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復活劇

2021-01-29
白血病の長期療養から復帰した、
水泳の池江璃花子選手が『北島康介杯』に出場した。
惜しくもメダルには届かなかったが、
女子100メートル自由形決勝で4位に食い込んだ。
池江選手の復活劇は、海外でも注目を集めている。
五輪公式メディア『Olympic Channel』は
「オリンピック予選の出場権を得て、
リカコ・イケエの東京2020出場への可能性が残った」と報じた。
また次のように続けている。
「白血病と闘ったオリンピアンは多くの方の諦めを良い意味で裏切り、
4月の日本選手権の標準記録を突破した。まさかの復活劇が続いている」と称えた。
池江選手は五輪代表選考レースへの出場を決めたが、
その泳ぎは多くの人に希望を与えているのではないだろうか。

一時は復帰が絶望視された池江選手だが、
なぜこのように復帰できたのだろう。
幼い頃から培ってきた基礎体力。
競技や練習を通じて鍛えたあきらめない精神。
困難を乗り越えてきた実体験による、必ず成し遂げるという信念。
そして、なによりも、周りの人への感謝から、
何としても復帰してみせる、という
想いが強かったのではないだろうか。

池江選手から見習うべき点は本当に多くある。
転職活動には困難がつきものである。
職務経歴書一つ作成するにしても、
自分の意図がうまく表現できない。
面接では緊張のあまり頭が真っ白になるし、
うまくできたと思ったのにあと一歩及ばない。
内定という一つのゴールに向け、
日々、選考レースのスタートが切られている。
成功した人がいる分、涙を飲む人がその倍以上いるのだ。

転職を成功させた方たちに共通しているのは前向きさ、明るさ。
日々の仕事を通じて、
ビジネスマンとしてのベースがしっかりできていること。
また上司や同僚、家族等を含め
周りの人達への感謝の気持ちを持っていた。
何か特別なことが求められるわけではなく、
人としてのあり方、日々の取り組みが大事だ。
池江選手の復活のように、我々も生きていること、
ご飯が食べられること、人と笑い合えることに感謝をしつつ、
コロナ禍で失われた時間を取り戻さなくてはならない。
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相手の立場に立つということ

2021-01-22
自粛した生活が日常化し、
ストレスや生活不安を抱え身近な方に
手を出してしまうケースが増えているらしい。

実際に、ドメスティックバイオレンス(DV)の相談件数が
過去最多の約13万件となり、
今後も増加することが懸念されているとのこと。
相談できた件数で13万ということは、
実体は恐らく倍以上なのではないかと想像すると、
何とも言えない気持ちになった。
この事実に対して憤りを感じても、悲しんでも、
当事者でない限り、どこか他人事になってしまう。

DVの問題とは同等に語るべきことではないが、
通常、円滑な人間関係の構築やコミュニケーションのためには、
相手の立場に立ち、相手の気持ちを考えることが必要である、ということは
ほとんどの人が理解していることだと思う。
しかし、仕事ではそれを意識することが出来ても、
家族のように身近な存在には、
「自分を分かって欲しい」というエゴが存在しているように思う。

そのエゴを問題視したいのではなく、
まずは、「自分も含めて人間は、
基本は自分勝手な生き物なんだ」と認識することから始めたい。
だから、「これは本当に相手のためなのか?自分のエゴになっていないか?」と
ワンクッション置いて考えるようにしたり、
例えば、妻(夫)が感情的になっているときは、
「俺(私)だって、○○なのに」と思わずに、
相手の怒りや悲しみの背景・想いが
どこにあるのかを冷静に考えてみることを心がけたい。
逆に言えば、ワンクッション置いて相手の立場に立って考えてみたら、
相手が嬉しいこと・幸せを感じることも想像し、実現させることだってできる。

私たちの仕事は「人と人の間に立ち、
コミュニケーションで成立していくもの」なので、
常に、相手の立場に立つこと、相手の気持ちを考える・想像することが
基本であることを教えてもらってきた。
それがどれだけ大事なことなのかをよく理解していても、
時に、“相手のため”と思っていたことでも、「本当にそうか?」と
突き詰めて考えてみると、結局は“自分のため”だったり、
自分でも気づかないうちに、自分目線になっているときがある。

自分の家族にも当たってしまい、「しまった!ごめん。」と思うときもある。
しかし、当たられた側も、今はコロナ禍で自分と同じように
ストレスフルな環境にあることに変わりはなく、
通常時には許せることも許せないという状況になりやすいのかもしれない。
お互いが思いやる余裕を持って接することが、今は特に必要な時期なのだと思う。

「分かっていても難しい」類の問題ではあるが、
人は必ず誰かと関わりながら生きていくのだから、
相手にとって、自分にとって、幸せで良好な関係であり続けるために、
自分勝手な生き物であるという自覚をし、自分が感情的になっているときでも、
相手の立場や気持ちを想像しようとすることを、
何度でも挑戦と失敗を繰り返し、習得したい。
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フォロワーシップ

