストーリーでした。
子供ながらに、何とも言えない後味の悪さを覚えていますし、その時に人類の欲深さと業、奢りを書いているんだなと感じてしまったために、面白味が分からなかったと記憶しています。
同作品の制作と上映は1950年代だそうです。

そんな時代から、既に人類が御し得ない代物「原子力」について警笛を鳴らしていたのです。そこまでのメッセージがあったかどうかは別として、ただ「原子力」という未知な力に対する畏怖の念と猜疑心が人々には確かにありました。
近年、発電ということで人類の味方につけたと感じた奢りが、また不安定な状況になってきています。
やはり原子力は味方にはならず、また御しきれていないことも如実に訴えてきている状況でしょう。

これ以上、エネルギーが本当に必要でしょうか。
人類の欲深さと、それに比例していく業の増加現象を、我々はどこで食い止めるのでしょうか。ただただ原発反対と言っていても意味がなく、それの代替え案を考えることも必要です。でもその前に、我々の生活スタイルを見直し、人類が出来る精一杯の技術で賄える消費スタイルを確立しないといけない気もします。間違っても政府や電力会社だけの責任にはせず、我々が創造したモンスターであるという認識を。
試されているのと同時に原点回帰を迫られているというような時代だなと痛感しています。
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