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差別化について

2018-05-28
最近のコンビニは、日々入れ替わりで様々なモノが陳列されており、
ついつい長居しまうことが多くなっている気がします。
ちょっとした気分転換にもなる場所だと個人的には感じています。
小売業界の中でもひときわ業績好調で店舗数もまだ増えていくようです。

反対に昔からある町の個人商店などは、非常に厳しい経営を強いられており、
どうやって生き残っていくかに思考を凝らしているようです。
大きなものに小さなものが立ち向かっていくには「差別化戦略」が必要であり、
これが突き抜けることが出来ると、大きいものにも対抗できる強さをもちます。

差別化を図った書店の成功例がつい最近、テレビの特集で組まれていました。
業態的には、生き残ることが厳しい業界であり、その背景としてネットの普及、
通販の台頭など、お客様が店頭に足を運ばなくても本を読める環境が
整ってきた事があげられます。
結果として、多くの書店では売上が厳しくなっている現実があります。
特集されていた書店は北海道の片田舎の本屋でした。
その書店もバブル期はものすごく繁盛していたそうです。
しかし、バブルが弾け、客足も減り、何度か倒産の危機にあったそうです。

そんなある時、お店に店主の知人が来店し、
『この1万円で良い本をいくつか選んで欲しい』と言うリクエストがあったので、
それに応じて、店主はその方の悩みや考え方などを聞きながら、
どの本がこの人の心に響くのだろうかと考えた上で、本を選定しました。
しかし、その方は選定された本を見た事もなく、半信半疑で読んでみたところ、
深く感銘を受けたそうです。

それからというもの、店主は店頭には古くても、店主が良いと感じた本を置くようにし、
『話題の本』だけを陳列する販売方法をやめました。
来店する読書家も大型の書店で見ない本が置いてあることに興味津々です。

それからと言うもの、来店下さるお客様の対応に加えて、
『その人の心に響く本を選んでお届けする』という差別化を図ることにしました。
本を選ぶ手数料も貰いません。費用として掛かるのは書籍代と郵送料だけ。
この店主に本を選んでもらいたい人は全国に沢山おり、予約は半年待ちだそうです。
ただ、これだけのニーズがあっても儲かってはいないとのことです。
一人ひとりのご希望やご要望にお応えするのには、自分がそれ以上に本を買って、
読んで、知らなくてはならないからだと思います。

そんな店主はご自身のことを、皆に必要とされて『日本一幸せな本屋です』と仰っておりました。
『ただ、世の中には知られていない素晴らしい本が沢山あることを知って欲しい』
だけなのだそうです。

このようなこれまでに無い差別化を行うことで、店主もお客様もハッピーな状況を
創り出しています。その甲斐もあって今では経営も落ち着いているようです。
セオリー通りに出来なかったり、思い通りにいかなかった時、
自分の差別化を考えてみるのも良いかもしれません。
自分だからこそできること、他者では出来ないことを考えて、社会や会社の利益に貢献する。
私も自分の差別化できる点を考え、努力し、皆様に貢献していきたいと考えさせられました。
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