ドヤ家電に想う

2016-07-26
食品、日用品、化粧品など、一般消費財の人材紹介という
イメージが強い当社ですが、耐久消費財に分類される、
デザイン家電も強みとしています。

私自身、趣味を兼ねて、家電売り場に良く行きますが、
十年前と比べても、驚く程、製品が変わったと感じます。

機能をシンプルに研ぎ澄ませた製品や、
持っていて自慢したくなるような、洗練された製品が増えました。
そういえば、日経MJの2016年上半期ヒット商品番付に、
「ドヤ家電」が入りました。私も、最近、実家に帰省したときに、
両親が、「新しく買ったデザイン家電を近所の○○さんに見せよう」と
話し合っているのを見て、「これがドヤ家電か」と想った記憶があります。

上記のようなトレンドを体験するにつれて、
「人が真に求めているのはモノではない」と感じます。
生活上のニーズは、かなり昔に充足し、各メーカーが競うように、
新機能A、B、C……と、多くの機能を備えた製品を市場に投入しても、
以前ほど、消費者の支持を得られなくなりました。

人が製品を通じて求めているのは、
ドヤ家電のような、人に対する誇らしい想いであったり、
美味しく料理できる調理器具があって、
家族が朝ごはんを楽しみに早起きして集まるようになったとか、
そういう無形の価値なのだと感じます。

家電業界の勢力図も、驚くほど、様変わりしました。
短期間で事業拡大したため、「ベンチャー精神を維持しながら、
個人の集団ではなく、組織として効果的に事業を運営したい」という
変革を求めている会社様もあれば、大企業で、新体制構築のため、
改革の推進力を求めている会社様もあります。

人がモノでなく、モノを通じた無形の価値を求めているように、
企業様が、機能や人手としての人材ではなく、
会社の成長や変革に貢献できる人材を求めていると、
私たちは強く感じています。

私たちは、求人企業様に対しては、会社の成長や変革に役立てる人材をご紹介し、
求職者様に対しては、「働く場所を変えるのではなく、
ご自身の働き方を変える(人に求められる働き方をする)」というご提案をしています。

人様にこの提案をするには、私たち自身が今までの殻を破って、
成長していることが求められます。
私たちは、週一回の会議で、「先週と比べて、こんな成長があった」と、
成功体験や失敗体験を共有し、お互いが議論し合っていますが、
「それは、成長とは言えない」と、厳しい指摘を受けることも良くあります。
当社は、個性豊かなメンバーの集まりですが、
上記の厳しい指摘に対し、何くそ、と想う負けず嫌いである点、
歯に衣着せず指摘してくれる相手に対して、感謝の念を持っている点、
人からの指摘に対し、自分の至らなさを謙虚に振り返れる点では、
全員が共通しているように想います。

そういった過程を経て、今日も、「自分の殻を破って成長できているだろうか」と
自分に問いかけながら、求人企業様への訪問や、求職者様との面談に臨みます。
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「上昇」のあり方(上昇志向と常勝思考)

2016-07-19
最近、よく考えることの一つとして自分と同世代人間の
代名詞として「草食系」と言われるようでありますが、団塊世代からすると、
ハングリー精神のない「温室育ち」に見えるのだと思います。

特に今のビジネスリーダーの方々は、小さい頃から進学、
就職などあらゆることで競争社会でありました。

ところが、社会が豊かになるにつれてハングリー精神が奪われていき、
いい意味での上昇志向も低下してきました。特に約20年前から、
詰め込み教育や受験競争がよくないというので始まったゆとり教育が、
競争社会を生き抜こうという強い気持ちを養う機会を減らしてしまったと考えます。

世代間での「上昇志向」認識に関しては大きくことなり、
団塊の世代の認識としては「競争社会を生き抜く」、
つまり「経済的に成功する」お金を稼ぎ、競争に勝つことが上昇の定義。

