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海図なき時代

2018-07-30
弊社は業界特化型のエージェントだ。
これは、お客様に専門的なサービスを提供する為だが、怖い面もある。
日々の研鑽や情報のキャッチアップが欠かせないという点だ。

例えばアグリビジネス。この数年間で、世界全体でM&Aの報道が一体何回あっただろう?
十年前と比べると、業界の勢力図が大きく変わった。三年前と比べても、相当変化している。
業界の生き字引のような方が編さんされたグローバルの業界史を拝見したことがあるが、
目を通して驚いた。本当に、買収に次ぐ買収の歴史なのである。
「戦国時代」という言葉だと、あまりにもありふれた例えで、伝わらないかもしれない。
本当に私達は戦国時代に生きているのだと思わされる。

激動の状況下、各社が生き残りの為、
業界の枠組みや既存の慣習を超えて、新しい取り組みを手掛けている。
顕著な例が新規事業立ち上げで、そのような場合、採用が必要になることが多い。
採用で全てが解決するわけではないが、採用がないと成立しなかったり、
採用で事態が大きく前進することが多いのもまた事実だ。

海図なき時代。
今の時代は、そう言えるかもしれない。
既存の枠組みが、音を立てて崩れている。今までの常識が通用しない。
高度経済成長期のように、猛烈に頑張れば報われた時代は終わっている。
お客様も、お客様を手伝う私達も、道なき道を進んでいく。
見通しを立てにくい時代だが、それでも確かに思えることがある。
それは、道を切り開いてきた人は、これからも道を切り開けるだろう、ということだ。
カルビーの元会長がRIZAPに招へいされたのは、好例だろう。

当社は「働き方の提案」を掲げている。
ご面談に見える方には、海図なき時代を進む働き方を提案する。
企業様には、道なき道を切り開ける人を紹介する。
一企業で出来ることは限られているかもしれないが、
東京の片隅で、そのような取り組みを続けていきたい。
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平成という時代

2018-07-23
平成という年号が(平成31年)2019年、4月30日を以て終了となります。
平成に生まれた私としては少しさみしい気持ちになります。

その意味で、2018年は、実質的に平成最後の年になります。
およそ30年間続いた「平成」とはどんな時代だったのか、振り返ってみたいと思います。

1989年に昭和天皇が崩御され、小渕官房長官から新しい元号が掲げられました。
その年は、世界的にも実に様々な出来事が起こり、大転換期にあったと言えると思います。
同年6月4日に中国では天安門事件が起こり、11月9日にはドイツでベルリンの壁が崩壊した。
ベルリンの壁崩壊を受けて、12月2日には米国のブッシュ大統領とソ連のゴルバチョフ書記長による
マルタ会談が行われ、米ソ冷戦の終結を宣言しました。
日本では不動産バブルがピークに達し、89年12月の日経平均株価は3万8957円を記録しました。

昭和という戦争を経験した時代、そして高度成長期を経験して、
日本が大きく飛躍した激動の時期から平成という時代に入り、
その高度成長期が終わり成熟した国家として質を高めていく社会になりました。

大きな戦争や争いのない比較的平和な社会が実現されてきたとはいえ、
大きな地震による震災があったり、理由の不可解な凶悪犯罪そして
自殺などの問題も、より複雑化してきたという印象があります。

そして平成が始まって30年、ITやスマホの普及など生活は便利になりましたが、
一方で人とのつながりが希薄になり、ネットなどのツールを通して
それがなされるという時代に対して、現在進行形で疑問を持っている部分もあります。

自分自身も平成という時代を生きてきて、これまでの時代を担ってきた皆様、
諸先輩方から学んだことを次世代に伝えていく、中継ぎとのしての役割が
これから先はとても大事だと考えております。

どの時代に生きても変わらない事として、人は懸命に働き続けると思います。
時には厳しい風の中で、もがき苦しみ答えが導き出せない事が出てくるかもしれません。
求人者、求職者双方のお手伝いができます様、保守と変革を大事にして邁進して参ります。
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奥深き読み込みの世界

2018-07-17
先週末、社員全員参加の研修を三浦で実施してきました。
毎年春に行うのが通例なのですが、今年は第一四半期が非常に忙しく、
少し落ち着いてきたところでようやくスケジュールが組めました。

それぞれのコンサルタントとしての課題を軸として、
事例の共有と検討、そして行動の改善に落とし込むところまで
タイトなスケジュールの中で濃密な研修ができました。

その中で、この仕事の難しさを改めて感じることになったのが、
求職者様の履歴書、職務経歴書の「読み込み」です。これは、本当に奥が深い。
A4数枚に、いわばその方の人生の一部が記録されているわけですから、
似ている様で一つとして同じ内容はありません。
そしてキャリアが続いている以上、最終的な顛末は誰にもわからない、
未完の物語を読むようなイメージに近いかもしれません。

その物語を読み込み、いかに面談で次の方向性を指し示すか。
当然、常に主体は求職者様ご本人にありますが、
私たちのかかわり方、これまでの物語の捉え方によって、
今後の展開が大きく変わる事もあります。

