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マネジメントに必要なもの

2022-02-25
転職における35歳限界説は昔話-。
そんな記事を読んだ。
「35歳限界説」とは、35歳を境目に転職成功率が下がるという、
転職市場で定説とされるもの。

敢えてこの記事に反対の立場を取ると、
採用の需要を喚起したい関係者のタイアップ記事という見方もできるが、
実際にミドル層以上の求人比率は増えているので、
この記事の内容は実態を反映していると言っていいだろう。

ただし、未経験の職種や業種の場合、管理系職種の人が異業種に転職する場合を除いて、
30代前半までの方が、転職成功率が高いのは事実だ。
その意味で、35歳限界説的なものは残っている。
これは、世の中に相当大きな変動が起こらない限り、変わることはないだろう。

話は戻るが、ミドル層の転職では、ほとんどの場合、マネジメントの経験や素養が求められる。
マネジメントについては、世界中で数えきれない種類の本が出されており、
とてもこのブログの中で語り尽くすことはできないが、
大事な部分としては、人に教え、模範を示せる。
ついていきたいと人に思わせることができる。
このあたりは、構成要素として含まれるだろう。

人に教えるにあたっては、業務プロセスを、感覚でなく言葉で、わかりやすく表現できる必要がある。
野球の打撃指導を例に取ると、「球がスッと来たらカキーンと打つ」のような表現だけだと、
超一流の人による指導であっても、教わる側に相当のセンスがないと、
キャッチアップするのは厳しいだろう。

しかし、他に大事なことは何かというと、やはり、人間性や、
教える本人が、教える内容を実践できていることではないだろうか。

私も人のことは全く言えないが、楽な方に流されやすいのが人間であり、
上司が自分に厳しくできているからこそ、言う内容に説得力があるし、
人への想いがあるから、下の人も付いていこうと思える。

人のマネジメントは自分のマネジメントから。
自分の前にまず人を考える。
当たり前ではあるが、心掛けたいことだ。
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寄り添い方

2022-02-18
先日、少し奮発して高めのレストランに行った。
コロナ対策も万全、個室完備でネットの評価も上々、
久しぶりにテンションも上がったのだが
店員さんの対応や料理の出し方で水を差されてしまった。
表現し難いが、不愛想なわけでも不慣れなわけでもなく、
とにかく自分の感覚にはマッチしなかった。

人材紹介の仕事をしていると色んな職種や年齢の方と
お話をさせてもらうのでよくわかるが、
個人が持つコミュニケーションの「感度」はそれぞれだ。
友達と話しているように距離を近く感じる方もいれば
ペースが合わず距離ができてしまう方もいる。
そんな時は回転速度を上げて情報の密度を高めようと
頑張ってしまいがちだが、量やスピードに頼っても
たいていの場合は上滑りして結局うまく行かない。
やはり、感度を無視したアウトプットは不快という事だ。

転職した直後も同じ様なことが言える。
「自分のスキルを発揮してやるぞ!」と意気込む前に、
まずは新しい隣人の情報感度を知らなければならない。
実際、その関係構築が苦手な方も多いだろう。
どんなに前職でエース級の活躍をしていた人でも、
仲間のサポートが無ければ良い仕事はできないし、
下手をすれば身内に敵を作ることだってある。
その意味では生き抜く力が強い人(転職向き)というのは
相手の感度を正確に把握できる人なのかもしれない。

よく「相手の立場になりましょう」と言われるが、
それができたらそもそも苦労しないと思う人も多いだろう。

一つ、やってみる価値がある方法として、
「相手の目から見える自分の姿を想像する」というのがある。
相手の気持ちそのものになるのは難しいが、
「相手が見ているだろう景色」をイメージする事はできるはずだ。
それを繰り返すと「相手が自分をどう受け止めているか?」という
意識を持ちやすくなり、共感の入り口に近づく実感が持てる。
その訓練の場として、WEB会議がおすすめだ。
画面上に相手と自分の姿が同時に映っているはずだが、
自分が話す時は自分の姿をじっと見て話をしてみると良い。
そのうち、見なくても自分の話す姿が鮮明にイメージできるようになる。

