「選ばれてあることの恍惚と不安と二つ我にあり」

2015-11-30
これは、詩人ヴェルレーヌの言葉である。太宰治の「葉」でも有名である。
太宰治記念碑には、金色の鳳凰の下にこの言葉が記されている。

「選ばれし者の恍惚と不安と二つ我にあり」
これは前田日明氏がUWF旗揚げの時に、語った言葉だ。
もちろんヴェルレーヌの言葉から借りたもの。
「プロレス界に選んでいただいた自負と本当にやっていけるかという不安がある。」
「不安があるからこそ、必死で毎日練習し、努力をする。」
この言葉を皮切りに旗揚げ興行はわずか六人での始まり、たった三試合で始まった。

未知なる格闘技としてのプロレス。
まさに総合格闘技時代の幕開け。。。
日本格闘技市場ではK-1,PRIDEと90年代の格闘技勃興期時代の
幕開けのきっかけとなったのではないだろうか。

「選ばれたことの恍惚と不安と二つ我にあり」
これは私の今の心境だ。11月よりコアの新メンバーとして転職のコンサルタントになった。
コアに選んでいただいたことの自負と本当にこの仕事をし皆様のお役に立てるのだろうか?
という不安がある。

この言葉は我々転職支援をさせていただいている側からの心情とこれから転職を
しようとされる皆様にも置き換えることができるだろう。

コアとしても信頼をいただき、選んだいただいた自信と
本当に期待に応えられるのだろうかという不安がある。
新しいことを始めるには何事にも壮大なパワーが必要である。

誰かに必要とされること、誰かの為に頑張ることを常に考えさせられる。
転職をご検討される皆様におかれましても現職の会社様に選ばれ立場のある環境の中、
新しい生活を考える、生活環境を変え新しい自分の居場所を求め、活動をされること
きっとまだ見ぬ明るい未来に少しでも前に灯りをともせるよう尽力して参ります。
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ディオールから学ぶ「永遠なるブランド力」

2015-11-25
人間は飽きる生き物であり、世の中の変化はどんどんスピードアップしている。
更にSNSの普及によりマスの情報が形骸化しつつある。
こんな時代だからこそ、ピンチをチャンスと捉え、ブランド力を磨き上げるすべを知り、
他社との差別化を図れば、マイノリティーの勝ち組枠は約束されるであろう。

ブランド力を維持し続ける=常に価値を提供し続けることである。
有名ブランドが長い間存在している老舗である事例が多いのは、
そのブランドが常に価値を伝えつづけることをし続けているからに他ならない。
ヴィトン、シャネル、エルメス、ディオール、サンローラン、グッチ、バレンシアガ、プラダ、クロエ等
時代が変われど、常に世界中の最先端の風景と一体化している。

ファッション界では「春夏、秋冬のコレクションで2サイクル連続で顧客の満足を得られなかった場合、
つまり顧客の気に入らないデザインを発表してしまうと大きな売上損失に繋がるとのことである。
しかしながら新作で新しいデザインを出さない保守的行為は「マンネリ化・風化」をのイメージを
定着させてしまう危険性がある。
お客様の心の中に「●●らしさ」や「常に新しいが、変わらないブランド力」を焼き付けるのは、一見矛盾したものに見える。

1940年代パリでオートクチュールサロンとして一世風靡をしたクリスチャン・ディオールの
コレクションは、「ニュールック」と呼ばれ、世界に一大旋風を巻き起こした。
「ニュールック」は、戦争で完全に失われてしまったフランスのモードを完全に取り戻すものあり、
大きな衝撃を与えた。そしてディオールは「モード界の革命児」と呼ばれるようになったである。

ところが、時が経つにつれ当初は斬新で革新的であった「ニュールック」のデザインも、
世間からは「古臭いもの」に見えるようになってしまった。当時、ディオールのデザイナーたちは
創立当初のディオールのクリエイテブの概念、ビジョンを忠実に保持し、「維持する」つもりだったのだろう。
しかし時は流れ、時代は変わり、同じデザインから生じる「価値」の受け止められ方が変わってしまったのである。

1990年代後半からチーフデザイナーとなったジョン・ガリアーノは革新的なデザインを発表、
今までのディオールに染み付いてしまった「古臭さ」、「昔の流行」というイメージを一新し、
当時の「ニュールック」のような「斬新で贅沢、華麗」なブランドの「価値」を世界中に再構築して見せた。
ジョン・ガリアーノはどうすれば、以前一世風靡をした「価値」に立ち戻れるかを知っていたのだろう。

