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ミシェル米大統領夫人のラストメッセージ

2017-01-16
今月20日に、新たな米国大統領としてトランプ氏をホワイトハウスが迎える。
一方、同日にホワイトハウスをオバマ大統領と共に去ることになるミシェル夫人が
公式としては最後となるスピーチを先日公開行事にて行っていた。
その動画をたまたま目にする機会があり、人の心を動かすスピーチに感動した。
スピーチの内容自体は、日本人である自分にはピンと来ない部分もあったが、
ミシェル夫人が、自身の言葉で想いを語り、訴え、聴衆の心を動かしていたことに感動した。
また、「働く」ということを考えさせるスピーチだった。

「この国はあなた方のものです。あらゆる経歴、あらゆる社会的地位のすべての人々のもの。
多様性こそが(移民・人種・宗教などを指していた)、米国の誇り高き伝統の一部である」と、
白人主義・反グローバリズム的な発言をするトランプ氏とは真逆なメッセージを送り、
「たゆまぬ勤勉さと優れた教育があれば、どんなことも可能になる。
大統領にだってなれる。それこそがアメリカンドリームなのです。多様性こそが米国を形作っている。」
貧民街からハーバード大学で学び、苦労と努力の上にファーストレディーとなった
ミシェル夫人だからこそ、言葉に重みがある。

これからトランプ氏がどのような政治を行っていくのかは分からないが、
決まりつつある閣僚の顔ぶれから、政治家ではなく経営者集団(+軍人)のようだ。
ビジネスマンであるトランプ氏とすれば、
「アメリカという大会社の利益をいかに出すか。いかに儲けるか。」ということなのだと思うが、
会社は金儲けだけでは、いつかは崩壊する。

会社は、あり続けるためには売上は必要だが、
存在し続けるためには、存在意義が必要。
より豊かな生活、安心できる生活‥等々、周囲から必要とされ続ける会社でなければならない。
アメリカという国も、自国の経済発展・利益は当然必要ではあるけれど、
利益ばかりを追求するのではなく、そこに住む約3億200万人の人々から必要とされ、
誇りに思ってもらえなければならない。
それは日本も同じか・・苦笑。

ミシェル夫人はスピーチで次のようなことも語っていた。
「自由を当たり前のものと思ってはいけません。
自分の自由を守るには自分の役割を果たさなければなりません。」
そして「恐れるのではなく、希望を持つこと。
目的意識を持って決然とした姿勢で自立、模範となること。」
つまり国民一人一人の意志が必要でることを述べている。
求めるだけではなく、求められる役割を、自らの意志、希望的な目的意識を持って、果たすこと。
これもまた会社組織と似ている。
個の集合体ではあるけれど、一人ひとりの意志・意識が同じ方向に向かうことで、
「多様性」が生まれ、「英知」の集まりになるのだ。
一人だけ組織(その他の皆)に頼りっきりで自分のことばかり考えているのではなく、
個々が会社について考えるということ、良い方向に繋がるように周囲と連携することなどが
「働く」ということなのではないだろうか。
そして、それこそが「ダイバーシティ」なのではないだろうか。

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