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書評:「戦略読書」

2019-04-22
読書の仕方について書かれた本が引き続き流行っています。
少し前のものですがこちらもお勧めです。
コンサルタントとして様々な顧客に向き合うために、
必要な知識をどうやってインプットしていくかわかりやすく説明してくれています。
普通に選んだら、まず手にする事がないジャンルというのが誰でもあると思いますが、
著者はそういう本も戦略的に読んでいく事を強く推奨しています。

三谷 宏治 「戦略読書」 ダイヤモンド社
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「答えらしきもの」は「答え」ではない

2019-04-22
長男が4月から小学生になり、文字通り保育されていた時代から、
少しずつ自分で考え、行動する事が求められるようになった。
親としてもろもろ心配は尽きないが、
本人の成長を一番に考えた結果、あまり干渉しない事に決めた。
本人なりに、危険を感じたり嫌な思いをしたりするのが大事だと思うし、
そもそも親だって何が正解かもわからないから、
積極的に「何もしない事」を選択しているというわけだ。

我々は日常において科学技術の恩恵をこれでもかと受けている。
無意識に何かの答えや「流れ」の様なものを受け取って暮らしている。
ネット通販等ではリコメンドで自分が好きそうな商品が自動で出てくるし、
ハンドルから手を放しても車が運転できてしまう世の中。
これだけ技術が発展すれば、過去の事象や結果を積み重ねていき、
その分析から相当な精度(価値)を担保できるのだろう。
今世界を動かしているのは、まさしくそういうビジネスを展開する企業であり、
常に、そしてオートマチックに答えらしきものが提示される時代である。

初めから答えがわかっている状態というのは、
便利だけれど刺激も少ないので、結果として人の成長の機会を奪う。
そのうちきっと、寄り道やチャレンジを「無駄」と感じる様になるのだろう。
それは究極、何のために生きるかという大きなテーマにかかわってくるが、
もっと身近なところで「働く」という意識にも連動している様に思う。
働く事が幸せであるためには、主体性が不可欠であり、
仮に「わからない」「何もしない」という答えだったとしても
それが自分の思考や判断に基づくのであれば、主体的に生きている事になる。

未来は過去の蓄積だけで構成されているわけではないし、
技術の進歩は素晴らしいがそれに依存してはいけない。
自分が主体性を失わずに思考し、答えを追い続けることができる対象かどうか?
そういう軸で仕事を選ぶのも、間違っていない様に思う。

息子は今の所、小学校が楽しいと感じている様だ。
おぼつかないながらも頼もしい足取りを黙って見守っている。
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ブラックホール

2019-04-15
日本を含む国際研究チームが、謎に包まれた天体
「ブラックホール」の撮影に人類史上初めて成功した。
ブラックホールの存在は、約100年前にアインシュタインの一般相対性理論によって
予測されていたが、観測が難しく、これまで誰も目にすることがなかった。
今回の撮影は、その一般相対性理論を裏付けた形で、
専門家は「まさかここまで予言とピッタリのものが出てくるとは」と驚き、
「ノーベル賞級の成果だ」と評価している。

ブラックホールは光を出さないだけでなく、遠い場所にあるため、
地球からの見た目が極めて小さく観測が困難だ。
今回撮影に成功した「M87」銀河の中心にある「ブラックホールの影」は、
地球からの見た目の大きさが、月面に置いたテニスボールと同じくらいしかない。
これを見分けるには口径が地球の直径ほどの巨大な望遠鏡が必要になる。
それはさすがに無理なので、世界6か所の電波望遠鏡をつなぐことで
地球サイズの望遠鏡を構築し、人間の目のおよそ300万倍に相当する視力を実現し、
撮影を成功させた。

撮影が成功する前に、研究チームの一員がコメントしていた内容も印象に残った。
「解らないことがあれば挑む。チャレンジをやめたら研究者ではない。」
「予想どおりなら嬉しい。予想外のものが見えたら、それはそれで面白い。
頑張って、素晴らしい成果を届けたい。」

撮影が成功するまでに、非常に長い時間を要し、数多くの苦労もあったはず。
思考や工夫、そして「必ず成功させる」という信念、いわばポジティブな
「思い込み」を持って取り組んだことが、今回の成果につながったのではないだろうか。

自分の仕事においてもレベル感は違うが同じ事が言える。
長い方になると、数年以上に渡り活動を共にした方もいる。
その間に転職市場に変化があったり、その方に新しい家族が出来たりと
シチュエーションに変化は生まれるが、絶対に良い転職をしてもらうという想いや、
「この人は絶対に決まる」という考え自体は変わらない。
その想いが、新たな求人企業の開拓につながったり、
状況にあった働き方を提案するという活動に繋がっているのだと思う。

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令和元年の入社式

2019-04-08
令和元年の入社式。

新元号「令和」の発表があった4月1日、多くの企業で入社式が行われ、
平成最後の新入社員たちが社会人への第一歩を踏み出した。

産労総合研究所が毎年発表している「新入社員のタイプ」によると、
2019年度は「呼びかけ次第のAIスピーカータイプ」。
AIスピーカーには便利そうだけれど、使いこなすのがなかなか難しいという面があるそうだ。

