背景を考える

2018-03-20
背景とはー。
お仕事をさせていただくことの中でもそうですが、
普段生活をしていく中でもふと考えさせられることがあります。

一口に背景と言っても
歴史的背景、政治的背景、人間関係的背景など様々な背景が想起されます。

歴史的背景⇒もともとのルーツや考えに基づき、現在はこうなっている。
政治的背景⇒政治的理由による動き。一個人では介入できない程の大きな影響を与えるもの。
人間関係的背景⇒人が生活をしていく中で生まれる感情、人間同士の結びつき。

例えば、多くの企業様を担当させていただいておりますが、
企業様には必ず発祥の地、起源があります。
今後、やりたいと考える事業や展望などから人の採用や設備投資がうまれます。
これだけ見ても、前述させていただきました、3つの背景はとても重要だと考えております。

同時に日本には四季があり、様々なイベントがあります。
ひとつに、3月、4月春の季節は出会いと別れの季節と言われます。
採用、入社式、入学式などの観点から、その背景を考えてみました。

テーマ:「花見」
もうすぐお花見の時期ですが、桜の木の下で飲食を楽しむことは、
世界的に見ても日本にしかない珍しい文化。
「いつ」「どこで」「どのように」お花見の文化が形成されたのか。
先程の3つの背景で考えてみる。

歴史的背景
・花見の起源、実は中国に?ルーツは奈良時代、中国に派遣された遣隋使がもたらした
 梅を見る文化が始まりだといわれている。
・平安時代から「桜は特別」だった平安時代の貴族で代表的な歌人、
 在原業平(ありわらのなりひら)はこんな歌を詠んでいる。
 「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」
・一般庶民へと広まったのが江戸時代の中頃だ。
 これは、第8代将軍・徳川吉宗が花見を奨励したことが背景。

政治的背景
・桜の名所となっているJR王子駅近くの「飛鳥山」や隅田川の川沿い、
品川区の「御殿山」は、第8代将軍徳川吉宗が桜を植えさせて作ったもの。
花見を奨励したワケは、幕府への不満を和らげるため、庶民に楽しみを提供したなど諸説

人間的背景
・「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」
(現代語訳)世の中に桜がなかったなら、咲くのを心待ちにしたり、
散るのを惜しんだりと、こんなに心を煩わせることはないのに。
桜に心ひかれるあまり春をのどかに過ごせないほどだ、とよんだようです。
桜がいつ咲くかとソワソワ、ワクワク、桜が散ってしまうと切なさを感じるのは、
現代の私たちにも共通する感覚だと思います。

背景を考える中で物事に意味を持たせて理解することができます。
今の現代ではネット社会で情報があふれていますが、実は人が感動や興味関心を引くのは
こういった背景と結びつくエモーショナルな部分だと思います。

お仕事に通ずる部分だと改めて実感するとともに
今年の花見うんちくの材料になれば幸いです。
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