もちろん、我々は占い師ではないので、
求職者様のキャリアを言い当てる事はできません。
むしろ、読み込むことで「なぜ、こういう選択を…?」と
疑問がさらに深まる事もしょっちゅうです。
しかし、この難題に挑み続ける事こそが、
人材紹介会社が存在する一番大きな意味だと私は思っています。

雲をつかむようなお話かもしれませんが、
書類から過去~現在を読み込み、そして未来へつなぐ。
その努力を怠らないコンサルタントがたくさんいる紹介会社は、
きっと皆様の転職活動の力強い味方になってくれると思います。
「読み込み」への真剣度を一つの手がかりとして、
良いコンサルタントとの出会いがあるかもしれません。
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相手を知る事の重要性

2018-07-09
サッカーワールドカップ、日本対ベルギー戦。
惜しくも敗れてしまいましたが、日本が2点を奪取した時、
世界中の視聴者は日本の勝利を予想したのではないでしょうか。
フィールドのサムライ達は絶対に2点を死守するという
強い気持ちだったと思います。
そこに油断は無かったはずです。

しかし、その後に怒涛の攻撃にのまれてしまい、逆転を許してしまいました。
どこかに流れを変えるポイントがあったはずです。
ベルギーの1点目だったのか。それとも2点目だったのか。
それ以外のプレーなのか。

勝負事として、ビジネスにおいても突然、流れが変わる事があります。
例えば交渉時の一言で形勢が逆転したなど。
私共のビジネスにおいても不用意な一言がお客様の気分を損ねてしまうケースや、
逆に何気ない一言が、お客様の心に響いたりする場合があります。
いずれも、対峙する相手のお人柄をきちんと把握出来ているかが重要であると考えています。

例えば、
オシャレに気を使っているお客様が身につけているアクセサリーの話を
さりげなく投げかけてみたり、
ゴルフ好きのお客様に対して、商談内容と絡ませながら、
自分のスコアが伸びない悩みをポツリと呟いてみたり。

その一言があるかないかで、お客様の心に変化が生じ、そして流れが変わる。
逆を言えば、その一言があれば、自分で商談や物事を有利に進める事ができ、
詰まるところ、お客様を知るという事が大前提になります。

高級車や不動産の営業マンであれば、
・お客様の趣味、嗜好
・家族構成
・大切にしているもの
・嫌いなもの、こと
・将来的に何をしたいとお考えなのか
など、サービス向上のために、お客様を知ることから始めます。
その努力があって、はじめて流れを変える一言が発信できるのだと思います。

話はサッカーに戻りますが、ベルギーは日本のメンタルの弱さを
知っていたのかもしれません。
知った上で、あの様な怒涛の攻めをして来た可能性も考えられます。
それが本当であれば、やはり勝負事の前には相手を知る事の重要性を改めて感じます。

私もオンタイム、オフタイムに関わらず、相手を知り、
周囲に合わせた行動や発言をする必要があると考えさせられました。
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チームワーク

2018-07-02
ワールドカップで、日本チームのプレーを観た。
サッカーを知っている訳ではないが、チームプレーが出来ていないのではないか…
というのが率直な感想だった。
素人の自分が見ても、ゲームを俯瞰から見れているプレイヤーが少ないように感じた。

サッカーでもビジネスでも、チームワークが重要という点に異論のある人はいないだろう。
しかし、何をもってチームワークと言うのかは、
個人完結型の競技や仕事でない限りは考えなければならないテーマだろう。

かつて、Jリーグのジュビロ磐田で、黄金時代を作った元ブラジル代表のドゥンガ選手。
当時、外国人選手が日本のレベルを引き上げる牽引役を果たした一人と言われている。
ドゥンガ選手は、「日本はチームワークが素晴らしいと聞いていたけど、全く違った」と
語ったことがあるそうだ。その理由は、個々が責任を果たしていないことにあったようだ。
自分の責任を果たしてこそ、組織が活かされる。ジュビロ磐田のサッカー文化を変えた一人と言えるだろう。

個の力が大事だとよく言われるが、もう少し掘り下げて考えてみると、
自分の強みを理解するだけでなく、他の人の強みを理解することだと考えられる。
世界トップクラスの選手であるクリスティアーノ・ロナウドは、
特に左サイドでボールを持つと相手ディフェンスを抜く力に優れており、
他の選手もこれを理解しているため、左サイドでなるべく、
ロナウドと相手ディフェンスが1対1の状態となるように組み立てるそうだ。

サッカーにおいては一人が強いからといって、勝てるとは限らないようだ。
スペインのレアル・マドリードは、世界最高峰のチームの一つ。
日本の野球でいうと読売ジャイアンツのように、高額で超一流選手を獲得することが多い。
しかし、なかなか勝てない時期があったという。理由は、チームワークの不足だった。

どれだけ優秀な選手がいても、一人ではゴールにたどり着けない。
例えば企業で考えると、営業部門と開発部門の目的や目標が異なり、
利害関係が一致しないことがある。そこで、組織を繋げられる人や、
組織を横断するチームのような、全体最適を実現する存在が必要になってくる。

個々の責任を果たす。個別最適と全体最適。
サッカーでも企業でも、チームワークの重要性は変わらない。
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