2021-01-15
書店のビジネス書の棚には昔からリーダーシップに関する本が多いが、
リーダーシップの対義語で、フォロワーシップという言葉があるそうだ。
フォロワーというのはtwitterの用語として聞くことが多いが、
元々は、付き従う人というのが語源で、そこから派生して、リーダーを補佐する人を指す。
フォロワーシップは、組織を支える上で求められる能力を指す。

緊急時や短期的な成果が求められる状況では、
トップダウンのリーダーシップが力を発揮するが(カリスマ指導者が典型例)、
これには限界がある。
個々の自主性がなかなか育まれないので、
強いリーダーがいないと成立しない組織のままになってしまいがちだからだ。
時代の変化でグローバル化が進み、新しい取り組みが昔よりも早く
陳腐化してしまうので、リーダー一人の知恵に限界がある、という理由も大きい。
そこで、フォロワーシップが注目されている。
例えば、世界最高峰の少数精鋭チームと言われるNASAでは、
宇宙飛行士に求められる資質の一つがフォロワーシップだと考えている。
ある名門の大学ラグビー部でも、フォロワーシップの強化により、
優勝などの成果が出たという。

では、フォロワーシップとはどのようなものなのだろうか。
付き従う人という語源から、受け身のような印象を受けるが、実際はそうではない。
フォロワーシップとは次のようなものだ。

組織から与えられた義務や責任を果たし、組織に貢献するという強い思い。
組織のために何ができるか自発的に考え、行動すること。
リーダーの立場になって考え、相手に敬意を払い、人に配慮し、
組織全体がスムーズに行くように行動すること。
フォロワー同士(会社全体という観点で言うと社員同士)で、
互いの成長のためにアドバイスしあうこと。
顧客や関わる人のことを考え、一見小さい仕事にも心を込めること。
考えた上で、チャレンジをすること。

いろいろ挙げたが、ここでは、成果や実績が求められているわけではなく、
大事なのは姿勢や態度だ。

実はこれが、採用面接などで第一に求められることでもある。
特に人気のある採用企業だと、優秀な人材の応募が多く集まるので、
「○○業界で△△業務の経験が□□年」といった部分では差がつきにくい。
人間性が選考の上で大きい比重を占める。

先程、フォロワーシップという聞きなれない言葉を使ったが、
何も特別なことが求められるわけではない。
先程列挙したフォロワーシップの例は「それは大事だ」と誰もが納得できるものだろう。

このようなことを普段から実行されている方も多いと思うが、
職場でより実践すると、普段よりも働きやすくなっていることに気づく。
実際、私もそうだった。
転職活動においては、職務経歴書でそういった部分を表現すると、
書類選考も面接もよりスムーズに進み、ご本人にとってより有利な展開になる。
弊社のキャリアコンサルティングでは、
そういった部分のアドバイスも差し上げるよう努めている。
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2021年

2021-01-08
新年あけましておめでとうございます。
本年も株式会社コアをよろしくお願いいたします。



世界の日常が一変した2020年が幕を閉じ、2021年がスタートした。
東京オリンピック観戦チケットの話題で持ちきりだったのが
ちょうど1年前である。よもや翌年もまたオリンピック開催を
議論する年明けになろうとは、誰も予想しなかっただろう。

何事においても見通しの立たない一年を我々は経験した。
そして、まだまだ前途遼遠である。
ここを乗り越え、今年こそは世の中に明るい兆しや
良いニュースがもたらされることを切に願っている。

多くの企業が新型コロナウイルスに深刻なダメージを受ける中、
誰かが働けない分、誰かが働いていてこの世の中が回っていること、
そのこと自体も強く意識すべきwithコロナの時代である。
どのような状況であっても、働き続けなければ生きていけないのであり、
その尊さを世界中の誰もが再認識しなければならない。

昨日、1月7日(木曜日)に緊急事態宣言が1都3県に発令された。
また、さらに日常生活に厳しい制約が設けられる可能性もある。
しかし、昨年の全国緊急事態宣言時にも同様のことを感じていたが、
結局「やるもやらぬも自分次第」である。
世の中の情勢を理由にして妥協することは簡単だが、
自立(自律)した行動(働き方)がそれぞれにあれば、
こういう時だからこそ成長のチャンスにつなげられる。

人生とはよく長い川に例えられる。
その川を渡っていくために、
自分がどのような橋をかけられるのかが問われている。
強固な橋がかけられるのなら、どんな濁流の川でも渡ることができる。
貧弱な橋しかかけられないなら、川が穏やかでも崩落するかもしれない。
自分だけの橋、自分の人生は自らでこしらえるしかない。

良くないニュースが続くと負の空気に飲まれそうになる。
逃げたくなることもあるかもしれない。
しかし、今こうして同じ2021年をスタートし、
同じ時間を過ごしている間にもライバルは確実に
一歩先を進んでいることは肝に銘じ、仕事に向かわなければならない。

今年の干支は丑である。2021年は「辛丑(かのとうし)」というらしい。
この意味は「辛さは続くが、一段落すれば徐々に新しい知恵が湧いてくる」ということのようだ。
これを、新型コロナウイルスが収束に向かうことを暗示しているのだと強く信じ、
牛のように、皆様と一歩一歩成長を確かめながら歩いていく一年にしたい。
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