文書に込められた思い

2015-07-28
弊社から求人企業様に応募された求職者様が、ご内定となった。
労働条件通知書(外資系企業様ではオファーレターと呼ばれる)を企業様からお預かりする。
この書類を求職者様にご説明する際は、厳密な正確さを期すことは言うまでもなく、
ご本人様に対する企業様の熱い思いや期待、企業様におけるキャリア構築の意義等を
十分にお伝えする責任がある。緊張で、改めて身が引き締まる瞬間だ。

ところで、このオファーレター、各社様ごとのカルチャーが現れており、
拝見するたびに非常に興味深い。法的に必要な項目を記載したビジネス文書なので、
型破りな書類は勿論ないのだが、それでも、社風がおのずと現れるものだ。

特に外資系企業様は、国内系企業様との違いが顕著だ。
和訳すると、「オファーレターをお届けできることを大変嬉しく思います」という書き出しで
始まっていることもある(原文はもっと格調高い)。
日本とは違ったあり方で、新しい社員様を歓迎する外国の文化に触れ、嬉しくなるとともに、
「この文章の格調の高さをも、損なわずに求職者様にお伝えできればよいのだが……」と
頭を悩ませる瞬間でもある。

職務経歴書や求人票も同様に、「企業様への思いを伝えたい」
「自社の魅力を十分に伝えたい」等々、求職者様・求人企業様の思いが込められた書類だ。
関係者様に内容を正確にお伝えするだけでなく、書面に収めきれない、
行間にこめられた思いまで十分にお客様にお伝えできているか? と自らに問いかける。
エージェントとしての真価が問われる、難しい点の一つだ。
機密情報なので、厳重に書類を取り扱うことは言うまでもない。

今日もそんな思いを持ち、緊張で身が引き締まるのを感じながら、目の前の書類と向かい合う。
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仕事ができる人

2015-07-21
仕事ができる人、と聞いてどのようなイメージをお持ちになりますか。
営業であれば、いつも売上成績がトップで会社でも一目置かれるような存在でしょうか?
しかし、営業のトッププレイヤーが必ずしも「仕事ができる人」とは限りません。

営業部長や経営者から見れば会社に最大の売上貢献をしてくれる人材ですから、
当然、優秀な人材として会社から必要とされる人です。
しかし、その後ろに後輩や同僚等誰もついて来ないような一匹狼では、管理職としては期待されていません。
この先もずっと、一人走り続けるプレイヤーのままです。
30代前半くらいまではそれでも良いとして、それ以降は加齢と共に
「仕事が出来るひと」というイメージはいつの間にかなくなり、昇格もいつの間にか止まってしまう。

とある企業の社長より伺った話しですが、管理職は「自分」という第一人称になってはダメらしいです。
部下の育成や信頼獲得(課題は何か、場当たり的な指導ではなく、中長期的に育成出来ているか等)や
関連部署や社外協力者との協働体制構築(最大の成果を出せる環境や体制を作り上げることが出来る力)、
組織としてあるべき姿を思い描き導く力等。
一人ではなく、自然に「私たち、我々」が主語になる働き方をしているそうです。

その意識を持つか、持たないかが「できる人」の分かれ目です。

当然、私にも求められている意識であり、役割でもあります。
みなさんに提案するからには自らが行えるべきです。
根本にあるコアの役割、働くことの意識を提案し続けること、
コンサルタント一人ひとりが、同じ想いを持って発信していくことで
経済の発展へ寄与できる会社でありたいと思います。

そのために、会社の中でできる自分の役割を自ら考え、実行していくこと。
協力しあえる環境づくりや、ノウハウを教え理解しやすくする方法、
お客様に信頼され続けるための姿勢など、電車やお風呂の中や、
ビジネス書を読みながら自社に活かせるものがないかと考えています。
それらを実行しないと意味がないのですが(笑)

日々の業務に奮闘しながら、「できる人」を目指しています。
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コアはまず、マズろわない

2015-07-13
「マズローの欲求階級」とは人の欲求は5段階のピラミッド状に構成されていて、
下階級の欲求が充たされると、次の階級の欲求に移行するというものです。

