あり方

2017-07-10
最近、将棋の藤井四段が、歴代最多の29連勝を達成し、話題になった。
将棋と違って、野球やサッカー、テニス等は、見た目に派手な動きがあり、
ルールを知らなくても、プレーの凄さが伝わってくる。
一方で、将棋は、対局を見ても、ルール等を知らないと、何が凄いのか解らない。
だから、今回のブームの中で、「藤井氏は何が優れているのか」という解説が盛んに行われた。
そんな中、「藤井氏の強さの一つは、相手の弱みを突くのが上手い点だ」という新聞記事を見かけた。
私は、将棋の事は下手の横好きで、上記の記事が正しいかどうかは解らないのだが、
記事の内容に違和感を感じ、下記のような事を考えてみた。

大変、大雑把な分け方かもしれないが、これまでの将棋の棋士は、大きく二通りに分かれると思う。
一つは、日本が経済的にまだ貧しかった時代によくいた、「勝負師」タイプ。
相手に心理戦を仕掛けたり、勝負の様子が人間模様に富んでおり、盤上の戦い以外も興味深かった。

もう一つは、七冠を達成した羽生善治氏に代表される、「羽生世代」以降の棋士。
人物像としては、割と淡々としている印象を受ける。
羽生氏のインタビューを聞いていると、「ご本人としては、『目の前の相手の弱点を突いて勝とう』と
いうより、いつも謙虚に最善手を追求しているだけなのだろうな」と感じる。
藤井四段も、こちらのタイプに入るのではないだろうか。
藤井氏のインタビューを聞いていると、本当に謙虚な人だと感じさせられる。
対局する相手に敬意を払い、いつも最善手を追求する結果、
藤井氏の差す手が、自然に、相手の弱みを突くような手になっているのではないだろうか。

ビジネスも上記と共通する点があるが、目先の事だけ追い求めても、上手く行かない。
掛けた労力や時間も大事だが、最も大事なのは、あり方だ。

弊社では、創業以来、「働き方のご提案」を続けて来たが、人様にこういった事をご提案する以上、
私達自身のあり方が問われる。常に襟を正す気持ちで、「求職者様に対して、組織の核となる働き方の提案」や、
「企業様に対して、核となる人材のご紹介」を行って来た。
有難い事に、お客様から、求職者様や企業様のご紹介を頂く事が珍しくないのは、
こういった姿勢を支持して頂けたからではないかと感じている。

お客様とお話しすると、人材紹介業全般に対して、厳しいご意見を耳にすることもある。
そういったご意見は真摯に受け止めながら、
人材紹介業の本来あるべき姿を今後も目指して、いつも最善手を追求していきたい。
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