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旅行計画

2021-11-26
コロナ禍の緊急事態宣言も明けたので、
社員旅行で一泊二日の旅行に行くことになった。
時間があまり無いので、空港を降りて、
帰りの便に乗るまでの予定は分刻みだ。
そこで、皆であれこれ調べながら計画を立てる。
弊社の社員旅行の中心になるのはいつも「食」になる。グルメ旅行だ。

その土地では何が人気なのだろう。名産にどんなものがあるのだろう。
限られた時間の中で、どこに行く?何する?
どのルートや順番で行くと効率良く色々見て回れるか。

実は旅行前の計画は旅行そのものよりも楽しかったりもする。
そんな自分は学生時代の様々な旅行は無計画が基本だった。
現地に着いてから、その時の気分で行き先を決めたり、のんびりしながら
どうするかを決める。
当時は売りたい位に時間があったから出来たことだ。
社会人になってからは計画旅行派になったと言える。

これには、様々なメリットがある。
旅先での時間を有効に活用できる。
史跡などを見ても、これはいつ時代にどのような歴史背景のもとに作られた
ものだといったような事前に調べた情報があるので、
より詳細な部分にフォーカス出来ることや、
その内容自体を深く感じ取れるからだ。

旅のメインの『食べる事』となれば、
ライバル店との比較まですることになるので、
外れることがない。
事前にあれこれ調べても、
旅先では思いがけない事が起こる。
完全に予定通りにはいかない。それも旅の醍醐味だ。

仕事でも同じことが言えるのではないだろうか。
仕事は段取りが8割とよくいわれるが、まさにその通りだと思う。
それでも常に予想外のことが起こる。
時には困ったことも起こるが、本当に全力で策を練った上で起こったことであれば、
「やれるだけのことをやった上で起こったことなのだから仕方ない」と
割り切ることも出来るだろう。
そのトラブルにどのように向き合ったかという
プロセス自体が次の計画を練る際に
気を付けるポイントになることもある。
体験の積み重ねが、自身の経験となり、
トラブルのない計画遂行能力へと繋がる。

今回の社員旅行は自分がメインで計画した。
計画表を見たら、食事が一日に4回あった。
これは計画ミスではない。確信犯である。
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コングロマリットディスカウント

2021-11-19
最近の決算発表を見ていると、
「コロナの影響で主力の○○事業は落ち込んだが、他の××事業が好調なおかげで黒字予定」
などという記事をよく目にする一方で、この一週間では、
東芝・GE・J&Jが、相次いでコングロマリット経営から会社分割を行うという発表があった。
日本の大手企業にありがちな事業を多角化しリスクを分散し、
痛みを分け合う組織の在り方ではなく、
独立採算が取れる事業経営を求められ、市場がシビアに評価しているという見方ができる。

会社と同じように、働く私たち一人ひとりにも同じことが言える。
上手く行っていないコングロマリット企業の在り方と同じように、
「結果的に会社全体で良ければ大丈夫」「自分がダメでも他の誰かがやってくれるだろう」
そんな他人任せのぶら下がりは、もう通用しない時代になってきている。
これからぶら下がり社員は、余計な“コスト”という扱われ方になり、
分散させられる危機にある。

私たちにも、一人ひとりの働き方や能力が組織からより問われるようになってきている。
世の中や、組織から必要とされ続ける人材であるために、
自分はどんなスキル・能力を磨くべきか。
今回のニュースも自分事としてとらえることができ、
成長のための具体的な一歩を踏み出せる人は市場価値が高い人材になるだろうと思う。

しかし、自分さえ良ければいい、という考え方も違うと思う。
コングロマリットの強みとなり得る「シナジー効果」と同じように、
自分に課せられた責任と義務を全うしながら、他(人・部署)を見れるような視野を持ち、
一人ひとりが、自分ができることを当事者として考え、関わることができれば、
大きなシナジー効果を生むことが出来るのではないだろうか。

当社は大きな組織ではないが、個性豊かな人が集まるコングロマリットでありながらも、
一人ひとりが自立し、シナジーを意識できる組織でありたいなと思う。
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見えない努力

2021-11-12
ビジネス、スポーツ、音楽など、あらゆるジャンルに於いて、
常に結果を出し続ける人は存在する。

○○には天性の才能がある。
恵まれた周辺環境があるから成立している。
などと思い、つい、自分と違う世界にいる人で片付けてしまうこともある。

では、そういった方達から真似できることは無いのか?