長期的に継続して「価値」を維持すること、「普遍であること」は、逆に言えばブランドとしての
メッセージの発信を一新しつづけることである。つまりブランディングとは、価値の「維持」と「革新」という
一見矛盾するものをマネジメントすることである。ブランドの価値を「維持」するためには、
ブランドの価値を確実に市場、エンドユーザーに提供できるように、オペレーションをコントロールすることが必須である。
 
我々コアがブランド力を維持し「お客様満足」を絵に書いた餅にしないためのヒントがそこにある。
画一化した「マニュアル」を使用していては決められた「行動」や「発言」が羅針盤になり、
時には一世風靡するかもしれない。しかしながら時代の変化、
さらに言えばお客様の状況、環境、立場の変化によりお客様の受け取る満足感が
「マニュアルの真逆の行動」である事も多々あるからである。
 
「行動」ではなく「考動」すること、常に着地点は「お客様満足」からぶれないように変化させていくこと。
実はこれが「普遍的なお客様満足の追求=永遠なるブランド力」なのである。間違いなく言えるのは、
ジョン・ガリアーノが見たディオールの「ブランド価値」は「ニュールック」ではなく
「ニュールックが生まれた時のような革新的な発想、デザイン」であったのであろう。
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ロングとショート

2015-11-16
皆さんは、ロングとショートどちらが得意でしょうか?
髪型・・・ではなく、人間関係についてのお話です。

一般的に、知り合いの人との距離感を考える場合には、
時間的に長く接触してきたかどうかが一つのポイントであり、
「あの人と自分は馴染みだ」という感覚は大抵の場合ここから
来ている事が多いのではないでしょうか。
つまり、ロングの関係性、時間軸に基づいた人間関係の評価です。
人が人を信用するという過程において、時間というのは偉大です。
瞬間的にはいい顔ができても、回数を重ねると本心が出てしまうのが
人の常ですので、時間をかけながら人柄を判断するというのは
非常に理にかなっていると思います。

では、ショートの関係性では強い関係性は構築できないのかというと、
そういうわけではありません。むしろ接触の時間は短くても、
強い関係が作れることも少なくなく、個人的には若い時よりも
最近は特にそういうパターンが多い気がします。
「あ、この人はすごいな」と感じる瞬間的で感覚的な判断だったり、
自分と異なる発想を持っている事に急速に興味を持つことになったり
そのきっかけは様々です。

面白いのは、昔だったら苦手で避けてきたタイプの人との方が
最近は距離が縮まり信頼関係が深まるパターンが多いという事です。
ショートの時間軸(特に利害関係が発生しそうなビジネス上の出会い)でも
それぞれの人の生き方、生き様みたいなものが明確に感じ取れるのであれば、
ロング以上に深い関係性を手に入れるチャンスがあると思いますし、
むしろ、それを感じ取るアンテナは年齢を重るほど鋭くなっていく気がします。

裏を返せば、常に相手からは自分の生き方の輪郭が見えているのかもしれない、
という事ですので、気をつけねばなりません。
果たして、相手にはどんな形でどんな色に見えているのか?

相手のすごさを感じ取るアンテナの感度を高める事は
自分自身の生き方の輪郭をはっきりさせていく事と表裏一体。
これから先お会いする皆様から、ショートでもロングでも輪郭がはっきり見える、
「ああ、こんなイメージの人間だったな、興味あるな」と思ってもらえるような
存在になることを目指して、これからも日々の業務に精進したいと思います。

余談ですが、人間関係の中でも判断や決断が伴う代表的なものである「結婚」は、
実は時間をかけた大恋愛の末に成就したカップルよりも、
お見合い結婚された皆さんの方が離婚率は低いというデータがあるそうです。
もちろん、どちらが良いというわけではないですが、
時間軸が常に正しいとは限らないという事の一つの根拠になりますね。

ただ、色恋が絡んでくるとせっかく磨いてきた感度アンテナに狂いが
生じて役に立たなくなる、という事実も、なんだか人間らしさが出ていて
個人的には嫌いではありませんが。
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想像力は創造力を生む

2015-11-09
想像力は創造力を生む

「想像力」は最強の力ではないだろうか。
想像力があれば、人の喜びや悲しみや苦しみを理解することができる。
想像力があれば、新しい未来や新しい技術にワクワクすることができる。
想像力があれば、危険な場所や危険な行動を回避することができる。
想像力があれば、本を読みながら色々な気持ちや体験を味わうことができる。

