女性の皆様(妻含む)から学ぶこと

2014-03-26
もうすぐ1歳半になる我が家の息子について、先日私と妻との間でちょっとした意見の食い違いが生じました。
簡単に言えば、「教育について親が何かアクションを起こすタイミングはいつぐらいからが妥当なのか?」というテーマでした。わりとのんびり構えている私はしばらく先でいいのではないかと話したのですが、妻は今からでも何かできることがないか、そう考えていた様です。この4月から保育園に預けることがようやく決定して妻も職場復帰することもあり、今のうちに話し合えること、考えられることについて整理しておきたいという気持ちがそうさせているように思えました。妊娠してから実際の出産、そしてこれまで1年半の子育てに集中してきた子供中心の生活から仕事に復帰することの不安と期待感、さらに子育てとの両立などを現実的に考えると、少し焦りにも似た感覚があるのだと思います。特に私は生活が不規則であり、平日はほとんど子育てらしい子育てに参加していないのが現状としてあるため、事実上戦力外としての扱いを受けております。そんな状況で自分が仕事に復帰したら子供のことはどうなってしまうのか、妻としては当然の不安感だと思います。やはり、仕事と子育ての両立というのは、特に女性の立場からすると難しいものだろうなと改めて感じ、私が折れることで話し合いに決着がつきました(ほぼパターン化してしまっているのが情けないですが…)。

「女性の活用」が国の成長戦略という軸で語られ、それに付随して配偶者控除の縮小・廃止の議論や、女性役員・管理職の増加を数値目標にするなんていうニュースを最近よく目にします(なんとゼネコンでは女性現場監督チームを結成するのだとか)。このあたりの背景には様々な思惑があり、単純なお話ではないと思いますが、個人的に女性には優秀な方が多いので、働きやすい環境を整えていくこと、選択肢を増やすこと自体はとても良い事だと思っています。実際に弊社に登録いただく方のうち、私が担当させていただく3分の1くらいが女性であり、基本的に子供ができても仕事は続けていきたいと考えている方が圧倒的多数ですので、保育所の充実などは現実的に大きな意味を持つ事だと思います。男性と比較しても仕事の選び方、スタンスや方向性についてご自身で明確な意思やスキルを持っており、また、バイタリティも非常に強い方が多いのですが、掴んだチャンスを自ら手放す事があるというのもまた、女性特有のケースである気がいたします。この辺りは、優秀さと同時に女性の強さを感じる部分なのですが、自己実現のために社会との接点の中で評価を受け続けていく事に重きを置きながらも、同時に、それだけが人生の価値を図る尺度ではないという事もよく理解されているため、潔さ、割り切りの力に長けており、男性の私からすると驚かされる決断をされることも多いのです。当然、キャリアアドバイザーとしては片側に寄り過ぎないようにお話をさせていただく力量が必要となるため、勉強するきっかけを得られる事に日々感謝しております。

私が出会う登録者の女性の方々と同様に、日々頑張っていること、考えるきっかけを与えてくれることに関して、自分の妻にも感謝と敬意を持って接しなければ、と思います。欲を言えばそれにより、何とか私の家庭内キャリアの充実も図っていきたいと考えており、もっと言えば男性だって仕事と家庭の両立は難しいのに!と、思うのも事実です。しかし、これを声高に主張してもあまり気持ちには響かず、どちらかというと弁明や言い訳のように聞こえてしまうのは普段の行いのせいなのか、何とも切ない気がいたします。家庭内における男性の活用方法についても、妻に真剣な議論の場を持ってもらうようにどこかでお願いしたいと考えております。

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神田川

2014-03-20
「あなたはもう忘れたかしら……」の歌詞で有名な、神田川。
東京在住の方にはおなじみだと思うが、その神田川沿いの土手の上に、御茶ノ水という駅がある。

ふと、幼い日のことを思い出した。
朝早く、父と二人で郊外の自宅から出てきて、東京西部の奥多摩までハイキングに行ったことがあった。
そのときに、乗り換えたのがこの駅だった。その日も、あたりに霧が立ち込めていた。
今回、同じようなシチュエーションを経験したことで、ふと昔を思い出したのだろう。

最近他界した父は、物静かな人だった。
寡黙な昭和のお父さんというイメージの人だった。
今だから言えるが、私の幼いときは、非常に近よりがたく、昔は、父に怒られるのが恐くて仕方がなかった。

