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永続的企業価値

2016-10-11
かなり前に往訪させて頂いた老舗企業があった。
当時、業界では隠れた優良企業などと言われ、良い技術も持っていたし、
商品も定番商品だったので、営業も、売りやすいのだろうなと思ったものだ。
その時話した方も、『うちの会社は、人は辞めないのですよ』とおっしゃったので、
『どんなところに魅力が隠されているのですか』と私。
すると『今のところ安定しているからじゃないですかね~』と・・・。

私も当時は若かったのもあり、商品がよく売れて、それなりの給与も貰えるなら最高だよな~
などと羨ましく思ったのを覚えている。

当日、応接に通される際に、執務室を横切ったのだが、
中高年の方が多かった印象のあった私は、
今のうちに人材獲得に動いた方がいいのではと、
ご提案させていただいた。

しかし、「今は順調だから必要ない」という事と、
過去に中途採用をしていないので社内の同意を得るのが困難だから面倒という話だった。

順調ならそれでよいと、私も特にそれ以上はご提案しなかった。

先週、その企業の近くまで行ったので、ちょっと寄ってみようと足を運んでみた。
当時の担当者も変わらずにいらしたので、お話を伺うことにした。

結果、売り上げは当時の半分くらいに落ち込んでいるという話だった。
そして言われた言葉が、
『優秀な管理職がいない』
ということだった。
そして管理職の紹介の依頼を頂くことになった。
『今のこの状態で優秀なマネージャーが来る魅力はありますか』
と問いかけたところ担当者は何も言えなかった。
労働環境や待遇、社内の雰囲気もだいぶ悪くなってしまっていた。

改めて思った。
組織も人間も追い込まれないと動けないのだと。

しかし、追い込まれてからは身動きの取りようもなく、どうにもできない。
企業にも人にも逆転満塁ホームランは滅多にない。

今回のポイントは企業経営が順調な5年前に、
5年先を見据えた人材の獲得をしていたか否かであると思う。
また、この企業の「働き方体質」にも問題があったようだ。
企業価値が問われる部分だ。

我々は働き方の価値をご提案しようと試行錯誤している同志の集まりである。
報酬のためだけに仕事をしているわけではない。
人のキャリアと企業成長という二軸を
考えながら提案していくチームである。

今回の件を上司に報告したらこう言われるだろう。
「君はそれでも企業担当か!」
「なぜ、5年前に真剣に向き合わなかったのだ!」と。

我々のチームはお金になればそれで良いという考えではない。
如何に自分のバリューとコアのバリューを高めながら
企業や求職者様にキャリアのご提案ができるかを追求している。
今後も我々はそこだけはブレることなく、お客様に対して
精一杯対応していく必要がある。

結果、企業と求職者様がそれぞれに
存在意義とあり続ける理由の中で成長して頂ける一助となればと思う。
そのサポートをしていくことで我々や我々の会社のバリューも高まることになり、
永続的企業価値と社会への存在意義に繋がっていくこととなるのだと思う。
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