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Z世代と変わらない価値

2022-07-22
嗜好が多様化しているZ世代においては、メガヒットは生まれにくいらしい。
そもそも嗜好が多様化しているため、Z世代向けのマーケティングをしても
それが必ずしもすべてのZ世代に受け入れられる訳ではないとのことだが、
Z世代を象徴するインサイトは、主に下記の4つになるということだった。

<Z世代の4大インサイト>
① 「透明性・プロセス」重視
② サステナブルな「イミ消費」
③ コスパから「タイパ(タイムパフォーマンス)」へ
④ 正解より「納得解」
(参照:日経トレンディ7月号 https://info.nikkeibp.co.jp/media/TRE/atcl/mag/052600101/)

世代の違いとは言えないかもしれないが、「みんなが持っているからとりあえず欲しい」
「コスパが良いから買いだ」と思って無駄な買い物をしてきた昭和生まれの私とは大きな違いだ。
自分がそれを選ぶ理由や意味、自分らしいって何かを考えている彼らはすごいと思う。

一方で、「失敗したくない」という心理が働くのか、何かを選ぶにも慎重であり、
常に「自分らしさ」のアイデンティティーを追い求めているようにも感じる。
「何とかなる」と根拠のない希望を抱くことができた時代と、先が見えず正解がない時代において、
自分らしさ(納得解)を追求せざるを得なかった時代背景の違いもあるのかもしれない。
自分らしさの表現の1つとしての行動が消費であるとするときに、
そこに恐らく彼らは「正解」は求めていない。
むしろ、価値観の共有や共感できることを求めていると言えるのではないだろうか。

Z世代に限らず、ビジネスにおいても最近では、男女間賃金格差の公表が企業に義務付けられたり、
人的資本に関する情報開示を求める動きが盛んになっており、そして今、パーパス経営が注目されている。
自社が社会にとってなぜ必要とされるのか、なぜ存在しているのか。
目的に共感し共創することを、人にも、会社にも、求め・求められている時代なのだ。

私が人材ビジネスに携わり始めた頃にインターネット求人も増えてきて、
今となってはAIのレコメンド機能も備わり、「タイパ」も非常に良いものになったと思う。
それでも私たち「コア」を必要とし続けていただける理由は、
昔も今も変わらないパーパスがあるからだと信じている。
その人にとっての「核」となるものを、企業にとっての「核」となる人を、見つけ提案すること。
ただ単に働く場所として求人案件を紹介しているのではなく、
自分を見つめる機会と、自分らしさを活かし成長できる機会を提案することを心がけている。
当然、キレイゴトだけでは存続できないからこそ利益を生む必要があるが、
共感してくださる方をより増やし、そして共創していくことで、
必要とされ続け、存続し続ける会社を目指したいと思う。
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背負うもの

2022-07-08
東京ドームで開催された格闘技イベントの後日談となるが、
残念ながら敗者となってしまった武尊選手が記者会見を開き、無期限休養を発表した。

那須川天心選手との対戦を世間から熱望されてからの約7年間、
体を酷使し続けた結果、試合前から、膝や腰に大怪我を抱え、
SNSでも心無い中傷を浴びせられ続けたことで精神も追い込まれていた。
格闘家にとって怪我やバッシングは避けられないとは言え、想像以上だった。

まず、この状態でリングに上がり、
多くの人に感動を与える試合をしただけでも普通では考えられないことである。

そして1R終了間際、左のパンチを浴びせられダウンを喫してしまったが、
全体重を乗せたパンチにカウンターを合わせられたので、そこで試合が終わってもおかしくなかった。
それでも立ち上がり、最後まで前に出続けた。

色んな想いがあったとはいえ、根本に団体を背負う意識があったからこそ、
心身共にボロボロの状態でも戦えたのであろう。
「格闘技をサッカー・野球のようにメジャーにして、地上波で放送されるようにしたい」と
武尊選手は色んなメディアに出演して常々言っていた。
強豪と戦って勝ち続ければ団体の価値も上がる。
負ければ、所属ジムや団体の看板に泥を塗る。
そういった気持ちを持ち続けたからこそ、
限界に挑み続け、一人の力では越えられない壁も超えられたのだと思う。

次元は違えど、私たちの仕事も、同じ事が言えるのではないか。
目標に向けて頑張ろうとする時程、弱さも出てきがちだからこそ、
自分以外の誰かや、組織の為という想いが大きな力となる。

「お世話になっている上司に報いたい」
「沢山稼いで、家族を楽にさせたい」
「恋人など、大切な人に堂々と顔向けできる自分で在りたい」
など、どんな動機であれ、自分が背負っているものが腹落ちできていることが重要である。

自分の成功を喜んでくれる人。
どんな状況でも味方でいてくれる人。
落ち込んでいる時に勇気付けてくれた人。
自分にチャンスを与えてくれた環境・組織。

これらを思い返すことで、
自分の努力が何につながるか自ずと見えて、モチベーションの原動力となるだろう。
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