Made in Japan(メイドインジャパン)

2014-10-15
みなさんは、日本がその歴史から日本各地で聖地があることを御存知でしょうか。
たとえば、よく知るところでは、倉敷市がデニムの聖地であることなどはご存じの方も多いのではないでしょうか。

先日、「そろそろ眼鏡を新調しないとな~」と思い、プラっと眼鏡屋さんに入りました。
その時は、下調べ程度で購入するつもりは全くなかったのですが、親切な店員さんに導かれるままに、
どれが自分に合うかと色々な眼鏡をかけて探していました。
そのうち、某有名海外ブランドのデザインが候補に上がり、「やや予算オーバーだけど、これかな」と妥協はあるものの、
購入しようと心に決め始めていました。
そんな中、「これは鯖江の眼鏡なんですよ~」と店員さんに進められ、かけた眼鏡が、これまでの眼鏡とは比べ物にならない程のフィット感に感激!
その結果、海外ブランド製品を更に超える金額ではありましたが、完成度の高さに感動し、
鯖江の眼鏡を購入してしまいました。
デザインを重視するのであれば、某有名海外ブランドの方が格好良かったと思いますが、鯖江の眼鏡を選んでいました。

その後、テレビ東京の「ガイアの夜明け」でメイドインジャパンの商品特集しているのを見て、
この時も、番組を見ながら特集されていた「ファクトリエ」という各地の職人さんが作る商品を
直接販売するベンチャー企業のホームページをすぐに検索していました。
この何となく動かせられる想いは何なんでしょう、、。
確かに、日本で生産されていますので、質が高く、細やかな仕上がりになっているのだと思います。
ただ、商品の質の高さを求めただけなのでしょうか。

私が「価値がある」と感じたのは、もちろん製品の質の高さもありますが、何よりも、
職人さんのこだわりや想いがある製品だからこそ、そこに質の高さがあり、
価値があると感じたのではないかという想いに行きつきました。
歴史とともに淘汰され、洗練された技術と、失われない誇り・・。

それは、どんな仕事でも、モノを扱っていない職業であっても、同じなのではないでしょうか。

私の仕事でも同じことだと思いました。数多ある人材紹介会社の中で、取り扱う求人案件は似たり寄ったりです。
そりゃそうです、採用している企業は限られていますから。
では、なぜ弊社、株式会社コアを通して活動する意味があるのか。

合理的なやり方もたくさんあると思います。求人案件だけ紹介して欲しいというニーズもあると思いますが、
転職という人生が変わる岐路に立ち、そこに立ち会う立場であるからこそ、すべき私たちの使命があると私は考えます。
これまでの自分を振り返り、これからの自分を思い描くことの作業を丁寧に行うことで、自らが人生を選び進んで行く、
こだわりを持ち、覚悟を決めることが次に進むために重要なことだからこそ、職人のように、こだわりと想い持って取り組むべき仕事だと思っています。
デジタルな今の世の中だからこそ、徹底的にアナログに生身の人間として向き合っていきたいと、
改めて、変わらないものと変わりゆくものの狭間で考えさせられました。
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受信と発信

2014-10-09
私が以前、実家に住んでいたとき、地元で名士と言われる方と、
お付き合いをさせて頂いた事があった。
いつもお忙しく、日本各地を飛び回って活躍しておられる方だった。

私が実家を出て、離れた地で暮らすようになり、だいぶ経った後、父が亡くなった。
そのとき、上記の方から、実家に弔電が届いた。
その方と父とはお付き合いがなかったが、丁寧な方だと思った。

一周忌を迎えた頃、その方の秘書の方から、お電話を頂いた。
ご本人様が、線香を上げさせてほしいということだった。
ご指定の日程に、家人も私も都合がつかなかったため、
その話はなくなったが、何度も連絡をもらううちに、ふと不思議に思った。

ご本人がどういう意図かは分からないし、穿った見方だったら申し訳ないが、
地元の人間の家に来ること自体が目的のように感じられたのだ。

もしこの受け取り方が実際と違ったら、誰にとっても損な話だと思う。

自分を振り返ると、同じことを人にしていないだろうか。

人に何かしていただくとき、自分の気持ちを人に伝えているか。
気持ちがあっても、正しく伝えているか。
そもそも相手を思う心があるか。

生きていく以上、働く以上、人と関わることは不可欠だが、
何かを伝えたり人に会うということは、それ自体で完結するのではない。
根本に相手を思う気持ちがあって、それが相手に正しく伝わって、初めて成立するものだと思う。

ついつい、自分への評価は甘くなってしまうものである。
自己満足のコミュニケーションになっていないか、いつも厳しく自分を振り返りたい。
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