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ギブ・アンド・テイクを超えたもの

2013-10-16
高校を卒業したのはもう十数年前になるが、その高校の卒業生が集まる会があったので、行ってきた。
幅広い学年の集まる交流会で、上は40代後半の方から、下は就職活動を始めたばかりの学生さんまで様々だった。
この会は、数年目を迎えるそうだ。
今年は百人近く集まり、会場では、親子ほど年の違う人同士が、楽しそうに話し、活気があふれていた。
二次会、三次会まで盛況だった。

会の終わりに、それぞれの参加者から一言、という時間があった。
20代の参加者は、どちらかというと、「私はこのようなことをやっています」など、PR的なものが多かった。
一方、40代前後の参加者は、余裕があり、「年の差を超えてお互いにふれあうようにしてください」と言ったり、
他の交流会(女子会・オフィシャルな同窓会など)のアナウンスなど、
他の人を世話するような発言が多かった。
そういった方が若手を見守る眼差しは、なんとも言えないあたたかいもので、
私も将来そんな人間になりたいものだとしみじみ思った。

そういった、他の参加者を世話するような姿勢の方を見ていると、自身が満たされたから人に与えているのではなく、
人に与えてきた結果、めぐりめぐって自分に返ってきて、充実した人生を送っているのではないかと感じた。

若手にこのようなスタンスの参加者がいないかというと、もちろんそうではない。
新卒で就職して一年目の参加者が、「就職活動中の人は、質問など何でも連絡して下さい」と後輩に呼びかけており、実際、多くの後輩に囲まれていた。
また、この会の幹事は、私と同じく30代前半だが、自主的にこの企画を数年前に立ち上げ、
地方在住ながら、首都圏・関西・遠くは海外でも、卒業生の交流会を催しており、そのバイタリティには脱帽するしかない。
その人望から、交流会場で、幅広い年代の人に囲まれていた。
自分の有り方を顧みて、他の参加者の有り方に近づくよう行動したいと、改めて思った。

よく、“give and take”という。これは、相手に何か差し出し、
代わりに、他のものをもらうという意味だと私は受け止めている。ビジネスにも通じることとされていると思う。
一方、人に与えて、その結果として、何か与えられるという考え方もあると思う。
いわば、“give and be given”とでもいうのだろうか。
しかし、思う。シンプルに、“give”だけでよいのではないかと。

私が交流会の中で他の人にgiveできたかというと、はなはだ疑わしいが、こんなことがあった。
私が人材紹介会社に勤めていると聞いた就職活動中の学生さんから、
「雇用に関わるビジネスをしているから」とシューカツについて意見を求められることもあった。
役に立ったかどうかわからないが、微力ながら力になれればと思い、つたない話をさせてもらった。

他にはこんなことがあった。
交流会の最中、「人材派遣なんですね」と言われたことがあった。
人材紹介を人材派遣と勘違いなさる方がいる(別の事業です)のは、よくあることなので、
及ばずながら、人材ビジネスについて話をさせていただいた。
良い話をできたかどうかはわからないが、
すこしでも転職支援の意義についてもお伝えできていればと思う。

何の見返りも期待せずに他人を気遣っていた交流会の参加者のように、
シンプルに他人にgiveする心の余裕を持てるように、私もなりたいと思う。
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