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応援する消費

2020-06-30
新型コロナをきっかけに「応援消費」が注目されるようになったらしい。
これは、例えば休校に伴い余ってしまった給食用食材をECサイトで販売する、
というような流れの事を指しており、買い手側においても「企業を皆で援助しよう!」という
ムーブメントが出来て、実際、売り切れも続出するほど盛況だったものもあるようだ。

今回のコロナ災禍をきっかけに、GDPの何割がどうのこうのという話よりも説得力を持って、、
自分たちの消費によって経済が動いていると実感したのは、私だけではないはずだ。
今は、あらゆるものがコモディティ化してしまっている時代だからこそ、
最終的に応援消費こそが、消費者の選択を促す力になるという事なのかもしれない。

考えてみると応援消費は、実は結構周りに浸透している。
ご当地アイドルの応援やネット上の投げ銭、ふるさと納税も
同じような仕組みであることに気が付く。
自らが応援消費だと気が付いていなくても、
既に皆がその仕組みに乗っているという事だ。
それはそれで、世の中の必要に応じたトレンドだが、
マーケティングとしてそこを狙って生き残るというよりも、
本来は、いつの時代でも、応援されるような企業を目指す、
応援されるような人間になる事を目指すべきで
その結果の「応援消費」というのが本来のあるべき姿なのかなと思う。

当然、一朝一夕にはいかない。
一日一日の在り方、その積み重ねが人々の印象へ、そして感動、応援へと繋がる。
簡単なことではないが、弊社もそして私個人も、そういう存在であり続けるため、
一人でも多くの「働く人たち」を一生懸命応援していきたい。

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テレワーク

2020-06-22
緊急事態宣言が解除されてしばらく経ち、解除前よりも通勤電車に乗る人が増えたり、
ゴールデンウィーク中はゴーストタウンのようだった繁華街に人が戻るなど、
生活が日常に戻りつつある。
この数ヶ月で起こった変化は数多くあるが、働き方関連で一例を挙げると、
「テレワーク」という言葉がこれほど普及したことはないと思う。
テレワークのメリットとデメリットが様々なところで数多く挙げられている。
感染リスクを抑え、通勤時間を有効活用できる点、作業を黙々とこなせる点では良いが、
職場の連携や一体感が生まれにくい。
社内に対しても社外に対しても、フェイストゥーフェイスでないと解らない部分が
把握しにくい。会うことでしか生まれないコミュニケーションが生じにくい。
管理者側であるかどうかによって意見も違うが、
マネジメント側の視点で多かったのは、従業員や部下に任せるのが心配、
あるいは任せることの限界を感じた、というものだ。
そもそも人間は自分に甘い生き物なので、この心配はやむを得ないことだろう。

しかし、その中でも、テレワークを機に、大きく成長した人もいる、という話を聞いた。
その会社では在宅勤務に伴い、ToDoと業務日報を義務付けたが、
人によって取り組み方に違いが出たというのだ。
ある人のパフォーマンスはあまり変わらなかったが、
ある人は、この機会を活かして日々の振り返りを従来よりも更に徹底したという。
目的意識や目標を明確に持ち、なぜ達成できたか、なぜできなかったか、
どうすれば解決するのかを徹底的に分析して、改善のための行動を徹底したというのだ。
その結果、パフォーマンスも職場での存在感も大きく上がったという。

結局、人の差は意識の差ということだろう。
最近の採用面接では、「コロナで通常と異なる環境下で、どんなことに
気をつけて仕事に取り組んだか」という質問もされているようだ。
こういった質問に胸を張って答えられるようにしたいものだ。
暗いニュースが多く、後ろ向きな面に目が行きやすい世の中だからこそ、
どうすれば良くなるかに目を向けて行動したいものだ。
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日本人の真価とは

2020-06-16

今回のコロナウイルス騒動の中で、
日本人の持っている意識や生活様式が
世界中から賞賛を受け評価されているという記事があった。
コロナウイルス対応においては緊急事態宣言が発令されたものの、
強制執行力のない「自粛」というレベルで外出を制限されただけで、
皆(ほとんどの人は)、当たり前のように不要不急の外出・移動を避けた。
あくまでも「自粛」、それぞれの良心や意識の高さに委ねるという形でありながら
感染爆発になることなく、徐々に経済が再開できたことが奇跡的だというのだ。

グローバルな競争下においては色々と欠点を指摘されることが多い日本人だが、
今回のコロナとの戦いという未知の体験においては、
その生真面目さや約束を守るという特性がポジティブに評価された結果だ。
もちろん、今回のことで日本人の思考や行動様式全てが肯定されたわけでもなく、
逆に会社組織の建付けの古めかしさもこのコロナショックで露呈した部分もあったが、
私個人的には、我々がこれから先のウィズコロナの時代において生き残って行くための、
重要なヒントを得たような気がした。

