言葉の持つ価値

2016-10-18
ノーベル文学賞をボブ・ディランが受賞した。
文学者でない彼がノーベル文学賞というのは確かに違和感があるが、
ポピュラーミュージックを歌詞の持つ世界観によって
高い地位にまで引き上げた功績が認められた、という事らしい。
楽曲については詳しくないが、
言葉(強いメッセージ)には人を動かす力が宿っている、
という事を再認識させてくれた出来事だった。

ボブ・ディラン本人は、
「歌詞は音楽以上に大事。歌詞がなければ音楽は存在し得ない」と
若い頃から公言していたようだ。反戦や人種差別などへのアプローチに
代表されるように、人間が持つ愚かさや危うさをテーマにした作品は
とりわけメッセージ性に優れている事が良くわかる。
音楽と文学どちらが高尚なのかというのはさておき、
どちらも人間が作り出し、とりわけメッセージ性に優れたものは、
時代を超えて、また新しい世代に受け継がれていく事が共通しており、
そこからまた、新たなカルチャーや強い結びつきを形成していく。

昔の人も現代人も、この辺りは大きく変わらない部分だ。
人は、常に他者との関係性の中で生活しており、
何かを伝えたり、伝えられたりする事で様々な決断をしている。
そのつながりの中で、より良い環境を作りたい、
もっと幸せになりたい、誰かの役に立ちたいと考えて生きている。
今の様に、AIやIoTが台頭しても、いや、すればするほど
より強い結びつきを求めるようになるかもしれない。
技術革新が目覚ましい今の時代で、このタイミングだからこそ、
ボブ・ディランが受賞した意味が大きい様な気もする。

人材紹介エージェントである我々コアという会社が
世の中に提供できる事は「働き方の提案」という事になる。
これは、最新の情報や過去の記憶、あるいは想いなどを総動員させて、
言葉としてお客様に提供している、いわば我々のメッセージだ。

お客様のご満足が一番に来る事は当然として、
数ある選択肢の中から弊社をお使いいただき、
その上で、耳を傾けて頂ける全てのお客様に対して、
流行り廃り、一過性でない意味のあるメッセージを
どのくらい伝えて行けるかが、我々の存在意義だと思う。

言葉の持つ力、そして怖さを改めて認識しながら、
これらかも日々、お客様と真剣に向き合っていく。
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