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自己分析

2020-07-28
将棋の藤井聡太七段が、史上最年少でタイトルを獲得した。
改めて、異次元の強さだと思う。
人間とAIの対決でAIに軍配があがった将棋だが、
藤井七段といえば、「AI超え」の手を繰り出すことでも話題になっている。
藤井七段の最近のタイトル戦の相手であり、将棋界最強の一人である渡辺明二冠が、
「すごい人が出てきたという感じです」とコメントしている通り、本当に強い。

藤井本人に言わせると、29連勝したデビュー時と比べて、
角一枚分は強くなっているという。
これは、大きいハンディキャップを課されたとしても、
今の自分が、デビューした当時の自分に勝てるということだ。

なぜ、これだけ成長できたのだろう。
その強さの秘密について、様々な人が様々なことを言っているが、
あるプロ棋士は、コロナによる自宅待機期間の過ごし方が、
最近の成長を後押ししたと言う。

藤井七段は、昨年11月のタイトル戦の挑戦者を決めるリーグ戦で、
いいところまで行ったが、終盤で悪手を指して逆転負けして気落ちし、
師匠に「手が見えない」と珍しく弱音を吐いたという。
将棋人生で初めて壁にぶち当たったそうだ。

その後、今年4月の政府の緊急事態宣言に伴い、感染防止のために、
長距離移動を伴う棋士の対局が延期された。
愛知県在住の藤井は、対局が行われる東京と大阪どちらにも行けず、
4月中旬から5月下旬まで自宅で待機していた。

藤井七段は、その期間を使って、自分の将棋を根本から見つめしたそうだ。
加えて、(元々、穴のある分野がなく、満遍なく強いと言われている人だが)
自分で苦手と思う分野の克服に努めた。
やがて、3年前の自分に7割以上は勝てる自信を持ったという。

ビジネスパーソンとしての成長に自己分析は欠かせない。
藤井七段を見ていると、尚更その重要性が感じられる。
キャリアにおける自己分析という観点で言うと、
職務経歴書の作成は、非常に有効な自己分析ツールだが、
その作成の仕方にはコツがある。
弊社では、キャリアコンサルティングの面談で、
そのポイントもお伝えするように努めている。

以前、弊社にキャリア相談に来られたある方は、職務経歴書の作成のポイントを聞いて、
「理屈はわかるが、書くのは正直面倒くさい」と最初は感じたそうだ。
ところが、取り組んでいるうちに、「自分の経歴を言葉で表現するのは面白い」と、
職務経歴書のブラッシュアップにはまってしまい、
今では、一年に一回、職務経歴書を書き直して送ってくださっている。

その方は、職務経歴書のブラッシュアップを通じて、自分を振り返り、
成長できた部分と次の目標、弱点補強の仕方や今後の行動における注意点などを
確認しているそうだ。

その方は、転職のためでない目的でご相談に来られているので、
その方には有償でアドバイスを差し上げているが、興味を持たれた方は、
是非、一度、キャリアコンサルティングを受けてみていただきたい。
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それぞれの経路

2020-07-20
人生はよく山登り(未知の山)に置き換えられることがある。
人生にはいろんなところに難所(ターニング・ポイント)がある。

山頂までの道のりで様々な体験をし、そして人と出会う。
時には自然の驚異に晒され、危険な目に遭遇する(トラブル)。
時には自然の恩恵を受けることもある(人からの助け)。
前進したり、時には後退したりを繰り返している。

人生の山登りにもいくつかの経路がある。
日本社会においては平均して22歳(大学卒業)くらいまでは
親が山登りをアシストしてくれるというありがたい環境がある。

しかし、22歳以降の人生は自らに決定権があり、
社会に出て独り立ちをして、社会の一員となった以上、
一人で山登りの経路決定をしなければならない。

経路を決めるのは自分次第である。
登山中に時には立ち止まり、通ってきた経路の確認や分析をし、
地図を見ながら先の経路選択に役立てることもできる。
人はいくつも経験、体験を通して、次回以降の行動に役立てることができる。
時には誰かからの助言をもらい、行動に役立てることもできる。
常に成長するためには「振り返りと次に向けた施策を考える」ことが大切である。

通れない経路を毎回、準備なしに挑んでも通れないが、
ロープを用意することや通る際に気をつけることを
意識することで通れる道の数を増やすことができる。

人生を謳歌している方というのは山登りにおいて、
いろんな経路を知っていることなのだと思われる。

私自身も人材紹介業を通じて、皆様に山登りの経路の
道標となれるように日々、精進していかなければならない。
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欠乏感のすすめ