確かに、どんなジャンルに於いても、
周囲よりも高いパフォーマンスを発揮するには、最低限の適性は必要だろう。
しかし、もっと大事なのは、本ブログのタイトルである「見えない努力」をできるか。
更に言えば、これをどれだけ継続できるかに尽きる。

「見えない努力」には、シンプルに人が見ている・いないに関わらず、
決めた事をやるという意味もあるが、本ブログでは、結果が見えにくいものや、
地味ですぐに成果に直結するか分からないことでも、
どれだけブレずに継続できるかということを取り上げたい。

実際のエピソードとして、あるキックボクサーについて紹介する。
私も、趣味でキックボクシングをやっており、
所属するジムは、団体のチャンピオンクラスもいる。
その中でも、最近ベルトを巻いた選手について取り上げたい。

その選手は、約4年前、高校生の時にプロデビューし、
連戦連勝を重ね、派手な倒し方をするので、団体関係者からも注目されていた。
私も交流があり、自分がアマチュア大会に出場する際に
サポートしてもらったことがあるので、コロナ前は、
彼の試合を観るために何度か試合会場にも足を運んだ。

デビューから無敗の7〜8戦目のタイミングで、元チャンピオンと対戦し、
健闘したものの、残念ながら初黒星を喫してしまった。
敗戦後、彼とジムで会い、少し話す機会があった。
敗北を引きずらず次に向かう様子だったが、
丁度コロナの感染が広がっていた時期で、次戦はいつか分からない。
彼の言葉は前向きだったが、敗戦後に先が見えにくい状態で
モチベーションを保つのはしんどいだろうと内心思った。

しかし、そんな心配とは裏腹に、
練習を見学している私の目に映ったのは
敗戦前以上に地味な基本練習をひたすら反復する彼だった。

ジャブをはじめとした、基本攻撃のフォーム確認。
ディフェンス練習。

非常に大切な練習だが、最も地味な動作であり、
形になるのに時間を要するものなので、つい惰性でやりがちになる。
しかし彼は、ジャブ1つ出すにも、攻撃を出した時にカウンターを
もらわない為に反対の手や身体の位置をどうするか。
あるいは最も効果的に出すタイミングはどこか。
相手から初期動作が分からない出し方はないか等、
プロではない自分が見ても感じ取れるくらい、
本当に頭をフル回転させながら繰り返していた。

先日、ベルトの懸かったトーナメントが開催されて、
これまでの実績から彼も出場した。
当然、簡単に勝てる相手はおらず、その中でも、
一番勝ち上がるのが大変なグループに振り分けられた。
しかし、そこで目にしたのは、想像を遥かに上回る強くなった姿だった。
前回の初黒星を喫するまでは、下段・中段の蹴りでダメージを与え、
パンチの連打で倒すスタイルだったが、そこに、自分だけが攻撃を当てられる位置で
左ジャブを的確に当てて、相手のやりたい攻撃をさせない動きが加わった。
更に、ディフェンス力が格段に上がり不用意に被弾することが無くなった。

結果として、パンチ連打に頼らずとも、どんな技でも相手を倒せる選手になり、
トーナメントは圧倒的な強さを見せつけての優勝だった。
元々強い選手が、どんな試合展開でも相手を倒せる選手になって帰ってきたのと同時に、
敗戦から地道に積み重ねてきたことが正しかったことを、多くの人達の前で証明したのである。