私は「上昇」はもっと多様なものではないかと考えます。
お金を稼がない上昇もありえますし、競争を避けた上での上昇もありえます。
金銭的欲求のない社会問題を解決しようとする若者は、
団塊の世代の方たちの視点から見れば「優しい草食系」に見えるのかもしれません。

草食系だったらそもそも社会問題の解決に関与しようとなんて思わないですし、
優しさというよりは、「社会に対する疑問」が原動力になっていたりします。
問題解決への強い欲望という意味では、むしろ高度経済成長期の若者より、
情報に貪欲で上昇志向が強いと思います。

団塊の世代とゆとり世代では、なにをもって「上昇」とするかが違うということなのでしょう。
団塊の世代は、「会社のなかで競争社会(出世競争)に生き抜き、お金を稼ぐこと」
だったかもしれませんが、ゆとり世代はそれに加えて、

・社会の問題を解決する
・人から多くの信頼を得る
・会社依存を脱却する
・社会に縛られず、個人として自由に生きていく

社会的存在意義や自身の存在を必要とされることに価値を見出しているように感じます。
上昇志向に多く触れてきましたが、日々俯瞰的に多くの視点を持つことが大事である
と感じております。

本当の「上昇志向」とは「常勝思考」なのではないのかと考える。
次世代の方の考え方や踏襲すべき諸先輩方の考え方を日々勉強しながら、
この仕事を通して何かを発信していければと思います。
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2000度を超えろ!!!

2016-07-04
今回は時代を超えて愛され続けている「ファイヤーキング」について触れさせて頂きます。
ファイヤーキングとは1941年より米国アンカーホッキング社が
製造販売した耐熱ガラスの食器ブランドです。

うっすら透明感があり、無骨な質感が特徴です。数多くのシリーズが生み出され、
家庭用のテーブルウェアとして、業務用のレストランウェアとして、多様なモチーフや
企業ロゴがプリントされた広告用商品として生活に溶け込んでいきました。
機能的なデザインと非常に丈夫な素材で製造されているため、月日が経過しても、
表情を変えず、愛され続けています。

様々な映画に登場したり、名前を冠したカフェが代々木上原に存在したり、
時代を超えて人気のコレクタブルアイテムです。
ファイヤーキングのミルクガラスのアイコンカラーがジェダイです。
ジェダイとはあるSF映画の僧侶(超人)の総称で有名ですが、
古くから幸運や繁栄を呼ぶ石として使われてきた翡翠石(ジェダイト)に
似たカラーをJade-ite=ジェダイと呼んでいます。

美しく神秘的な色で人気を呼んだミルクガラスですがその歴史は1986年に終了します。
ミルクガラスの製造はとても難易度が高い上に、非常にコストがかかります。
(普通のガラスは1500度で溶解しますが、ファイヤーキングの耐熱ガラスは
2000度以上での工程管理が必要であること、機械の寿命が極端に短いこと)
現在では考えられないほど贅沢な作りの商品でした。
現在残るジェダイカラーはほぼ全て50~60年ほど前に作られたヴィンテージ品になります。

モノが溢れ、売れない時代になりました。機能性を追求したものや、逆に、
手間暇をかけて贅をつくしたものですら、目指す目標、起こり得る事象、
予測できるゴールが存在しています。それらは現代社会で、数値で管理され、データで処理されます。
ミルクガラスのムーブメントは、アメリカが夢と希望と挑戦に満ち溢れていた時代の
申し子であり、採算を無視して、たまたま生まれたのか、信念を持って
特化したのかは判断できませんが、
「徹底的にエナジーを持ってやり切る」ことにより、予想していなかった、
永遠に受け継がれる価値を生み出した、良い事例であると思います。

我々コアも、難易度が高い案件にも「顧客満足」に真摯に取り組みながら
「徹底的にエナジーを持ってやり切る」ことで、定年までの、求職者様の人生のお手伝い、
企業様の繁栄を通して、価値を生み出して参ります。
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