FC2ブログ

人は見えない想いに感動する

2020-09-23
今日、帰り際に何気なく読んだネットの記事に心を動かされた。
それは、新潟県の「長岡まつり大花火大会」に関する記事だった。

長岡まつり大花火大会は、日本三大花火大会の一つとして有名だが、
三大会で唯一、花火競技会ではなく、長岡空襲・戦争で亡くなった人の慰霊と
復興に尽力した先人への感謝、世界平和を願う想いが込められている花火だということを知った。

今年の夏は、新型コロナウィルスの影響により全国の花火大会は軒並み中止となり、
長岡市の花火大会も戦後初めての中止が決まっていたが、
市民の想いもあり、「白菊」と呼ばれる真っ白な鎮魂・慰霊の花火は
例年通り打ち上げられることになったそうだ。
戦後75年間もつないできた大会の中止に暗くなるのではなく、
今年の数発の鎮魂の花火によって、命の尊さや平和への想いを改める考える機会となったとのこと。

記事をまとめると上記のようなあらすじになるのだが、
その数ページの記事を読んで、じわじわと何かに心が動かされた感じがした。

こういう時に感情だけが残ることがよくあるので、今回は改めて、
その「じわじわ」とした感動が何によるものか冷静に考えてみた。
暫くして、「話しに登場した人たちの想い」だったことに気づいた。
空襲を経験し家族を失った方が語った「平和でなければ花火はあがらない」という話や、
何世代にもわたって「白菊」を創作し続けている花火師の想いなど、
文章の中では語られていなかった想いの背景や、75年間にも受け継げられてきた背景、
たくさんの人たちの見えない姿と想いを無意識に想像して胸に響いたのだと思う。

見えない相手の気持ちや考えを想像して、
嬉しくなったり、悲しくなったり、感動したり、
人間は、想像する生き物であることを改めて感じさせられる。

自分もそういう感動を誰かに与えられたらいいなと思う。
言葉に出来ていない日頃の感謝の気持ちを、プレゼントで表現するのも良いかも。
こっそり自分の為に色々と考えて準備してくれる姿を想像するだけで幸せな気持ちになる。
スポンサーサイト



tag :

深掘り

2020-09-14
半沢直樹の勢いが止まらない。

池井戸潤の小説「半沢直樹シリーズ」を原作とした、
TBS系「日曜劇場」のテレビドラマだ。
全話、世帯視聴率20%超を記録しており、私も今や視聴率に貢献している一人だ。

なぜ「半沢直樹」はこれほどヒットしたのだろうか?
色々な理由はあると思うが、私が考えたのは特に以下二点である。

1.半沢は、皆が言いたくても言えなかった事をズバッと言う、爽快さが魅力である。
名台詞「やられたらやりかえす、倍返しだ!」との
半沢のセリフをみて、皆共感するだろう。
「よくぞ言ってくれた!いいぞ半沢!」、私のことのように満足感を得るのだ。

2.話一話で山場があり、スカッとするシーンがしっかりと盛り込まれている。
また、1クールが第一部と第二部の構成になっているため、一粒で二度おいしい。
つまり毎回毎回、飽きずに見ることができる。

そこで、もう少しだけ深掘りし、考えてみた。

1.について
現実問題、社会人の多くは
「本当はこうありたい、でもなかなか難しい」と思っている。
今のご時世は、長いものにはまかれろ、
言いたくても言えない環境もあったりもする。

そんな背景を考えると、日本人の奥底には、
「やられたらぐうの音も出ない程やりかえしたい」、
そんな思いを抱いている方が多いのではないか。
つまり、反骨心がある社会人は多いのだ。
少なくとも心の中では頑張ろうと、前を向いている日本人は多いのだ。
まだまだ日本の心も捨てたものじゃないな、と感じた。

2.について
現代人は飽きっぽい人が多いのかもしれない。
長編小説より、短編小説を好む理由と同じである。
よく三日坊主で終わることも、飽きっぽさが原因だろう。

さて、この「深掘りする=深く調べたり考えたりすること」は、
AIには決して真似が出来ない人間らしさで、
人間こそが持つ唯一無二のスキルである。
仕事やプライベートを充実させるうえで、欠かせない大切な要素だと思う。

例えば、普段の何気ないうわっつらな返事では、
相手の心を動かすことは難しい。
しかし相手の発言の理由をもう少し深く考え、
五感で感じ、思いを伝えると、相手は感動する。

転職活動においても同じことが言える。

選考過程において、いわゆる「深掘り質問」が投げかけられる。
「どのような考えで仕事をしているのか?結果どのように感じたのか?」。
軸となる考えを持っているか、人となりを含め企業側はしっかりと見てくるのだ。

しかし、深掘りし考えることについて、苦手意識をもっている、
余り深くは考えていなかった等の求職者は実際多いと感じる。

もしも悩まれた時は遠慮なく弊社へお声がけいただきたい。
キャリアについての「深掘り」を一緒にお手伝いができれば、
嬉しく思う次第である。

それでは、そろそろ半沢直樹が始まる時間なので、失礼させていただこう。
tag :

今後、重要性を増すスキル

2020-09-07
先日、社内の勉強会で、
・仕事に求められるスキルの種類
・今後、求められるスキルがどう変化していくか
について、ディスカッションを行った。

仕事で求められるスキルを二種類に分けると、
1.お金で買えるスキル。ロジカルシンキング、経営学、語学、資格など。
  (勿論、習得するには、お金以外に、時間や労力も必要だが。)
2.お金で買えないスキル。調整、根回し、段取り、配慮など、
  一見、当たり前のように思えることや、地味で面倒くさいことが多い。

どちらも大事だが、今後は、2.の重要性が更に高まっていくと思われる。
データ分析、数値処理や翻訳が典型だが、
1.は、AIが得意な分野であり、今後、更に機械化が進んでいく。
一方、人同士が働くのに必須である2.は、機械への置き換えが難しい。

考えてみると、1.はその人の個性と独立して存在するが、
2.はその人ならではの個性と切っても切れない関係にある。
2.は、人間ならではのスキルと言ってよいだろう。

採用面接で重視されるのも2.の方だ。
というのも、1.は職務経歴書を見れば解るので、書類選考でかなり判断できる。
例えば、ある商材をどこの小売店向けに営業する、という業務は、
AさんもBさんもCさんも同じだ。
一方で、その業務を行うに当たって、目的を達成するために、何を考え、
どう工夫して、どう壁を乗り越えて、どう行動したか、というのは、
AさんとBさんとCさんの間に違いが出る。
ここには、自然と人柄が現れるし、「社風に合うかどうか」
「一緒に働きたいか」という部分に関連してくる。

これまでも、採用面接では2.のスキルが重視されてきたが、
AI化が進む中、今後、更に重要性が高まっていくだろう。
注意すべきは、転職の面接でこのスキルをアピールするには、
まず書類選考を通る必要があるということ。
当たり前のようだが、転職希望者が増えている最近の情勢では、
競争が激化し、書類選考を通過するのも容易でない。
職務経歴書を通してその人ならではのスキルを伝えるにはコツがあるが、
弊社では創業以来十年近く、求人案件の紹介とともに、
職務経歴書を通じたアピールの仕方をお伝えすることにも力を入れてきた。

興味を持たれた方は、是非、一度キャリアコンサルティングを受けてみていただきたい。
tag :
<< topページへこのページの先頭へ >>