一番大事なことは、当事者意識を維持する事、そしてそれを広げることだ。
例えば、震災時もそうだったが、危機に直面した際にそれを乗り越えようとする
精神力は非常に強いと感じる反面、のど元過ぎれば…という面も大いにある。
時間の経過とともに「なかったコト」に出来てしまう国民性があるようなので、
裏を返せば、瞬間的に当事者意識をMAXにできるという事なのだと思う。

今回のように「生命」の危機が生じた場合にのみにその力を発揮するのではなく、
日常から自分以外の「コト」に興味関心を持つこと、SDGsじゃないが、
そのつながりがあってこそはじめて社会が成立しているという自覚を持ち、
当事者意識を育むことが肝要だ。日本人の根底にあるまじめさや準備力があれば
それはきっと、不可能ではないはずだ。

コロナ後の、未来のあるべき姿に向けて、
現在の自分が取るべき行動を明確にすることにこそ、
個人の成長と日本の成長のカギがあると思う。
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アナログを以ってデジタルで生き残る

2020-06-09
6月となり通勤風景は以前の様子に戻りつつある。
しかし、連日のリストラや倒産のニュースを目にすると、
本当のダメージはここから顕在化する事を思い知らされる。
進行形の非常事態が「新常態」として定着する厳しい世の中で、
個人も、会社も何とかして生き残らなければならない。

ところで、ふとコロナ以前のことを思い出してみると、
当時のニュースの中心にいたのは「AI」だったと思う。
一つの論調として、AIが飛躍的に賢くなると
工場はもちろん、街のいたるところで省人化が進み、
様々な仕事が姿を消す…というものがあった。
求職者の方から「どんな仕事なら大丈夫ですか?」という
ご相談が増えたのをよく覚えている。
そう考えると、キャリア構築という文脈では、
テクノロジーの発展もコロナショック禍も
「未知なる脅威に襲われる不安」という意味では近い。

デジタル改革によって、安全性を保ちながら
より効率的に物事を進められるのは素晴らしいことだ。
しかし、デジタルな世界での「人間関係」においても
効率性を追求し工数を減らすことが是かと問われれば、
それは違うと思う。
むしろ、同じ空間を共有する必然性がなくなることで、
人は他人を簡単に信頼することが難しくなる。
大きなストレスや不信感を抱えたチームは機能しないので、
これまで以上に、他者を慮る気持ちを欲するのではないか。

デジタル時代を逆行するような発想だが、
あえて組織を支配する「空気」を思いっきり、
読んでみてはどうかと思う。
これは、同調を奨励しているのではなく、
他者の状態に意識を向けるということだ。
Webカメラ越しでも、その本人すら気付いていない、
言葉や印象のちょっとした変化に気づけること。
そして、ただ思うだけ、感じるだけではなく、
その空気感を相手にアウトプットして可視化すること。
こんな極アナログなスキルが、意外とデジタル時代に
生き残るための強力な武器になる気がしている。
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時代の変化

2020-06-02
先日、相撲部屋の20代の若い力士が新型コロナウイルスで亡くなった。
部屋で共同生活を送る力士はクラスター化の危険と隣り合わせで、対応が急務だったという。

力士の主食になる「ちゃんこ」は番付上位から食べ、
新弟子は残り汁で白飯をかき込む悔しさをバネに稽古に励むのが古くからの伝統だった。
しかし、コロナ感染防止のため、今はそれぞれの皿に取り分けて一斉に食べる方式に変わったという。
また関取になって初めて個室を与えられるのが今までの相撲部屋の伝統なのが、
そのしきりたりもまた変わりつつあるようだ。
相撲のように長い歴史や伝統がある世界でも、新型コロナウイルスの影響で
古くからの慣習がどんどん変わってきている。

欧米における日常習慣にも同じことがいえる。人々は直接的な接触がある握手やハグは
もちろんのこと、スペイン風邪のときにでさえ定着しなかったマスクを着用するようになった。
屋内でも土足の文化が、靴を脱ぐという人々すら出てきているようだ。
これまでの常識が今日の常識でなくなってきている。

反対に古くからの「しきたり」や文化的な習慣が変わっているなか、変わる事のない
消費もある。天災等の有事の度に起こる「店頭から姿を消すトイレットペーパー現象」だ。
有事が起こると、ある事ない事、噂が囁かれしばらく買う事が出来なくなる。
オイルショックを経験してきた世代はトイレットべーパーに特殊な感情を持っておられる方が多く、
有事が起こると紙を買い溜める・・・
個人的には50年を迎えるイヤな思い出をそろそろ水に流しても良いのではないかと
思うが、この現象もひとつの文化と言えるかもしれない。

コロナウイルス騒動の終息がまだハッキリと見えないなか、日本を支える企業は
これからの中途採用や新卒採用のありかたを模索している。
中途採用においては、ここ数ヶ月で既にWEB面接が主流になりつつある。
新卒採用においても9割以上の企業がWEB面接を導入するようだ。
各社の選考基準も直接会うことで感じ取れていたものから、
客観的に判断できる基準を作っていくことになるだろう。
時代の変化についていきながら、今の転職市場や労働市場で生き残り、
勝ち残るための適切なアドバイスができればと思っている。
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