彼らが生まれたのは、山一證券、北海道拓殖銀行といった大手金融機関が続々と破綻するなど、
バブル崩壊の後始末が始まった頃。
物心ついた時からリストラが起きており、終身雇用などは神話であり、
日本の企業組織にそもそも期待などあまりしていないらしい。
しかし、自身が就活するときには、売り手市場に流れが変わったこともあり、
「どうせ」組織からの恩恵を得られないのだから、適当に就職すればいい
「どうせ、何とかなる」と思っている人すらいるというから驚く。

「AIスピーカータイプ」のように一括りにしてとらえるのはいかがなものかと違和感を覚えるが、
実際、とある企業の調査では現在就活中の大学の新4年生のうち
「将来的には転職もあり」と考える人が71%を占め
「転職はなし」の6%を大きく上回る結果で出ているとのこと。

たしかに、1つの会社で定年まで働く時代は終わりつつある。
AI技術の進歩や、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた政策も進んでいる中で、
自らの価値を創造することが出来ない人は、「AIや他の誰かでもいい」と必要とされなくなる厳しい時代。
時代や環境のせいにしていては、取り残されていく。
だからこそ、新入社員の皆さんには、「やり抜く」ことに挑戦して欲しい。
自分が選んだ道、出会った仕事への可能性を信じて、まずは無我夢中にやってみることが大事だと思う。
結果や評価はそのあとについてくる。
上手く行かない時も当然あるだろうが、その状況を乗り越えたからこそ手に入れられる成長がある。
山頂にたどり着いた人だからこそ、見える景色、言える言葉があるのではないだろうか。

サイバーエージェントの藤田社長が、今年の入社式で新入社員へ贈ったメッセージが印象的だった。
働き方改革の時代にあえて言ってのける藤田社長に何だか好感が持てた。
(CyberAgentのホームページ:社長メッセージから一部抜粋)
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「育成」という言葉は経営者目線で、皆さんからすると受け身ですが、
現実的には自身の成長であり、キャリアアップということです。
育成と聞くと「教えてもらえる」というイメージを持つかもしれませんが、
受け身ではあまり仕事ができるようにはなりません。
これは学校の英語教育と似ていますが、小学校から大学まで一生懸命英語を学んできて、
未だに英語が話せない人も沢山いると思います。
しかし、無理矢理ハードな英語圏で半年~1年暮らせばすぐ話せるようになります。

これは仕事においても同様で、座学で一生懸命教えてもらっても、
ほとんどできるようにならないと言っても過言ではありません。

本格的に「働き方改革」がスタートしたなかでの、本日の入社式。
あえて皆さんには「No Pain,No Gain」という言葉を贈りたいと思います。

多くの人が羨む筋肉隆々な人は、間違いなく非常に辛い筋トレを重ね、その結果、立派な筋肉がついています。
それと全く同じで、仕事ができる人は、努力をして、辛い目にも合い、ハードなことを乗り越えてきている結果です。
楽をして得られるものは何もなく、仕事で辛いことがあったり、大変なことが起こるほど、
自身にとってのキャリアアップであり、成長に繋がります。
「No Pain,No Gain」という言葉を辛いときに思い出し、自分の成長の糧になっていると思ってもらいたいです。
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それは新入社員に限ったことではなく、私たちも同じだ。
全ての転職を考える人にも伝えたい、株式会社コア(CORE)の社名に秘めたメッセージを。
Change OR Evolution(CORE=ただ働く場所を変えますか?自分を変革しますか?)
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リセット(平成→令和」)

2019-04-05
四月一日に、新元号が発表された。
「令和」。
この言葉には、「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」
という意味がこめられているという。
先日、改元の歴史に関する特集番組がテレビで放映されており、興味深く見た。
元号は元々、中国で始まったものだが、下記のように、日本で独自の発達を遂げたという。

・中国では元号の重複がある(同じ元号が複数回使われたことがある)が、
日本には重複が存在しない。
 一部の例外を除き、他国の元号との重複もないようにしている。
・中国の元号の数は189とされている。
一方で、日本は247。意外にも日本の方が元号の数が多い。
 一方で、元号に使用された文字の種類は、中国が148字、日本が72字。
 日本は中国の約半分の漢字で、中国よりも多くの元号を作り上げている。
 (上記はいずれも平成までの数字。)

いまや、元号は本家である中国でも使われておらず、
制度として残っている国は日本のみだという。
歴史をさかのぼると、改元には何種類かあり、
新天皇の即位以外に、凶事をリセットするための改元も多かったし、
「珍しい亀が見つかった」「病を治す泉を発見した」といった、
吉兆に由来する改元もあった。
改元は、どのようなものであれ、一種のリセットといってよいだろう。

リセットといえば、良くも悪くもリセットすることとなるのが転職。
転職先の人間関係は、一から作り直すことになる。
大変な一方で、これまでのしがらみがなくなるという良さもある。
職位や待遇について言うと、前職で部長だったから、
新しい会社でも最初から部長になるかというと、必ずしもそうではない。
周囲が認めるだけの実績や状況を作ってから昇進した方が、
協力を得られやすく、スムーズに行くからだ。
転職という機会を最大限活かすためのポイントや注意事項は、上記以外にも複数あり、
弊社のキャリアコンサルティングでは、そういった部分もお伝えしている。
転職という数少ない機会を、良い形で活かしたいものだ。
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