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瞳を閉じれば

2024-03-29
卒業のシーズンですね。
硬く閉じた桜の蕾も冷たい雨と温かな日差しの合間で、
ゆっくりと花開きピンク色の綺麗な色によって、
卒業シーズンのキャンバスを彩ってくれています。

卒業シーズンに流れる曲というのは不思議なもので、
何年経って聞いても、あの時代にフラッシュバックすることができる。
私達の世代だと、尾崎豊さん、斉藤由貴さんの「卒業」や松田聖子さんの、
「制服」などのイントロを聴くだけで、あの頃に戻ることができる。
歌詞の中に、「春、別れ、出会い、桜、卒業」という「ザ・卒業ワード」が
散りばめられた曲が多くあった事を記憶しています。

しかしどうやら近頃の卒業ソングは、少し様子が違うらしい。
直接的な言葉ではなく、聴く側が情緒的な表現から卒業を連想して、
その歌を卒業ソングとして位置付けしているらしい。

例えば、リリースされてから20年経った今でも卒業ソングを代表する曲で
レミオロメンの「3月9日」という曲があるのですが、
この歌の中には、一切卒業という言葉は出て来ないのです。
この歌の由来は、3月9日に結婚式を挙げるメンバー共通の友人に
捧げるために作られた歌で、卒業の為に作られた歌ではありませんでした。
「春の風、桜の蕾、つむじ風、羊雲」というフレーズが、春を連想させて、
「瞳を閉じれば あなたがまぶたのうらにいることで」というこのフレーズからは、
大切な時期に一緒にいてくれた方を思い出し
「その人がいてくれてよかったな」という気持ちになり、
それぞれが学生時代の先生、恩師達など、自分がお世話になった方々への
感謝の気持ちが湧き出て、その思いが共感を呼び、
今では、卒業ソングの定番曲となっているのです。

ご自身のキャリアの相談をするために弊社の門を叩いてくださった方々と、
短期間ではありますが、真剣にその方々と向き合い、
最善のキャリアのご提案をさせていただいております。
無事に転職先が決まったり、現職に残る決意をされたりした方達を、
最大の敬意を払い「ご卒業」と呼ばせていただいております。
ご自身で考えご自身で行動され、ご自身でキャリアを決めることが出来た方々ですから、
私達のキャリアアドバイスからの「ご卒業」と言う意味合いです。

コアを卒業された方達が、活躍する姿を想像しつつ、
私達は新たにキャリアに迷われている方々への提案をしつづけています。
そして、卒業された方達が、街のどこかで、3月9日を聞いた時に、
私達の顔を少しでもまぶたの裏に浮かべてくださったら、ちょっと嬉しい。

七分袖に変わってしまったブレザーを着て、
卒業式に出かける近所の少年を見送りながら声をかけてあげました。
「卒業、おめでとう」

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成長と赤ペン

2024-03-16
今後のメンバーの増加にも対応できるように、
「このタイミングでやってしまおう!」と
今月末にオフィスの改装を行う事になった。

大規模な改装なのでさながらプチ引越しだ。
キャビネットを整理していたら、入社直後の若き私が提出した
上司からのコメント入りレポートが複数出てきた。
(弊社は週次のレポートに上司が赤ペンでアドバイスをくれている)

パラパラみてみると「候補者様の本心が聞くのが難しい」とか
「採用の背景が把握できないと魅力が伝えられない」等の記載が。
正直「うわ、全然成長してないかも…」と感じたのだが。
よくよく読んでみると、テーマ(なりたい自分の姿)は同じだが、
それに対しての取り組み方はかなり稚拙だった。

【恥ずかしいレポートの中身】
・自分は頑張っています的な言い回しが多い
・自分語りが結構多くて「で、何?」とツッコミたくなる
・いつかそうなりたいという先送りの内容
・選ぶ言葉の抽象度が高くゴールがぼんやりしている
・結果までの道筋が理想論で「とにかく頑張ります」になっている

