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“今、この瞬間”

2022-11-11
今も根強い人気を誇り、
映画化も話題になっている『スラムダンク』。
様々な名場面が思い出されますが、
私が好きなのは、物語の終盤で主人公の桜木が語るこのセリフです。

“オヤジ(監督)の栄光時代はいつだよ…全日本の時か?俺は…俺は今なんだよ!!”

時は令和、スポ根的精神論は流行らない時代になりましたが、
この桜木のセリフには、今でも引き付けられるものがあります。

桜木花道が所属する湘北高校はインターハイで、
絶対王者・山王工業と対戦することになります。
徐々にチームの総合力の差が出始め、大苦戦を強いられます。
試合終了間近、湘北高校が怒涛の追い上げをする中、
ボールがタッチラインを割れば負けが決定的になるシーンで、
桜木花道がボールに飛びこみチームは窮地を脱しました。
それと引き換えに腰を強打して立つことすら困難になり、
一度はピッチの外に出ますが、“今が栄光”という台詞を
言い放ち強行出場を選択、チームを勝利に導きました。

桜木は怪我を負う前からチームへ多大な貢献をし、
仲間をはじめ多くの観客からも賞賛されていたのですが
最後には数分前の栄光を投げうち、
選手生命と引き換えとなるリスクを承知で、
“今、この瞬間”でやり切ることを選択しました。

多くの人は過去の成功体験が強烈に印象に残り、
「あの頃は良かった」とその栄光を引きずってしまい、
目の前の出来事から目をそらしてしまいがちです。
様々な前提が崩れ、先が見えない時代に生きているからこそ、
桜木花道の“今、この瞬間”を精一杯やり切る姿というのは、
当時よりさらに胸に響くのではないかと感じました。

何か課題に直面して思い通りにいかない時、
「自分は過去に囚われていないか?」
「今起きていることに本当に集中できているか?」
自分自身に問いかけてみるのも良いかもしれません。

ふと気づけは、2022年も残り僅か。
私も年始にやると決めたいくつかの事を
しっかりとやり遂げて締めくくりたいと思います。
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