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「映画 舟を編む」を見て

2013-05-14
『舟を編む』という映画を観に行った。
芥川賞作家の同名小説を映画化したもので、あらすじは、下記のようなものだ。

文系院卒、読書が趣味で、非常に内向的な男性が、出版社で営業として働いていた。
いわゆる対人適性に難があり、ろくに仕事にならず、上司に叱られる毎日だったところ、
同社で鳴かず飛ばずの部署である辞書編集部から声をかけられた。
主人公は、周りの助けもあり、そこでずば抜けた適性を発揮し、辞書編さんに執念を燃やす。
そんなとき、彼は人生で初めての恋心を抱く。気になる人にぎこちなくしか接することができず、
どうなることかと思われるが、恋の行方は……、という話だ。

私も、人付き合いが決して得意というわけではなかった。
しかし、「おもてなしの精神」が肝心要で、人と接するサービス業である今の仕事と出会って、だいぶ変わった。
だから、映画を観て、主人公をかつての自分と重ね合わせて、共感する思いだった。
映画の中で、主人公は不器用ながら成長し、仕事に情熱を燃やす。
朴とつでも、自然に人と接し、自分の思いを人に伝えることができるようになっていく。
心を打たれた部分の一つだ。
私の恩師の言葉で、今でも心に残っていることの一つに、
「魚は鳥にはなれず、その人はその人自身にしかなれない」というのがある。
まさにその通りで、実際は空を飛べないのに、周りのスター的存在に似せて、無理に飛ぼうとしても仕方ない。
映画の主人公は、実直に仕事をこなす中で、自分に自信をもち、仕事に信念を持ち、成長していく。
決して弁が立つわけではないが、愛される辞書を作りたいという、内から湧き出る思いを、
人に伝えられるようになっていく。そんな自分を支えてくれる周囲に、主人公は感謝し、
周りはもっと支えてくれるようになっていく。

無理に背伸びせず、自分の持ち味を生かしていく。
苦手な部分を支えてくれる周囲に、どう貢献するかを考え、行動していく。
そんな人生の教訓を読み取った映画鑑賞だった。
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