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今年の自分

2022-12-23
もう師走だなと思っていたら、
あっという間に今年も残るところ1週間ほどとなってしまった。
2020年、2021年とコロナ禍だった過去2年は
混沌とした月日を過ごしていた人も多いだろう。
当初は治療薬もなく死にも至ってしまうかもしれないという
謎多き恐ろしいウイルスだったが、
今では、単純に感染者数が増加したり、
身近に感染者が発生しても驚くことはなくなった。
人間にとっていかに「知らない」ということ、
「未知」であるということが恐怖であるかを思い知る。

そう、「恐怖」や「不安」は、知らないことが根源であることが多い。
今、何か漠然と不安を感じていたり、漠然とモヤモヤしていることがある人は、
その不安やモヤモヤの正体が何かを知るために、
今の感情や状況を書き出してみると良いらしい。
頭の中で考えるだけではなく、書き出してみることで、
何が起こっているのか、現状を冷静に把握することが出来、取るべき行動が見えてくる。

これは縁あって面談をさせていただいた方々にはお話していることだが、
職務経歴書を作成することは、自分自身を知るための棚卸しのツールとして最適だ。
多くの場合、どこかの企業へ「応募するために」職務経歴書を作成すると思うが、
もう一つの重要な役割として、過去と現在の自分に向き合い、自分を知るための効果的なツールとして、
自分がこれまで何を考え、どのように仕事に取り組んできたのか、
その時の想いやこだわりなどを振り返り、
自らを知るということが職務経歴書作成の目的として捉えると良い。
自己認知が出来たら、次に周囲からはどう見えているか他己認知も知れると良い。

今は「リスキリング」がよく謳われているが、どこに向けて成長したいのかが明確でないと
結局自己満足だけで終わってしまう気がする。
地図を持たないまま、同じところをぐるぐると回っているだけだったらもったいない。
せっかくだから、何のために成長したいのか、どうあるために頑張っているのかを考えたい。
そのために今の自分に足りないところを知る。

私自身も毎年「こうありたい」と具体的な成長を目指すものの、
1つ上手くいって、1つ失敗して、一進一退のような気持ちになって停滞感を感じる時があるが、
ほんの少し、1%でも今日が昨日より成長していたら良しとすることにしている。
(もちろん失敗したことは内省して次に活かすことが大事!)
その積み重ねが1年間続いたら、去年よりも37.8倍(1.01の365乗)も成長していることになるから。
だから、その日1つ出来ないことがあっても、違うことで1つできるようにする、小さな努力にこだわる。

成長の秘訣は、成長のために必要なことをやり続けること、出来るまでやり続けることだと
どこかの本で読んだが、継続は力なり、ということ。
何もしなかった1年と、ほんの少し努力を続けた1年とでは、どれほどの差がつくかを考えて
今日を振り返り、明日の行動を見直したい。
同様に、今年のうちに今年を振り返り、来年の自分を見直したいと思う。
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判断と決断

2022-12-17
転職活動と採用活動。
転職希望者様にとっては、ライフイベントの一つでもあり、
企業様にとっては、大きな投資とも言えるのではないでしょうか。
どちらも取捨選択を迫られる中、「決断」と「判断」が
重要であると思います。

判断は、過去から現在に至るまでの情報を整理・分析することを意味し、
決断は複数の選択肢の中から、将来に向けて進むべき道を
決めることを意味します。

転職活動と採用活動は、第三者から見れば一つの舞台であり、
その舞台で判断・決断を下すのは転職希望者様と企業様で、
弊社は姿を現さない、黒子としての役割があります。

しかし、弊社の役割の本質は、転職希望者様と企業様に対して、
インターネットには掲載されていない、リアルな
現実や事実・データをお伝えし、そこから両者の将来を
お見せすることで、両者がハッピーになるよう
判断・決断のサポートをすることだと考えております。

したがって、転職希望者様と企業様からいただける「情報」は、
弊社にとって「命」と言っても過言ではないのですが、
単なる情報屋のように、得られた情報を右から左へというような
方法では、判断や決断をサポートすることはできないと考えております。

重要なことは、転職希望者様も企業様も「人」であり、
それぞれ思いや悩み、痛みを持って弊社を利用して下さっている
と思います。だからこそ、一般的なビジネスのような
「ニーズを満たす」「効用を満たす」といった感覚より、
一段も二段も上のホスピタリティを持たなければならないと感じています。

昨今はVUCA時代とも言われており、経済やビジネス、個人のキャリア
に至るまで、ありとあらゆるものが複雑さを増し、現状の把握や
将来の予測が非常に困難であり、転職希望者様や企業様にとっても、
その中で状況を判断し、未来への決断を下すことは
大きな負担になると思います。