我ながら、中々のダメっぷりだと思うが、
当時の自分にとってはそれが見えている世界の全てだったし、本気の本気だった。
「正しい努力をしなさい」と指導されることが多いと思うが、
取り組み始めの頃は手探りであり、自分の本心や軸の部分すら
ブレまくっているので「正しい努力って何???」という状態だったと思う。
その状態から抜け出せたのは「絶対に実力をつけたい」という内発動機は前提だが、
「赤ペン先生との壁打ち」があったからではないかと思う。

転職活動を始めたばかりの方も同じかもしれない。
転職を思い立ち、そこから情報収集して職務経歴書を作る段階くらいでは
まだまだ自分の本心も軸も見えていないこともあるだろう。
とは言え、何年もかけて棚卸をしていてはチャンスを逃すので
我々の様な人材コンサルタントが「赤ペン先生」的な役割を果たす必要がある。

教えるとか、指導するとかではなく、寄り添う。
しかし、単に受け入れるだけではなく、現実的な話もお伝えしたうえで
先に進むヒントやきっかけを提供し、そのうえで自分で考えて頂く。
個人差もあるが、何事もピントが合ってくるまでは
一定の時間と客観的なフィードバックが不可欠だと思うし、
それを糧にして、人は成長していくのだと思う。

その意味では、私自身が学んできたことは、
キャリアコンサルティングのロングバージョンみたいなものだったのだと、
感じるヒトコマだった。
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うるう年

2024-03-01
今年は2月が29日まである、4年に一度のうるう年。
うるう年は、太陽年の長さと暦年の長さの差異を補正するために導入されたものだ。

地球が太陽の周りを回る周期が約365. 242日であるのに対し、暦年は365日。
この0.242日を累積して調整し、太陽年の長さに近い暦を維持しつつ、暦年と
実際の季節がずれるのを防いでいる。
因みに、西暦年が4で割り切れる年は原則としてうるう年。
例外で西暦で100で割り切れるが400で割りきれない年はうるう年ではない。

4年に一度と聞いて思い出されるのはスポーツの祭典であるオリンピックや
サッカーのワールドカップではないだろうか。
なぜ2年や3年に一度ではなく4年に一度なのかというと、いくつかの要因があるらしい。

・大規模なスポーツイベントを開催するには多くの時間と労力が必要となり、競技施設の
建設、参加国・選手の準備、放送権の交渉など、さまざまな準備が必要となる。
・参加国や選手の調整のため。参加国において代表選手の選出や準備時間が必要で、
選手が最高のパフォーマンスを発揮するのに適切な期間となる。
・特別感の演出。4年に一度であることによって、アスリートだけではなく、観戦者にとっても
イベントが待ち遠しく、より特別なものと感じられるため。
・イベントが定期的に行われることで、スポーツファンやアスリートが興味を保ち、持続して
支援を得ることにつながる。それにより、スポーツの普及・発展とともに、地域社会にも
良い影響を与えられるから等。

我々の身近なところの周期性でというと、企業の経済活動、日常業務においても周期性はある。
例えば、企業の年度決算、四半期決算、更には月次、週次、日次の予算に時間ごとの
業務計画等、我々はいたるところで繰り返される周期の中で生活している。

また、日曜日が休日であるのは、キリスト教の影響のようだ。
聖書の創世記で、神が世界を6日間で創造し、7日目に休息したとされたことから、
1週間の7日目の日曜日が「安息日」として定められたそうだ。

毎日、毎週、毎月、毎年やるべき事やイベント等は、習慣化されており
予め決まっているという人が多い。
しかし、4年に一度の周期で何かをすると決めている人はいるだろうか?
うるう年に誕生、結婚したというような方には特別な日となるが、それ以外の方にとっては、
4年ごとのイベントは、ほぼ無いと言えるだろう。

自然界の周期性という意味では、我々に大きな影響を与えている
4年という周期(うるう年)は、地球時間の調整の日。
そこに暮らす人間も考え方や心の動き、体調などの自分では気づきにくいメンタルの部分を
調整する日として、自分を整える時間を持つのも良いのではないだろうか。
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