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敵か味方か習慣化

2021-10-29
今週から飲食店への時間短縮要請が解除され、
弊社のある恵比寿も通常の夜の風景に戻りつつあります。

「よし、じゃあ飲みに行こう!」と言いたい所ですが
実は、現在の私の飲酒量は以前の4割程度。
コロナ禍での体調管理意識の高まりを軸として、
少しだけお酒離れの状態になってしまいました。

ちなみに、飲酒量減で下記の様なメリットがありました。

① 痩せる(肝機能が活性化されて基礎代謝が高まる)
② お金が溜まる(交際費、酒+「おつまみ」の購入代金が浮く)
③ 失態や失言がなくなる(覚えてない…という恐怖から解放される)
④ 夜更かししなくなる(睡眠の質も高まります)

並べてみるとこれはこれで結構なインセンティブだと感じますが、
個人的には「無理だと思ってた節酒ができた!」事の方が衝撃でした。

以前の私は「趣味お酒」と言っていいくらい、
とにかく365日飲まないと気が済みませんでした。
美味さもありますが、完全に「習慣化」していたと思います
(アルコールなんで、ストレートに「依存」ですかね…)。

習慣化の恐ろしさは、自分でそれに気づけていないこと。
なので、いつでもその習慣を変えられると思いながら、
一方では止めない理由を必死に探し、
現状維持させようとする力が強烈に働くのだと思います。

コロナの得体の知れない恐怖はかなり強く、
私の場合はその怖さが習慣化を崩すきっかけになりました。
ならば、自力で習慣化を断ち切ったりつないだりできる人は、
次から次へとこれまでの限界を突破していき、
常に新しい景色を見続けているのではないでしょうか。
これはなかなかにうらやましい状態です。

その体験が心地よい刺激を生み出す事で、
さらなる「プラスの習慣化」に貪欲になれるのだと思います。
ストイックなのか欲望に正直なのかはよくわかりませんが、
どんな外的なインセンティブよりも、
自分が変化したことの驚きや嬉しさは強烈なインパクトになると、
我が身を通して感じた次第です(脳から何か出ている気が…)。

とはいえ、あくまでも私の目的は節酒なのです。
飲酒方面で自分を律するのはこのくらいにして、
週末はビール片手に別の習慣化ターゲットを探そうと思っています。

ああ、金曜日が待ち遠しい!(という高揚感がインセンティブ⑤です)
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制限

2021-10-23
制限を受けるのが好きという人はいないと思う。
しかしながら、制限や制約が自分の能力を向上させる場合もある。

自分は仕事が終わった後、
ラーメンやカレー等のいわゆるジャンクフードを
毎日のように食べていたが、コロナウイルスの影響で
外食店が時短要請を受け、
なかなか行けない時期が続いていた。
(我々の仕事は始業が遅めである分、
終業もやや遅めなので、外食が時短になると、行けない店も出てくる。)
フラストレーションがたまってくる。

そこで、考え方を変える事にした。

朝早く出社するスケジュールに変えた。
あえて日中の業務時間を圧縮し、仕事を効率良く終わらせ退社。
様々な選択肢の中でやはり、ラーメンに。
気持ち良く20時の閉店前に滑り込みセーフ。

夜、絶対に食べに行くと決めて、
1日を過ごしてみると、普段より仕事がはかどる。

時間を制限することが仕事のスピードアップにつながった。
業務遂行に掛かる時間自体は見違える程に短縮できる訳ではない。
判断スピードが上がったのだと思われる。

成功している人の中には、敢えて自分にプレッシャーをかけていることが多い。
「いつまでに何をやり遂げる」と人前で言い、自分を追い込む。
数年前に亡くなったプロボクサーのモハメド・アリは強気な言動で知られるが、
それは敢えて自分を追い込むためだったようだ。
自分で「こうなりたい」「こう成長したい」という目標があれば、それに向けて、
自分に制限や制約を与えてみるのもよいと思う。

