ロボット化する人

2018-05-14
今は、自分の代わりに“分身ロボ”が授業に出て、学ぶことが出来る時代らしい。
特別支援学校やフリースクールなどに限られるらしいが、
「OriHime」という体長20センチのロボットが自分の分身となって授業に参加する
仕組みが導入されているところがあるそうだ。
学ぶ側がタブレット端末でログインし、端末の画面を見ながら教室にいる先生の授業を
受けることが出来るなど、オンライン教育が広がっているらしい。

確かに、病気などで物理的に教室に行くことが出来ない生徒にとっては、
毎日の楽しみになり得るし、また、学びたいことを、場所や年齢に関係なく
北海道からでも海外からでも、世界中の授業に参加できるようにもなるため
学力の向上にもつながるという意味ではメリットも大きい。

しかし、この記事を読んで「コミュニケーションの在り方」について疑問が生じた。
自身の仕事上、相手の表情やしぐさ、「間」などを感じながら、
人とのコミュニケーションを取るように心がけているため、この表情のないロボットで、
「先生は生徒の表情を見ずに、どうやって生徒の理解度を知るのだろう」と
純粋に不思議に思ったのだ。
何だか話し手の一方通行で、人類のコミュニケーション力は
益々低下するのではないかと心配にさえなり、アンチデジタル論を掲げたくなる。

オンライン教育がいくら進んでも、世の中からキャンパスが
なくなってしまうかと言うとそうはならないだろうと思う。

デジタルネイティブの6割以上がアナログなサービスやモノに興味があるという
アンケート調査結果もあるようだが、この結果からも言えるように、
デジタル化が進めば進むほど、逆のものに魅力をより感じやすくなると言える。
私たちが、人というアナログな存在である以上、デジタルだけでは
人の心を動かし、行動や意識に変化を与えることはできない。

求人案件も今やインターネットで簡単に検索・応募、面接さえも出来てしまう
HRテック時代ではあるが、転職という自分の人生をも左右してしまう選択だからこそ、
アナログを求める声も多いに違いない。

弊社では創業当初からこだわってきた部分ではあるが、これまで以上に、
人が介在することの意味・意義を追求し、
こころの声をひろい、届けられるよう、邁進していきたいと思います。
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