2020-07-13
家の本棚を整理していたら、
懐かしいビジネス書が出てきた。
ベストセラー、「チーズはどこへ消えた?」だ。

パラパラとめくってみたものの、
恥ずかしながら「どういう内容だっけ??」状態で、
ほとんど内容を覚えていなかった。
もちろん、この本の素晴らしさは言わずもがな。
要するに、当時(10数年前)の私にとっては、
この本を単なる「寓話」のようにしかとらえておらず、
本の内容に入り込むための準備(態勢)が、
全く出来ていなかったという事だろう。
 
結局、本の良し悪しは自分次第という事。 
目的のない読書には意味もない。
自分に何が足りていないかを思い知り、
そして、それを埋めたいと強く願う人が
より多くのことを学べるという事だ。
どんなベストセラーも良質な古典も、
本人に「欠乏感」がなければその価値はわからない。

「チーズはどこへ~」 は環境変化の重要性に
ついて書かれている本だが、今、まさしく世の中は、
我々にとって厳しい姿に変わろうとしている。
潤沢にあると思っていたチーズが空になるかもしれない、
そんな好ましくない変化が誰の身にも起こる可能性がある。

そんな時こそ「欠乏感」が強い味方になってくれる。
何かが足りないと強く感じていることで、
ちょっとした変化にも敏感となり、慣例を壊す柔軟さを持てるようになる。
そのためには、まず見たくない厳しさを凝視してみる事。
そして越えるべき壁の高さと自分とのギャップを知る必要がある。
まずはそこから、思い切り「飢える」ところから始めてみてはどうかと思う。

例えば、あなたの本棚にも、お宝が眠っているかもしれない。
難局を乗り切るためのヒントは、結構そこかしこに存在しているが、
最終的には本当に欲しいと願う人、往生際の悪い人のところに
転がってくるような気がするのだ。
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先読み力

2020-07-07
新型コロナウイルスの発生自体が予想出来ないことであり、
各国、各機関が対応に追われている。
このような不測の事態に対応することは容易ではない。
ただ、起こってしまった以上、きちんと向き合って戦っていかなくてはならない。

そんな中、ニュースを見ていると、
「前もってわからなかったのか?予想できなかったのか?」
と言わざるを得ない出来事が多々報道されている。

・テニスのジョコビッチ主催のチャリティー大会
テニスのスーパープレーヤーとして対戦相手の動きを何度となく封じてきたジョコビッチ。
濃厚接触だらけの大会を運営し、ナイトクラブでパーティーをすれば、
何人ものコロナ陽性反応が出てしまうことを予測できなかったのだろうか?

・ブラジルの国策
経済活動の早期再開ばかりを主張するボルソナーロ大統領と対立して
保健相2人が相次ぎ辞任。感染者も急増し、対策を講じない状況が続いた結果、
今では米国に次ぐ世界2番目の感染者を爆発的に出している。
他国を見て、危険を察知できなかったのであろうか?

・日本人の自走出来ない、依頼心の高さ
ブラジルやアメリカほどひどくはないが、日本でもコロナ感染者がまた増加している。
経済活動を再開しなければならない事は理解出来るが、「夜の街」対策をとらないと、
この流れは止められないのではないか。誰かに言われないと律することは出来ないのか?

・アベノマスク。
到着が遅いのも問題であったが、サイズが小さい。ほとんど子供向けの大きさだ。
使用後、洗濯後にどうなるかを確認しなかったのだろうか。また、国政に携わる方々で
総理以外、ほぼ使用していない。そのようなものを何のためにばら撒いたのか?

少し考えれば解りそうなことが出来ていないことが非常に多い。
上記も自分の都合で場当たり的に考えたり、中長期的な視点で物事を見れていなかったり、
セルフコントロールが出来なかったり、忖度や利益供与があったりするから、当然、強い批判も受ける。

優秀な「プロ」と呼ばれる人は、その場での対応能力だけでなく、
先読み力が優れている。何手も先を読んで、他の人よりも先に手を打つから、結果も出せる。

ビジネスのフィールドでも同じことが言えるだろう。
自分の都合で考えず、相手ありきで考える思考があると、
自ずとすべき行動が見えてくる。それが先読み力ではないだろうか?
私はそれを【You化】と定義している。
誰かのためにしたいと思う事。誰かが幸せと感じることを中長期目線で提案していく。
そんな先読み力を持ちたいと思う。
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