最近の悩みは、制限も解除され、別レパートリーも増えた事だ。
今度は増えた選択肢の中から何にするかを選ばなければならなくなった。
仕事は早くなったが、クローゼット内のスーツが悲鳴を上げる日も近くなった。
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「つながらない権利」と「時間どろぼう」

2021-10-15
「つながらない権利」とは、就業時間外に
メールなどでの業務連絡を拒む、働き手の権利のこと。
コロナウイルス禍の中、テレワークが定着し、
仕事とプライベートの境目がより曖昧になり、
長時間労働に繋がるという実態から、
就業時間外の業務連絡を受けない「つながらない権利」が
世界的に注目されているらしい。

確かに、テレワークになったことでONとOFFの切り替えが難しく感じるし、
相手の様子が見えない分、ちょっとしたことを
連絡するタイミングが分かりにくい。
タイミングをはかっているうちに忘れることがあるため、
つい“忘れないうちに伝えておこう”と
メールをしてしまいがちでもある。

「自分の(プライベートの)時間を奪われる」「休みたい」という
自分目線で考えると、
「つながらない権利は必要だ」と個人の権利を主張したくなるが、
一方で、自分自身も誰かの時間を奪っている可能性が
あることも意識しておきたい。

時間を奪う・奪われるのは、就業時間外や休日に限ったことではなく、
日頃の業務においても、私たちは常に誰かの時間を使って仕事をしている。
例えば、会議。会議は多くの人たちが参加し、多くの時間を費やしている。
それぞれの時給で換算したら、いったいいくらのセミナーに
匹敵する金額になるだろうか。
この会議で目的やゴールが見えずダラダラと続けたら、
時間と時給のどろぼうだ。

また、目に見えてないところでも誰かの時間をどろぼうしていることがある。
例えば、営業さんが使うための販促資料を私が作成することになったとしよう。
実際にその資料が使われるのは翌日。
期日までには、あと1日あるからと後回しにしてしまい、
営業さんへの提出が終業時間ギリギリになった。
自分の業務としては、就業時間内に収まっているし、
相手への連絡も就業時間内なので問題ないのだろうか?

実際は、その後その資料を受け取った営業さんは、
資料を確認し、修正すべき点を修正し、
さらには、その資料を使ったプレゼンの練習を就業時間外に行う羽目になる。
つまりは、営業さんの時間どろぼうをしてしまっているわけだ。
自分の仕事の先には、誰か、またその先にも
関係する誰かがいることを忘れてはいけない。

自分の権利を主張する前に、
自分が誰かの時間どろぼうになってしまっていないか考えたい。
そして、思いやりをもった仕事の仕方を心がけることで、
規制しなくてもよくなり、権利やルールが減っていくような組織を目指したいなと思う。
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魔法の特効薬

2021-10-08
人は何かを達成したいと思う時、
いかに最短で効率的に、加えて楽にできる方法は何かを考える。

ダイエット、筋トレを例に挙げると「飲むだけで、1ヶ月でモテボディ」、
ビジネスに於いても「この1冊で完結!王道のロジカルシンキングが分かる本」など、
人間の欲求に上手く訴求する謳い文句のサービス・商品を頻繁に目にする。

それ自体が悪いものではなく、しっかり取り組んで行動すれば効果を見込めるだろう。

しかし、忘れてはいけないのは、人間は自分に甘い生き物で、
放っておくと、つい楽な道を選んでしまうということ。
そして、「◯◯だけで完結」のような最短で答えを求める思考に囚われすぎると、
無意識的にそれ以外の情報を排除してしまうリスクがある。

冒頭の考え方を例にとれば、最短でスキルアップしようと考え、
1冊に必要な情報がコンパクトに凝縮されている本を読み、
書いてあることを実践すれば、基本の型を身に付けることはできるかも知れない。
しかし、ビジネスの現場で使うことを考えると、思考スキルの以前に、
クライアントの基本情報や特徴、加えて、
周辺情報(クライアントを取り巻く市場全体のこと、競合の動向等)のリサーチを欠いた途端、
思考の型を学んでも何も活かせなくなる。

