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豊かな人生をおくるために

2017-10-11
『定年後』(楠木新著/中央公論社)という本が
発売から2か月で14万部のヒットになっているそうです。
このご時世ですから、年金保障問題などのため老後の生活の不安や、
定年までに何をどうしたらいいのかと何年後・何十年後かの将来に
漠然とした不安を抱いている人が多いということなのでしょう。
著者いわく、収入も肩書も居場所も失う中で、イキイキと老後を過ごしている人は
2%にも満たないそうです。
一方、50歳前後の会社員で定年後を明確に意識している人は極めて少ないとのことですが、
定年後を意識して昨今の「働き方改革」で残業が減った分、
趣味を見つけることに時間を費やせば豊かな老後になるのかというと、
違うように私は思いました。

スポーツ選手は選手生命が短いため、否応なく第2の人生を早くから意識して
考えていなければなりません。
引退後の人生が豊かになるためには、選手としての活躍が必要となり、
さらに活躍する選手になるためには・・と遡った明確な目標が必要です。
有名な話では、イチロー選手は中高では全国大会に出る、高校卒業後はプロに入団し、
ドラフトで1億円以上の契約金が目標、と小学生の頃から明確な目標をもっていたそうです。
なりたい自分、ありたい姿になるためには、自分で自らの人生を
プロデュースすることが大切だということに気づかされます。

結局は、定年後にどうしようということではなく、「自分の人生に主体的になる」という
ことが大事なのだと思います。人生の中には仕事も含まれます。
上司など誰かから指示されたこと・与えられたことをやっているだけでは、
いくらクリエイティブな仕事に見えても、こなしている・流されていることにしかならない。
そこに目標や目指す姿を自分自身で定め、主体的に取り組んでいこうとする思考や行動に、
人が集まり、出会いが生まれ、新しい自分との出会いにも繋がるのかもしれません。

流されたままの現状から、何か自分を変えなければと思っている人は、
定年後を考えるのではなく、今の仕事や社会との向き合い方を見直し、
自らがプロデューサーとなり創造し始めることで、
豊かな人生にしていく一歩に繋がるのではないかと思います。

私たちが伝えようとしている「働き方の提案」とは、
仕事に対して主体的に取り組むことで、組織からそして社会から
必要とされる存在になるための提案・サポートにすぎないかもしれませんが、
ひいてはその方の人生を豊かにするためのサポートだと考えると、
一人ひとりへの責任の重さを感じるとともに、
その出会いを大切にしなければと思わされます。
また同様に、自分自身が豊かな人生をおくるためには、
今与えてもらっている役割の中で何ができるかを考え、
それを公私にわたり、多角的な取り組みに発展させ挑戦してみることも
良いのかもしれないと思える機会になりました。
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