そのような負担を抱えた転職希望者様、企業様に対して、
その負担を共有させていただき、一緒に考え、意見を交わし、
最後にそっと背中を後押しすることで、両者の未来を
ハッピーにできるコンサルタントを目指し、日々努力して参ります。
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やるならいましかねえ

2022-12-09
「人間五十年 化天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり」

織田信長が好んだ伝統芸能の舞の一つで、
源平合戦で討死にした、平敦盛を題材にした「敦盛」という題名の舞に
「人間界の五十年の人生は、化け楽らく天での時の流れにくらべれば、
夢や幻のように短いものだ」という一節があります。

「化天」とは、仏教で信じられている天上界の一つ、化楽天のことで、
そこに住む人々は八千歳も生きるそうです。

皆さん、「人の人生は50年しかないのだ」という解釈をされているかも
しれませんが実は「人の人生五十年なんて儚いものである」 という意味なのです。
私も数年前に知ったことなのですが・・思い込みというのは怖いですね

実際、その当時、安土桃山時代の平均寿命は30代、
江戸時代では32~44歳だったといわれております。

現在の、令和時代の寿命は85歳くらいにまで伸びてきています。
信長の世界観で言う、「化け楽らく天では夢のような一瞬の出来事」である
「人間界の50年」という年を重ねた私は、大きな人生の転換機を迎えました。

「団塊Jr.世代、第二次ベビーブーマー」とも言われている私たちの世代は、
生まれた時から同世代との競争が始まっていました。
産婦人科内の私の写真は、保育器だらけで、
どれが自分なのか分からないほどでした。

中学校は、1クラス50人で15クラスありました。
高校時代は、全校生徒3000人のマンモス校に通い、
大学受験時では、「中堅の大学」ですら、入試の平均倍率が
30倍以上もありました。ご多分に洩れず、浪人生も経験させてもらい、
予備校も溢れんばかりの人でした。

就職の時は、大手企業の募集定員20名に対して4000名が
セミナーを受けるという状況で、入社するまでの面接の回数は、
4~5回は当たり前でした。そんな競争世代を生き抜く中で、
まわりに負けないように、気がついた時には、どこかで誰かを蹴落として、
一生懸命ここまで、這い上がって生きてきた気がしました。

恋愛、結婚、子育て、マイホームのローンの支払いに、
ささやかな外食。気がつけば、50歳になっていました。

大好きな野球を我慢し、大好きな友人と会うのも我慢し、
大好きな歌手のコンサートも我慢し、これが正しいのだと思って
ここまで突っ走って来ました。

その大好きな、シンガーソングライターである、
Nさんの、歌の歌詞の中でとても好きなフレーズがあります。
「66歳で死んじまった、西新宿の飲み屋のオヤジ」の歌で

金にならない歌を歌い続けていたNさんに
「出世払いでいいからとっとと食え」といい、
そのオヤジの口癖で「やるなら今しかねえ」という2つのフレーズです。

あの頃、聞き流していた歌でしたが、
今しみじみと歌詞の意味を考えながら聞いてみました。

時代と、考え方で、人の人生の長さなんて変わってくる。
死ぬその時までがその人の人生だ。と思えてきました。

私は今まで50年間、決して、いい加減に生きてきたつもりはありません。
がむしゃらに、歯を食いしばって一生懸命前に進んでいるつもりでした。
でも実はその場で足踏みをしていた私には、周りを見渡す余裕がありませんでした。
50年もの間、歩いているつもりで、実は足踏みだけをしていたのです。

5ヶ月前に、足踏みをしていることに気が付き、足踏みをやめて周りを見渡すと、
そこには今まで目にとまらなかった様々な景色が飛び込んできました。

そして、そんな私の背中を友人が「一緒に歩こうぜ」とそっと押してくれました。

自分自身がこれからどうなりたいのか、今までの人生は悔いなく生きてきたのか、
このままでいいのか、と自問自答し「やるなら今しかねえ」と心に決めて
私は一歩を踏み出しました。

きっと世の中には、私と同じように、「ゴールはまだか?」と思いながら
一生懸命その場所で、足踏みをしている人たちがたくさんいると思います。
これから、私と出合うたくさんの人たちにも、私の時と同じように、
一歩を踏み出す手助けが出来たら良いな、見たことがない景色を見させてあげられる、
そんな手助けが出来る人間に私もなりたいと思う。

次は私が、銭にならない歌を歌っている人達に、
「出世払いでいいからとっとと食えって」言ってあげる番だと思いました。

今、私の周りにいてくれる人たちに感謝を、
今でも私を支えてくれている家族に感謝を。
そして、新しい景色を見させてくれる為に、「足は前に出すもんやで」
と、背中をそっと押してくれた、友に感謝を。

人生、あと50年(化け楽天世界では、一瞬の出来事かもしれないが)
ここから歩き出すのもいいと思いませんか?信長さん

やるなら今しかねぇ。やるなら今しかねぇ。
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