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STOP AISAN HATE

2021-04-09
今、米国を中心にアジア人へのヘイトクライムが
急増しているのをご存知だろうか?

原因はいくつかあるのだろうが、
まず、コロナによって日常生活が奪われ、
これまでにないストレスフルな状態にある事が
事件急増の背景にあるのは間違いないだろう。
また、トランプ前大統領がコロナウィルスを
「チャイナ・ウィルス」と呼んだ影響も大きい。
先月の米アトランタの銃乱射事件をきっかけに、
アジア人差別に対する抗議運動や意識の高まりが
世界各地で広がっているが、その深刻さに比して
日本ではあまり報道されておらず、
そこまで強い関心事になっていない様に感じる。

アジアの中のまさしく当事者である日本なのに、
あまり報道されない事は素朴に疑問に感じるが、
基本的に視聴者の関心を集めにくい「ネタ」だと
考えられているからだろう。おそらく日本人の多くは、
人種差別についてあまり真剣に考えたことがない、
意識したことがない、自分とは関係ない、
と思っている人がほとんどだと認識されているので、
当事者意識を持つ事が難しいという事なのだと思う。
もちろん、だからと言って安易に世界のトレンドに
乗っかるように、SNSで#(ハッシュタグ)を付けて
抗議に賛同すれば良いというものでもないと思う。
「人種差別による殺人」とまでなってしまうと
さすがにピンとこないかもしれないが、
「差別」は身近に、日常的に存在していることを意識したい。

記憶に新しいところで、森元首相の女性蔑視発言が問題になったように、
「女性だから・男性だから」という性差別も現在進行形の問題。
主観も入るが、日本人は外国人嫌悪の傾向がある気がするし、
中国人や韓国人、バイレイシャルの人たちに対しての差別も
いまだ根強く残っていることも否めない。

昨年の”Black Lives Matter”や今回のアジア人差別について
改めて思うことは「差別をなくそう」とか「偏見をなくそう」
という単純な話で考えるべきことではなく、
これをきっかけに「背景を知ろうとする」、
そして、ちゃんと自分の頭で「考えてみる」というのが
何よりも重要なアクションだということ。
「唯一の善は知識であり、唯一の悪は無知である」という言葉があるが、
無知ゆえに自分でも気づかぬうちに、誰かを傷つけているかもしれないのだ。

大切なことは、一つ一つの出来事を自分が思考するための
「きっかけ」にすることができるかどうかだ。
どんな状況や場面でも言えることだが、情報を鵜呑みにしたり、
ただ右から左に流すのではなく、まず一度考えてみることで、
はじめて「自分ごと」として認識できるようになる。
今回の件も、そこから日常に潜む差別を認識するに至り、
ひいては、世界で起こる差別意識・行為に対して
当事者意識を持って接する事ができるのではないだろうか。
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新年度

2021-04-02
四月になった。
日本では官庁や学校以外にも、多くの会社で四月の年度始まりを採用している。
新年度になり、新しい部署に配属された方もいるだろう。

昨年度を振り返ると、過去に例のない一年だった。
4月に入って早々に、緊急事態宣言が7都道府県に発令され、その後、対象が全国に拡大された。
弊社のある東京の恵比寿は歓楽街という一面もあり、普段、休日は多くの人で賑わうが、
昨年のゴールデンウィークは、ゴーストタウンのように町がガラガラだった。

昨年度は、日本が、世界が、コロナに振り回された一年と言えるだろう。
前向きな話題としては、ワクチンも開発されているし、
今年は、事態収束とまではいかなくても、事態が沈静化することを期待したい。

今年度は、どんな一年になるだろうか。
経済的には、もっと激動の一年になるかもしれない。
昨年は、コロナで職を失う人、収入が減った人、職が変わった人、倒産する企業が多く出た。
その中で、前例がないほど多くの助成金・補助金が発動した一年でもあった。
政府の経済出動が不十分だという声があることは重々承知しているし、
その見方を否定するつもりはないが、
結局、上記のような助成金や補助金の多くは借金である国債でまかなうしかないので、
今年は、昨年ほどの公的補助は期待できないのではないかと私は考えている。

70歳就業法が施行され、最低賃金が上がると、企業の人件費は増える。
一方で経営環境が厳しいとなると、雇用者は、働く人ひとりひとりに、
これまでよりも多くのものを求めざるを得なくなる。
採用のハードルは上がるし、今の職場で働き続ける人も、パフォーマンスに対する期待が上がるだろう。

その中でやっていくには、
個人も企業も、あり方や戦略・戦術を見つめ直す必要があるだろう。
激動の環境であっても、変えるべきでない信念・こだわり・軸もあれば、
状況の変化に合わせて、変えるべき戦略・戦術もある。
新年度は、そういったものを振り返るのに良いタイミングでもある。
私自身も、新年度を迎えるに当たって、
変えるべきものと変えるべきでないものの双方を改めて整理したので、実行するとともに、
定期的に振り返り、この一年で更に成長していけるよう精進したい。
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