これは一例に過ぎないが、ビジネス以外でも、同様の事例はある。

現在、ドイツリーグで活躍していているサッカー選手で、原口元気選手の例を紹介する。

2018年ロシアワールドカップでは、ベスト16入りに貢献した方だが、
地味なことを積み重ねることで、常に結果が求められる欧州リーグで生き残っている良いモデルと言える。

海外移籍前の20代前半の頃は、テクニックが売りという印象だった。
しかし、海外で結果を出す為に、テクニックに磨きをかけるより、
サッカーの基本となる「走力」に比重を置き、自身のスプリントフォームを見直し、
その為に、元陸上選手で現在は筑波大学のスポーツ科学領域の准教授である
谷川聡氏の元で、2014年から地道なトレーニングを積み重ねた。

一見すると、回り道で、効果が現れるまで時間を要することだ。
しかし、この積み重ねにより、試合中、相手に走り負けないスプリント力を手にして、
疲れが出る後半、大半の選手のスピードが落ちる中、原口選手は変わらない。
実際、ワールドカップの時は、スプリント力をフルに活かし、相手の攻撃の芽をことごとく潰していた。

私もサッカー経験者だが、小学生の時にテクニックに秀でていて、
体が出来上がる時期に走り込みやフィジカルトレーニングを
怠った選手の多くは、そこそこ止まりになっている。
反対に、プレースタイルは地味でも、走り込みなど、
皆が嫌がるトレーニングを積み重ねた選手程、晴れ舞台で活躍しているのである。

お客様の課題を解決したいと考えた時、
一発で課題を引き出せるような魔法の質問や、
思考テクニックが存在するのではなく、全ては、如何に日頃から、
必要な情報にアンテナを張り、インプットを繰り返す習慣ができているかである。
加えて、一見すると業務に直結しないような事こそ、
興味を持って触れてみると、思わぬところで引き出しが増える。

多忙な日々が続くと、目先の優先事項に忙殺されがちになるが、
そういう時こそ一旦深呼吸して、
基礎行動に抜かりが無いかを冷静に振り返り、地に足を付けたいところである。
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ハードル

2021-10-01
19都道府県を対象にした緊急事態宣言と
8県へのまん延防止等重点措置が9月30日に全面解除された。

これを機に、経済が活性化してほしいと願わずにはいられない。
特に、休業や時短の要請があった外食・宿泊・観光・イベントなどの業種の方は尚更だろう。

しかし、以前と完全に同じ世界に戻るわけではない。
例えば、喚起対策があまりなされていない外食店に行くかといえば、
なかなか、そうはならないだろう。
選ぶ側の基準が高くなっていることは確かだ。

外食・宿泊・観光・イベントに限らず様々な業種においていえるが、
業界を問わず、営業職をしている人の話を聞くと、
新規顧客のガードが高くなったという話をよく聞く。
以前よりも取引を開始してもらいにくくなったということだ。
多くの会社が経費節減に努力する中、わざわざ新しい業者と取引するメリットが
感じられなければ、話を聞く時間を割かないというのは当然のことだろう。

営業職の人に話を聞くと、対面の往訪も減った。
代わりにオンライン会議が普及しているが、
顧客との打ち合わせの数が変わらないかというと、減ったと答える人が多い。
かつては「挨拶のため立ち寄った」というのも十分ありえたが、
現在はこれが成り立ちにくくなっている。
今は、対面だろうがオンラインだろうが顔を合わせる必然性が以前よりも問われ、
既に取引のある企業が相手であっても、
人に「時間をもらう」「顔を合わせる」ハードルが高くなっている。

この中で顧客に選ばれるにはどうすればよいのだろう。
そもそも人に「時間をもらう」というハードルが高くなっているので、
短時間で人に強いメッセージを伝えられること。
当たり前のことだが、顧客のニーズを解り、相手に寄り添い、
顧客の気付いていない視点を提供したり、課題を解決すること。
こういったことが、今後の仕事において一層大事になってくる。
転職活動においても、これまでしてきた仕事や自己PRの中で、
こういった側面を見直されると、新しい発見があるかもしれない。
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