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今年の汚れは今年のうちに!

2021-12-24
新年を迎えると過去が清算され、
何もかも真新しく始められるような気分になる。
そして元旦には、新年の抱負で今年こそ!という誓いを立てる。
私も含め、誰もが経験したことのあることだと思う。

本当に優秀な人は、新年を待って行動を起こすようなことはしない。
年明けから…という先送りにしてはいないということ。
来年を輝かしい年にしたいのであれば、
今年のことは今年のうちに整理し片付けておき、
ワンランク上の状態でスタートを切るようにしたい。

そのために、先週のブログでも触れているが、
忙しい中でも、新年を迎える前に、
今の自分について振り返りすることをお勧めしたい。
「今年はどんな年だったか」と振り返るのではなく、
客観的に自分自身と深く向き合い、自分を知り、
気づきの中から次の課題を見つけるための
『振り返り』が必要なのではないかと思う。

振り返りを行うに当たって、
数ヶ月前の社内勉強会で題材になった、
「リフレクション」*という本が
自分自身を深く振り返るために役に立ったのでお勧めしたい。
*「リフレクション(REFLECTION)  自分とチームの成長を加速させる内省の技術」熊平美香

リフレクション(内省)とは、自分の内面を客観的、批判的に振り返る行為で、
失敗も成功も振り返ることにより、新しい気づきを獲得し、
思考や行動に変化をもたらすというもの。

この本では、「認知の4点セット」という内省に必要な思考のフレームワーク
「意見」「経験」「感情」「価値観」があり、それらを使って物事を見ることで
メタ認知の力を高められるとしている。

実際にやってみると、自分の中で「正しい」と思う意見が、
①個人的に起こった出来事による「経験」→②経験により引き起こされた「感情」
→③感情が固定化して生まれた「価値観」の組み合わせで生まれた
「思い込み」であることに気がつくことがある。
この「認知の4点セット」を使って、リフレクションを行い、
過去の成功も失敗も叡智に変えていく、ということを当時の勉強会で行った。

苦手だから変えられていないこと、何度も注意されてしまっている行為については、
しつこく染みついた「経験から生まれた感情と思い込み」が存在している。
失敗した経験に基づいて、ただ単に「できない」と思い込んでいるだけもしれない。

また、現状の自分を変えていくためには、
「できていないこと」を「できるようにする」ためにどうしたらいいかを考えるだけではなく、
もし「できる」としたら、どういう状況・環境が必要なのか?
そういった環境にするためには何ができるのか?と全体を俯瞰してとらえて、
新しい視点で発見することも有効だ。

私自身もリフレクションから考えた「成長のために必要なTODOリスト」
大項目8個、その具体的行動計画の64個のうち、まだいくつか残されている課題がある。
残された期間は1週間もないが、やり終えて新年を迎えたい。

みなさま、良い年を迎えられるようにしましょう!
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急がば回れ

2021-12-17
欲しい結果を手に入れたい時こそ、綿密に準備をし、
やるべき事を1つ1つ丁寧にやる必要がある。

誰しも理解していることだが、私を含め人間は弱いもので、
何かに追い込まれた時、早く成果が欲しいと焦りが生じた瞬間、
必要なプロセス無しに最短かつ効率良い方法を探し、
地に足が付かない方法を選んでしまう。

特に忙しくなる年末。
年末商戦に向けてバタつくシーンが増える会社も多いだろう。
そんな時こそ、振返りの時間を意識的に多めに取る。
効率化を図る為に、デスク周りの整理整頓を行うなど、
無理矢理でも心を落ち着かせる機会を設けることを強くお奨めする。

かくいう私も、年末になると、過去の職場での苦い経験を思い出す。

年内最終営業日に向けて売上目標達成を目指し、
怒涛の追い込みを行っていた。
忙しさを言い訳に振返りや計画が雑になり、
効率が落ち判断力を失いがちになる。

当時の会社は、受注直後に顧客との打合せ情報を納品チーム展開後、
次の営業先にアプローチするのが最も効率的なフローとなっていた。

しかし、売上を追いかける余り納品チームに連絡する前に、
次の営業に移るということを数件繰り返してしまった。
本来時間の掛からない納品依頼が、
メモを見返しミスが起こらないようにまとめる作業が発生し、
社内に情報を展開するだけで数倍の時間を要し、大幅な効率低下を招いた。

その結果、年内最後の2日間は終電を逃し、
疲れの抜けない場所で寝たことで風邪を引き、
冬休み前半を無駄にするというおまけ付きである。

この苦い経験から、早く成果が欲しい場面こそ、
心を整え基本通りやることの大切さを痛感した。
これはあくまで仕事の失敗談だが、
人生の選択をするうえでも同じことが言える。

給料を上げたければ、報酬やインセンティブが充実している会社に
転職するのも1つの選択肢だが、状況や環境に左右されず
稼げる力を付けた方が、将来的により大きな報酬を得られる可能性は高い。
更に言えば、一旦給与を下げてでも、
着実に実力を養える環境に移った方が良い場合もある。

素敵なパートナーを見つけたければ、Xmasに乗じて
闇雲にパーティーに参加するより、
自分磨きをしてから然るべきタイミングで臨んだ方が、勝率は遥かに高い。

年末のバタつきやすい時期だからこそ、
心を整えて、地に足が付いた行動をしたいものである。
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打算疲れ

2021-12-03
秋の運動会で息子がリレーのアンカーになった。
足が速くないのになぜ?と不思議がっていたら、
「彼はチームが勝とうが負けようが最後まで全力で走るのです」
それが選出の理由と聞いて納得がいった。
打算のない本気さに価値が与えられたという事だ。

たいていの人間は1日で3万5千回くらい
何かの判断処理をしているらしい。
そのほとんどはパターン化した流れ作業なのだが、
恐ろしい数の判断と処理をしながら一日を過ごしている。
その際、「何から先にやるのか」「どこまで精度を求めるか」
という2軸が個人的には大事だと思うが、
とりわけ最近は「精度」の見極めが難しいと感じている。

「精度」とは要するに「どのくらい本気出す?」という事だが、
これを常に的確に判断できる人は少ない。
過去の成功者やパターンを真似るのは最初こそプラスだが
どこかで独り立ちをした時、その反動が待ち構えている。
「模倣=パターン化」という感覚でやってきた人は、
それ以降の調整が不可能となり「思考停止」に陥る。
マニュアルやお手本は便利で価値があるものなのだが、
ただ浸かっているだけだと感覚がマヒして思考力が鈍ってしまう。

生活の中で日々埋もれていく数万の判断処理の中に、
「もっとここをやり抜いていたら…」「あれが後々尾をひいた…」など、
実は自分を成長させてくれる「種」が含まれている事がある。
注意して観察していれば本来は気づけるはずなのに、
パターンでの対応が染みついていると永遠に見逃し続ける。
結局、精度や効率化を本気で追い求めるならば、
打算は二の次、注意深く観察し自分の頭で泥臭く
考える力の維持が絶対的に不可欠という事だ。

打算で動くとどうしても「今の自分の手札と交換するには…」
という狭い発想でしか物事を見れなくなる。
それが仕事や人間関係に見えない壁を作り、
つまらないものにしている気がする。
いざという時には問答無用でガムシャラに全力で走る。
仮に割に合わなさそうでも、セオリー無視で最後までとことんやる。
その行為が今の自分を変え、周りからの評価を大きく変える。
足の遅いアンカーが存在するように、
世の中は案外、ガムシャラさに飢えているかもしれないのだ。
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