生きる偏差値

2017-09-25
この言葉は私の先輩がいつも口にする言葉である。
生きる偏差値とは人間社会を生きていく上で
自分がいる環境下においてどのように立ち居振る舞うかを指す。

言葉や行動にて人間の生きる偏差値を測定できるとするものであり、
よくサクセスストーリーや著名な経営者が科学的な論点から
話しているものとは少し方向性が違うものになる。

同じことをしても怒られる人もいれば怒られない人もいる、
良いことをしているのに褒められる人と褒められない人がいる。

この差は一体何なんだろうか?

行間を読む力、話し方、仕草、熱量
人の心の僅かな隙間に入り込む能力や
人間同士における心の距離を推し測れる能力。

この力は学校での教育課程に組み込まれてはいないが、
人間の成長過程においてのいつ頃に形成されるものなのだろう。
推測するに、ある集団や個人の意思が集まる場所で
自身の意思を通すためにどのように立ち向かうかに直面する事。
こういった環境下でなければ生きていく力を養うことはできないのかもしれない。

「どうすれば怒られないだろう?」「どうすれば喜んでもらえるだろう?」
常にこんなことを考えていなければならない環境で過ごすと
次第に五感を超えた第六感が鍛えられる。

研ぎ澄まされた五感や第六感はビジネスに活かされている。
この能力は今後の社会で更に必要とされるのかもしれない。

東京オリンピック開催に伴い、異国の方が日本を訪れること、
更に日本での就業場所を求めていらっしゃることは間違いないだろう。
多様化していく社会の中で個々が生きていくためのサバイバル戦術。

時代や環境が変化しても自分自身の存在意義や何かの発信ができることなど、
個人の能力開発はますます求められるだろう。

社会が求める指標数値として「生きる偏差値」が公用語となる日が来るかもしれな
い。
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意識の変化が求められるとき

2017-09-19
人材紹介会社のコンサルタントをしていると、
採用する企業様側、転職したい求職者様側双方の立場に触れるため、
当然ながら、働くという事に関連した話題には敏感になります。
最近では、政府が主導する「働き方改革」という言葉に関して、
当初思っていたより、かなり世の中に浸透しつつある事を実感しています。

少し話題は変わりますが、
 「働き方の価値をご提案する―」。
これは、弊社が企業理念として7年前の創業時から掲げる大切なメッセージです。

弊社が立ち上がった2010年末という時期は、
まだまだリーマンショックのインパクトが尾を引き、
また、JALの破たんや老舗の百貨店の閉鎖が続くなど、
世の中が、得体の知れない沼地に浸かっているイメージがありました。
そして、その数か月後に東日本の大震災が起こります。

スタートアップ直後であり、後ろ盾もない弊社からすれば、
「さすがに難しいかもしれない」と感じたのも事実でした。
しかし、我々の予想に反して「話を聞いてみたい」と
言って下さる企業様が数多く存在し、お声がけを頂けました。
そして、お会いする企業様ごとに、こんな状況だからこそ、
スピードや単に頭数合わせの選考ではなく、
時間をかけても中長期でご活躍できる人材を採用すべきであり、
そのためにはどんな人材が最適であるかをひたすら一緒に考える、
という往訪を繰り返し行いました。

人材をご紹介するまでに時間を要するスタイルを貫く事は、
我々にとって大きな勝負ではありましたが、
会社を立ち上げたメンバー一人一人が、
まさしく自分自身の「働き方」を真剣に考えた結果、
信念を曲げたら立ち上げた意味がない、という結論に至り、
皆で腹を括ったからこそできたアプローチだったと思います。

もちろん、それぞれの企業様やそこで働く皆様にとっても
想像を超えた危機に直面していたはずですから、
働く事への意識が大きく転換する過程の中で、
弊社の様な存在も必要とされた、という幸運もあったと思います。

状況こそ違えど、働き方改革が話題となっている現在も、
また新たな意識の転換が求められている時代だと思います。
残業規制、ワークライフバランス、女性活用、生産性向上などなど…、
それぞれに議論の余地があり、何が正しいのかは状況によって異なります。
しかしながら、誰かに押し付けられた考えに従うという意識は、
もう通用しない、という事だけははっきりと申し上げられます。

それぞれの、自分なりの「働き方の追求」ができますように、
これからも、ブレないご提案をしていきたいと思います。
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自分を知り、相手を知ること。