相手の感度を把握する努力を継続すれば、
一方的な量とスピードで勝負するのではなく、
相手が欲する適量を適切なタイミング出したいと思うはずだ。

結局、レストランでもコミュニケーションでも大事なのは居心地の良さ。
それで初めて、料理や情報を味わえる感覚になれるのだろう。
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寄り添い方

2022-02-18
先日、少し奮発して高めのレストランに行った。
コロナ対策も万全、個室完備でネットの評価も上々、
久しぶりにテンションも上がったのだが
店員さんの対応や料理の出し方で水を差されてしまった。
表現し難いが、不愛想なわけでも不慣れなわけでもなく、
とにかく自分の感覚にはマッチしなかった。

人材紹介の仕事をしていると色んな職種や年齢の方と
お話をさせてもらうのでよくわかるが、
個人が持つコミュニケーションの「感度」はそれぞれだ。
友達と話しているように距離を近く感じる方もいれば
ペースが合わず距離ができてしまう方もいる。
そんな時は回転速度を上げて情報の密度を高めようと
頑張ってしまいがちだが、量やスピードに頼っても
たいていの場合は上滑りして結局うまく行かない。
やはり、感度を無視したアウトプットは不快という事だ。

転職した直後も同じ様なことが言える。
「自分のスキルを発揮してやるぞ!」と意気込む前に、
まずは新しい隣人の情報感度を知らなければならない。
実際、その関係構築が苦手な方も多いだろう。
どんなに前職でエース級の活躍をしていた人でも、
仲間のサポートが無ければ良い仕事はできないし、
下手をすれば身内に敵を作ることだってある。
その意味では生き抜く力が強い人(転職向き)というのは
相手の感度を正確に把握できる人なのかもしれない。

よく「相手の立場になりましょう」と言われるが、
それができたらそもそも苦労しないと思う人も多いだろう。

一つ、やってみる価値がある方法として、
「相手の目から見える自分の姿を想像する」というのがある。
相手の気持ちそのものになるのは難しいが、
「相手が見ているだろう景色」をイメージする事はできるはずだ。
それを繰り返すと「相手が自分をどう受け止めているか?」という
意識を持ちやすくなり、共感の入り口に近づく実感が持てる。
その訓練の場として、WEB会議がおすすめだ。
画面上に相手と自分の姿が同時に映っているはずだが、
自分が話す時は自分の姿をじっと見て話をしてみると良い。
そのうち、見なくても自分の話す姿が鮮明にイメージできるようになる。

相手の感度を把握する努力を継続すれば、
一方的な量とスピードで勝負するのではなく、
相手が欲する適量を適切なタイミング出したいと思うはずだ。

結局、レストランでもコミュニケーションでも大事なのは居心地の良さ。
それで初めて、料理や情報を味わえる感覚になれるのだろう。

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不運の受け止め方

2022-02-12
北京五輪スキージャンプ男女混合団体で、
高梨選手の1本目のジャンプが、スーツ規定違反により失格となった。
この事態を受けて、高梨選手は、自身のインスタグラムに謝罪文を投稿した。

「今回、私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆のメダルのチャンスを奪ってしまったこと、
そして、今までチームを応援してくださった皆様、
そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした。
私の失格のせいで皆の人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。
謝ってもメダルは返ってくることはなく、責任が取れるとも思っておりませんが、
今後の私の競技に関しては考える必要があります。
それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております」

人により見方は違うかもしれないが、
個人的な意見としては、本人の責任とは言えないのではと思った。
不運としか言いようがない。4年という年月をかけてこの日のために努力してきた
選手にとってはあまりにも残酷である。

日本と海外を単純に分けるのは正しくないかもしれないが、
このような事態が起こった場合、海外の選手だと、不満をあらわにする人が多いような
気がする。高梨選手の取った言動は日本人的な美徳と言えるだろう。