しかし、最近は想像力が乏しい人が多いのかもしれない、と思うときがある。
他人事ではなく、自分自身も無意識に相手を傷つける言葉を投げかけていたり、
身勝手に自分のことばっかりを考え、得しようとすることが多々ある。
少し想像したら、相手が傷つくことや嫌な気持ちになることは分かっているはずなのに。

想像力だけでは何も起こらないかもしれないけれど、
想像することで何かを生みだして行く力になると思う。
想像することで何かにワクワクし、
周囲の人が喜んでくれる為にはどうしたらいいんだろうと想像し、
恋人や奥さんが喜ぶ顔を想像してお誕生日プレゼントを選ぶ。
そいうことから、幸せが生まれていくんじゃないかな、と。

仕事でも同じで、周りの人が気持ちよく一緒に仕事してくれるためには、
どうしたらいいのだろう。
これの商品ができたらお客さんは喜ぶかな。
これやったら部長は怒るだろうな~、とか。

「考える」ということと「想像する」ということは似ているようで異なると思います。
頭で考えて理屈で話すのではなく、心で感じて想うこと、が想像。
抽象的で分かりづらいですかね(苦笑)

むかし、「もし世界が100人の村だったら」という本が流行りましたよね。
現在の世界人口約70億人の人種や経済状況、宗教などの差異比率はそのままに、
100人に縮小して表現したものです。
~一部抜粋~
75人は食べ物の蓄えがあり
雨つゆをしのぐところがあります
でも、あとの25人はそうではありません
17人は、きれいで安全な水を飲めません

銀行に預金があり
財布にお金があり
家のどこかに小銭が転がっている人は
いちばん豊かな8人のうちの1人です

当時、世界の現実を知り、いかに自分が幸せなのか、というよりも普通ではない人達が
世界にはこんなにいるものなのかと驚いたことをよく覚えています。
内容そのものをここで語りたいわけではなく、
単なる数字では見えないけれど、「もしも・・」と想像(仮定)し、
身近なこととして捉えることができれば、
意識と気持ちが変わり、行動が変わってくる、ということです。

理屈でわかっても心に響かなかったら誰も動かない。
この話しが世界中に知れ渡ったのも、一人ひとりの心に何だか響いて、
「いいね!」がたくさん押されて、拡散された結果です。
(あの頃はFacebookはありませんでしたけど、ネットで話題になったのがきっかけです)

想像力さえあれば、仕事でも私生活でも物事をうまく運ぶことができる。
そう思って、せっせとイマジネーションを膨らませる今日この頃です。
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成長志向

2015-11-02
チャレンジしなければ成功も失敗もない。
逆に言えば、チャレンジには大なり小なりの失敗が
必ずついて回ると表現できます。
多くの人がチャレンジに躊躇するのは、この「失敗を恐れる気持ち」が
背景にあるからだと思います。成功はしたい、でも失敗は怖い。
リスクを過度に恐れる自己防衛本能が、チャレンジすることを妨げているという事です。

「成功」すれば褒められ「失敗」すれば怒られるという原則は、
ほぼ全ての大人が幼少期の体験に基づき「常識」として理解しています。
その結果、成功しなければ意味がないという極端な考えに陥ってしまっている人が
大半なのではないでしょうか。
この行き過ぎた成功至上主義が挑戦する気持ちを消し去り、
「成長」のための貴重な機会を人々から奪ってしまっています。

これは本末転倒だと思います。

本来、日々のチャレンジの積み重ねが自分の自信につながり、
そしてその自信が成長の強力な糧となります。
同様に、日々の失敗体験が自己反省をもたらし、
結果としてさらに飛躍するための大きなステップになっているはずです。

人は自己の「成長」を感じる時、純粋に楽しいと思うはずです。
物事に対する成功も失敗も等価であり、それぞれは「成長」の度合いを
測る物差しに過ぎません。もっと、シンプルに、自己の成長のみ集中することが
必要なのではないでしょうか。逆説的ですが、「成長志向」を持ち他人の評価を気にしなくなると
、最終的には周りの評価も自然と高くなる、好循環を生み出せるはずです。

「成功するか?失敗するか?」に悩むくらいなら、先ずは今日、明日の「成長」に
自己投資した方が健全です。
きっと、毎日の小さな「自分積立」が将来に「成功」という形でリターンされるはずですから。
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