FC2ブログ

受信と発信

2014-10-09
私が以前、実家に住んでいたとき、地元で名士と言われる方と、
お付き合いをさせて頂いた事があった。
いつもお忙しく、日本各地を飛び回って活躍しておられる方だった。

私が実家を出て、離れた地で暮らすようになり、だいぶ経った後、父が亡くなった。
そのとき、上記の方から、実家に弔電が届いた。
その方と父とはお付き合いがなかったが、丁寧な方だと思った。

一周忌を迎えた頃、その方の秘書の方から、お電話を頂いた。
ご本人様が、線香を上げさせてほしいということだった。
ご指定の日程に、家人も私も都合がつかなかったため、
その話はなくなったが、何度も連絡をもらううちに、ふと不思議に思った。

ご本人がどういう意図かは分からないし、穿った見方だったら申し訳ないが、
地元の人間の家に来ること自体が目的のように感じられたのだ。

もしこの受け取り方が実際と違ったら、誰にとっても損な話だと思う。

自分を振り返ると、同じことを人にしていないだろうか。

人に何かしていただくとき、自分の気持ちを人に伝えているか。
気持ちがあっても、正しく伝えているか。
そもそも相手を思う心があるか。

生きていく以上、働く以上、人と関わることは不可欠だが、
何かを伝えたり人に会うということは、それ自体で完結するのではない。
根本に相手を思う気持ちがあって、それが相手に正しく伝わって、初めて成立するものだと思う。

ついつい、自分への評価は甘くなってしまうものである。
自己満足のコミュニケーションになっていないか、いつも厳しく自分を振り返りたい。
スポンサーサイト



tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://corejp.blog.fc2.com/tb.php/175-20e0e45c

<< topページへこのページの先頭へ >>