ビジネスの世界でも同じような事が起こっている。
例えば自分が何かのプロジェクト、部署、会社の責任者になったとする。
在任中に、前任者の失敗やミスによる結果や、深刻な事態が発覚する。
その影響は当然自分が関与していなかったにしても振りかかってくる。
特に経営者の場合は、自分が責任を取らねばならないことが多い。
運が悪いともいえるし、理不尽とも受け取れるが、そういうことも含めて
経営なのかもしれない。
経営者はそのようなリスクに日々さらされているともいえる。

会社経営に携わる機会はなかなかないかもしれないが、
上記のようなことがあった場合、「すべての結果を自分が引き受ける」というリーダーと、
「自分は悪くない、前任者のせいだ」というリーダーと、
メンバーはどちらの方についていきたいと思うだろう。
多くの人が前者を選ぶのではないだろうか。
後者の言っていることも間違ってはいないのだが、人間力の差と言えるだろう。

このように人のことだと第三者視点で状況をジャッジ出来るが、
いざ自分のこととなると、つい環境のせいにしてしまう人も多いかもしれない。
高梨選手を見習い、不運に見舞われても不平不満を言わない潔さを身につけたい。
周りの人を気遣える気持ちを持つことがまわりまわって自分の元に戻ってくるのだろう。
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頑張り屋さんと前向き思考

2022-02-04
先日面談させていただいた30歳前後の営業職の転職希望者の方から、
「この間後輩から“やってもやらなくても変わらないのに、何で頑張らないといけないんですか?”と
聞かれて返答に困った」という話をされていました。
状況や前後の会話が分からないので判断しにくいですが、恐らく現職が年功序列の組織なので、
その後輩の方は、やらなくても同じ給料なのに、やったら損だと思っているのかもしれません。

「頑張らなくても良い」という言葉が少し前に流行り、
今ではそういう価値観もあると、肯定化された価値観のようになっているように思います。
自分らしくあることは人生において大事なことだと思います。
しかし、「頑張らない」=怠けても良い、努力しなくても良い、楽して生きれれば良いということではなく、
さらに言えば、計画しなければ失敗しない、期待しなければ傷つかない等、
自分を下げて肯定感を得ることは、本当の「自分らしさ」とは違うはずです。

誰でも、楽な方を選びたいし、嫌なことからは本能的に逃げたくなるものだと思います。
私もできれば失敗したくないし、仕事で悩むよりも1日中ゴロゴロしていたい。
好きなだけ食べて飲んで、嫌なことは一時忘れて問題は先送りにしたい。
でもそれだと問題は雪だるまのように徐々に大きく膨らみ、その分のしっぺ返しを食うことを
経験から知っているので、「ここは踏ん張り時」と思うようにしています。

正直、キャリアには成長するためにモーレツに頑張るべき時間が必要です。
長い目線で見た時に、「あの時の経験があるからこそ今がある」と言える時間です。
基本を身に付ける、キャリアの土台を作る時期は、大きな木の根を深く広く伸ばし張っている時なので、
この時に怠ると、30代になっても40代になっても大きな木に成長せず、止まったままです。

基盤ができたら、頑張る目的を考えてみると良いと思います。
自分のために頑張るのではなく、それをする意味・意義って何だろうと考えてみることで、
頑張る原動力を見つけられるかもしれません。

冒頭の後輩の方のように、目標や目的を持てないことに悩んでいる人も本当は多いと思います。
実際、その時の相談者(転職希望者)の方も、何か明確な目標があるわけではなく、
自分がこれからどうしたらいいのか分からず、でもこのままではいけない気がするという
漠然とした不安を持っているようでした。
夢や目標を持っていない自分を否定する必要はなく、これから見つけたら良い。
大きな目標を持とうとせずに、まずは小さな目標を立てて達成していくことで成功体験を積むことが大事。
朝あと5分早く起きる、この業務に昨日は30分かかったから今日は10分早く終わらせる、
1日に1つは誰かを褒めよう等、小さな目標を立てて1日を過ごしているうちに、自分でも気づかないうちに
成長しています。

「どうせやってもムダだから」と諦めて歩みを止めて、それ以上は進まない。
「やるとしたらどうするか?」「やったとしたらどうなるか?」
そんな前向きな思考が、自分の周りの小さな世界を、そして世の中をより良くしていくのではないでしょうか。
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