人はつい、すぐに結果がつながらないことを惰性でやってしまったり、
短期的結果につながるものだけに着手しがちである。
しかし、彼を見て、どんなジャンルに於いても、基本動作の徹底が大切で、
中長期的に見ると、それこそが勝ち続ける理由であると学ばせていただいた出来事だった。

私もようやく2回目のコロナワクチンを接種したので、彼の次の試合は、是が非でも生で観戦したいと思う。
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「オフィスに戻ろう」運動

2021-11-05
コロナワクチン接種が普及し、日本の感染者数も、一時期に比べて相当少なくなってきた。
これから第六波もあるかもしれないし、まだまだ予断を許さないが、
景気回復の上でも良い兆候だろう。

コロナ下で去年から多くの会社でテレワークが普及し、定着する中で、
「オフィスに戻ろう」という動きも出ている。

これは英語ではReturn to Office(会社に戻る)、略してRTOと言われ、
インターネットで検索するとそれなりの数がヒットすることから、
一定数の会社で見られる動きといってよいだろう。

必ずしも完全出社にするわけではなく、
週1~2日は必ず出社する日など、企業によって出社率に差はあるが、
揺り戻しともいえるこの現象は、なぜ起きているのだろうか。
原因をいくつか考えてみた。

1.オフィスにいたほうが従業員の連帯感が高まりやすい
2.オフィスにいたほうが、従業員が仕事に打ち込んでくれる
(上司の目が行き届いていないと、社員が仕事の手を緩めてしまうのが心配だ)
3.永続的に在宅勤務を多めに導入するのであれば、オフィスを縮小したほうがよいが、
そこまでの必要は感じないし、賃料など固定費を支払っているのだから、
元を取る必要がある
4.ずっと続く在宅勤務で、従業員のメンタルヘルスが心配される

他にも理由はあるだろうが、ざっと思いつくものを挙げてみた。
ちなみに、この「オフィスに戻ろう」運動を支持しているのは、管理職層の方が多いそうだ。
この事実が、2.が無視できないことを表していると言っていいだろう。

さぼろうと強く決意してさぼる人は殆どいないと思う。
ついつい、○○を10件やろうと思っているところを、
しんどいから8件で済ませてしまったとか、
これを今日やろうと思っていたけど、大変だから明日でいいやとか、
人が手を緩める心理はそんな感じだろう。

オフィスにいてもそうなるのかもしれないが、
在宅勤務だとその傾向が強まるというのはうなずける気がする。

しかし、一人一人が手を緩めた結果は、部署や会社の業績として現れる。
それに真っ先に危機感を持つのは経営者やマネージメント層だ。
そう考えると、管理職層が「オフィスに戻ろう」運動を支持するのも納得が行く。

引き続き、感染対策も必要だし、
育児や介護など、特に在宅勤務の必要性が高い社員に配慮する必要も勿論あるが、
勤務ができるのは、会社が存続しているからだ。

事業がずっと縮小すれば、会社は従業員数を減らさざるをえない。
時には部下の反応が芳しくなくても、マネージメント層が
「オフィスに戻ろう」運動を推進するのは自然なことと言えるだろう。

転職活動に日々関わる人材紹介会社の人間として思うことだが、
採用の決定権者は基本的に管理職層なので、
この管理職層の目線を持てていたほうが、転職活動は絶対的に上手く行く。

コロナ前、居酒屋で他の席にいる見知らぬ人が、
「部長はああ言うけどさあ」という愚痴をこぼすのをよく耳にしたが、
なぜ部長はそう言うのか?(部下のパフォーマンスが落ちていれば、
時には言いたくないことも言わなければいけない)とか、例えばそういった視点だ。
日々実践されている方も多いかもしれないが、
自分より一段、二段、三段上の視点で考えてみると、新しい発見があるかもしれない。
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