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本格派

2017-03-13
十代から二十代にかけて、海外で長く生活しておりました。
当時は文化を理解したいという思いもあって、なるべく現地の人が
食べるようなお店で食事をしていました。

日本に帰国してからも、エスニック料理店等に足を運ぶのですが、
日本にある他国籍料理店は、大きく二つに分かれる傾向があるように思います。

日本人の舌に合わせる店と、現地の味を貫く店です。

一般的には日本人の口に合わせるお店の方が、繁盛していることが多いように感じます。
これは当然のことで、多くのお客様が「おいしい」という感覚を求めている中で、
「本流」を求めている人、「本流を知る人」が、一部に過ぎないからです。
「おいしい」という感覚が、日本人としての食生活に根ざしている以上、
日本人の味覚に合わせる店の方が繁盛するのは、当然のことなのです。

しかしながら、個人的には、現地の味を突き通すこだわりの店が好きです。
香辛料等も現地のモノを使い、同じような調理方法で作られる事に意味があるのです。
アメリカを訪れる多くの日本人がカリフォルニアロールに違和感を覚えるのは、
日本の伝統的な料理である「寿司」を勝手にアレンジし、別の次元ものを「sushi」として
流通させているからではないでしょうか。

実際に自分が通う料理店ではその国出身のシェフがおり、現地の食材を使うことで、
限りなくその国の本当の料理の味を提供してくれています。
またそのお店に訪れるお客さんも、その事を理解し、本当の味を楽しんでいる方が多いように感じます。

少数派の現地の味へのこだわりは、一部、自分の仕事に通じるところがあると思います。
弊社の仕事がコンサルタントと名乗る以上、八方美人な態度を取ったり、
毒にも薬にもならないような意見を言ってもその場しのぎにしかなりません。
勿論、最終的には、お客様のお一人お一人が、ご自身で決断することになるのですが、
転職希望者の仕事選びという大事な場面でのアドバイスを求められ、
責任がある以上、ハッキリとした態度や意見が必要だと考えています。

振り返ると、歯に衣着せず、随分ズバズバとモノを言ってきたようにも思います。
それでも長い付き合いのお客様が多く、弊社をご指名頂けるのは、
自分のことを真剣に考えての発言だと、お客様に伝わっているからではないかと自負しています。

異業種のコンサルタントを見ても、(根底に相手を思う気持ちがあって)
はっきりモノを言うコンサルタントに、根強い支持が集まる傾向があります。
日本人は、直接的にモノを言わない傾向がありますが、特に大事な場面においては、
相手にメッセージがしっかり伝わるよう、毅然とした態度でアプローチする必要な場合もあります。
これからも、本流にこだわり貫き続けたいと思います。
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