2017-09-11
我々にとって、人に伝えるという事はベーススキルであり、
その為に常に情報に耳を傾け、アンテナを立ててインプットした情報を
少しでもお客様のお役に立てるようアウトプットしています。

時折、伝えるということの奥の深さに溜息が出る事もありますが、
早く「上手いコミュニケーション」が出来るよう、実践、実践の繰り返しです。

勉強も兼ねて「伝え方」についての動画サイトなども見ることがよくあります。
とある動画サイトで、一世を風靡した元お笑い芸人の方が
ネタを作る時に絶対に気を付けていることをお話されていました。
「人前で話す、考えを伝える」ということにおいては、共通している部分もあるため、
勉強になるかもと思い見てみました。

「お客様に響く作品を作る際に重要視している事とは、以下の二軸を大事にすることだ」と話していました。
・自分の能力を分析し、自分自身を知り尽くすこと。
→X軸
・世の中の流れを抑えておくこと。
→Y軸

当然と思われるかもしれませんが、この二軸をしっかり分析し、理解した上でネタを作り、
自らを時代に融合させたことで、人気が出たのだと思うと言っていました。
一方で人気の出ない芸人の方はむしろ逆で「自分視点で面白いか」という判断しか
していないようにも見え、もはや自己満足の世界で生きているだけ、との事でした。
芸人で、このX軸とY軸を理解されている方は1割にも満たないと付け加えられていました。

これは、どんな仕事でも同じなのではないでしょうか。
X軸で言うと、先ずは自分の今の能力で何が出来て、何が出来ないのか、あるべき姿から
どれだけ離れているのか、その為には何をどのようにして、あるべき姿に近付けるのか。
プラスしてとても大切なこととして、そのあるべき姿が、
『周囲から必要とされているか』と言う客観的な視点も必要となってきます。
その努力はX軸を形成します。

また、Y軸では、世の中の動きがどうなっているのか。
世界の動き、日本の動き、企業の動き、部署の動き、個人の動き。
常に時代のトレンドは変わっていきます。周囲の求めるポイントも変わってきます。
ここでとても大切なこととしては、
『時代の流れと自らの価値が合致するポイントを常に意識すること』です。
その努力はY軸を形成します。

このX軸とY軸を理解することで、伝えるスキルは上がるのではないでしょうか。
当然、それ以前の問題も私にはあります。話す姿勢、声のトーンや抑揚、間合いなど。
いずれも一朝一夕に出来るものではありません。

しかし、これを極めることが出来たならば、社内外で「一目置かれる存在」となるのでは
ないでしょうか。仕事や日常生活においても、X軸とY軸の意識を持ちながら、
上を目指して行きたいと考えています。
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偶然を必然にする「興味力」

2017-09-04

通勤中や街を歩いているとき、知り合いに偶然会うことが多い。
「また知り合いに会ったの?」人からは驚かれるが、
実際は、誰もが同じように、移動中、知り合いに偶然接近していて、
それに気付くか気付かないかの違いだけなのではないかと私は感じている。
その違いがどこから生まれるかというと、周囲への興味、観察ではないかと思う。
街の様子が普段とどこか違っているかとか、何か変わったことがないかとか、
外出している時は自分の視界に飛び込んでくるものをざっと見渡すクセがある。
普段と違う様子に敏感に反応することはビジネスの世界においても重要な要素だと思う。

更に付け加えると、人への好奇心もあると思う。
人の様子は、それぞれ驚く程違っていて、たまたま見かけた人について、
どんな仕事をしている人なのだろう、小さい声で言い争いをしているカップルに
何があったのだろうとか、特に所作と表情が噛み合っていないような人達は
面白かったりする。人を観察していると飽きることがない。
例えば、求職者との面談時にもよく起こることであるが、話されている内容と表情が
微妙に一致していないような場合がある。
そこで掘り下げて、お話しを聞いていくと本人が無意識の内に、元来思っていることと
違う内容を話されている場合もあり、人の表情というのはウソをつかないものだと感じる
こともある。

突き詰めれば、「人」に興味がある、ということなのだろう。
知り合いを偶然見かけるというのは、自分の周りの環境に無意識のうちに
注意を払っていたり、すれ違う人を観察しているからだろう。
実は仕事と関係がなさそうで、実際には大きく関係があることではないかと思っている。

たまに近所のお店の店員さんを全然違う場所で見かけた時に知り合いと勘違いし
挨拶してしまったりもする。
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