第一階級「生理的欲求」は、生きていくための本能的な欲求(食欲、睡眠欲など)で、
この欲求を充たせれば、次の第二階級「安全欲求」を求めます。
「安全欲求」とは、危機(狙われている、病魔におかされている)を回避したい、
安全・安心な暮らしがしたいという欲求です。
「安全欲求」を充たすと第三階級「社会的欲求」(集団に属したい)を求めます。
この欲求が満たされない時、人は孤独や社会的不安を感じます。
そして次に第四階級「承認欲求」(認めて欲しい)という欲求が出てきます。
そして、最後に第五階級「自己実現欲求」(夢をかなえたい、成りたい自分になりたい)の欲求が発生します。

しかし人間は理性を持った生き物であり、そこが他の種との違いであると考えます。

認められたい、甲子園に行きたいがために、毎日夜素振りをする高校球児がいます。
スタイルを維持しようと食べたいモノを我慢し、トレーニングマシーンを購入する者もいます。
ボクサーを始め様々なアスリートは節制によりコンディションを整え、夢の実現へとひた走り、
時には極限の行きにたどり着きます。

実はマズローは晩年、5段階の欲求階級に、さらに上位階級の「自己超越」という階級を発表したそうです。
「純粋に目標達成のみを追求する」という次元で、見返りも求めず、没頭し、
ひたすら目的に向かってつき進む階級で、まさにこの状態がぴったりはまります。
このように、「なりたい自分になる」思いの強さこそ人間としての証であり、
第一階級「生理的欲求」「第二階級「安全欲求」より高次元の階級を切望します。

我々コアも求職者様には生活費を稼いで、安心な生活を確保し、
集団に属するための仕事を開拓、ご紹介するのではなく
「自己実現欲求」等高次元の欲求を充足して頂くマッチングを提供いたします。
企業様にも単なる欠員補充ではない、社内の活性化による利益拡大を通した
企業ミッションの具現化という高次元の欲求を満たす人材紹介を実践致します。

我々コアは「飯の種」としてではなく、上記のサービスを実現させ、
求職者様と企業様にいかにしてご満足頂くかにこだわる事をミッションとし、
「自己実現欲求」、さらには「自己超越」を追求し続けます。
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フワフワした情報

2015-07-06
世の中には様々な情報が溢れています。
特にスマホを持つようになってからは、少しの空き時間でも
何かを無意識に調べていたり、SNSで勝手に情報が飛んできたりするため、
常に何らかの新しい情報と接しながら過ごす様になりました。

ふと、これだけ毎日新しい情報と接する機会がすごく増えているなら、
必然的に昔より知識量は単純に増えているのかも、と考えてみましたが
残念ながらそこまで大きな変化はないのが事実です。
情報に触れることが目的になってしまい、表面的なところで終了していたり
バラバラのまま頭に残ってはいるものの、「浮遊」している状態だったり。
結局、入ってくる分の情報を消費しきれていないように感じます。

対人折衝やミーティングなど、瞬間的にあらゆる情報を整理しながら、
アウトプットも求められる様な場面では、上記の様にフワフワした情報は
何の役にも立たず、戦う武器としては使い物になりません。
「その情報は武器として使えるものか?」という取捨選択の力も必要ですが、
それ以上に、得られた情報の「使い道」に気付けるかどうかが重要だと思います。
使い道がわかっていれば、情報の行き場が明確ですのでフワフワしませんし、
隣同士がまた結びついて新しい発想を生み出すことが可能になります。

この、使い道に気付ける力というのは、状況をイメージする力だったり
前後関係も踏まえて文脈を読み解く力、その背景や奥行きを洞察する力などに
置き換えることができると思います。
結局、その情報の裏で人がどんな動きをしているのか?何を感じているのか?
それを味わう事ができるかどうか。デジタルに情報を仕入れながらも、
それを処理しアウトプットしていくためには、
やはり「こてこてのアナログ力」が重要なのだと改めて思います。

ちなみにコアでは年に一回、社員全員で合宿研修を行っております。
メンバーそれぞれが人材サービスという枠にとらわれない、
様々なテーマにて講師役を務めながら、文字通りアナログで研修を実施しております。
手前味噌ですが、今年も非常に良い合宿が実施できました。
引き続きアナログ思考で、地に足の着いたサービスを提供してまいりたいと思います。
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