しかし、振り返ってみると、仕事で疲れていて、休みたいはずの土日に、何度も私を遠くに連れていってくれたこと自体、
家族に対する父の思いの現れだと思うようになった。

自分自身、一歳半の息子を持つ身になり、休みの日はどこに連れていこうかと、最近あれこれ考えるようになった。
そんな中、より一層父のことに思いをめぐらすようになった。

昔を振り返ると、父が厳格な人だったということもあり、父と共に過ごした時間が、
いつも弾けるように楽しかったというわけではない。
だが、一緒に過ごした日々を思い出すと、じんわりとあたたかいものが胸にこみ上げてきて、
私の生きる力になっている。
その嬉しさを、他の人に返したいという思いが、自分の原動力になっていると思う。

人は、自分のされたことを他人に返したがると聞いたことがある。
私の属するサービス業は、人様に喜んでいただくことで成り立っている仕事だ。
顧客満足という言葉がよく使われるが、自分自身がされて嬉しかったことを他の人に返したいという、
素朴な思いを大事にすればよいのではないかと思う。

今度墓参りに行ったら、墓前で、そんなことを父と語り合ってみたい。
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ガラパゴス携帯!?いやガラパゴス経済です!

2014-03-13
リストラと聞くとネガティブなイメージがつくかもしれません。
実際、人員整理・解雇ということが真っ先に頭に浮かびますし、そのようにすることを「リストラ」という代名詞にしてきた国です。

そもそも、リストラというのは「リストラクチャリング」の略語であり、
人員削減・解雇だけを指すのではないということは一般的な解釈でしょう。

ただ、今までは終身雇用という名目上、余程のことがない限りリストラクチャリングは行いませんでしたし、
時代の成長力も相まって何とか切り抜けてきた為、事業整理なども必要なかったのかもしれません。

外資系企業や国内系大手企業が事業整理の名のもとに、人員整理を始めることが必然になってきたため、
企業側も終身雇用の義務から解き放たれ、まともな成長曲線を描くようになってきたように感じます。
さらにこの頃は経済も良い循環になってきたと吹聴されれば、そこまで業績向上していない企業は更に焦りを感じ、
足早に構造改革を半ば強制的に行おうとする擬似的な自浄作用が働くのではないかと思います。
このあたりが昨今の景気が良いと言われているのに企業がリストラする理由の一つとしてあるのだと感じます。

日本企業は少し経済の良い波に乗りすぎていて、胡坐をかいていたのだと痛感します。
世の中を広く見ると、終身雇用を表立って表明し、惰性で成長してきた会社とその社員からのしわ寄せが、
この世相に来ているのであろうと思います。
会社の業績がそこまで悪くないのにリストラクチャリングするというのは、当たり前にあって良いことなのかもしれません。
戦略的にリストラクチャリングするというのは、悪いことではないでしょう。会社も生き物です、会社が倒れてしまえば、社員すべてが路頭に迷ってしまいます。
そのために戦略的に(意図的に)事業再生や事業整理を行う必要があるのです、人員整理や解雇を伴ったとしても。
整理や再生が必要なく、順当に会社が伸びていく、かつ社員は誰一人として解雇せず昇給を繰り返すというのは、
余程の事がない限り難しいのでしょう。
経営手腕の見せ所の一つにある「やらない」という選択が多く見られるようになりました。

つまるところ、日本流の経済成長に限界が来ているのではないかと考えられます。

では日本人はどうでしょうか。
古くからある日本流の経済循環に夢を持ち、それにまだ縋ろうとする人は多いのではないかと思います。
惰性で成長してくるとなかなかキャリアが開けないというのは、ここ最近の経済リストラクチャリングがよく表しています。

社会は刻一刻と変わっています、昨日正しかったことが今日は正しくないということもあります。
経済や時代に寄り掛からず、自身を立たせる時代が本当に来たのだと痛感しながらも、自己研鑽に励むことを新たに決心した今日この頃です。

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四季と幹

2014-03-04
関東でも2週にわたって大雪が降り、珍しい積雪が2週の週末で見ることができました。
普段、雪かきなど行う必要がないエリアなので雪に対する対応が不慣れであり、
珍しい物を見たという感動と実際に生活する上での面倒さが一緒になった週末でした。

2013年は夏が盛況をきわめ、10月に入っても猛暑日が続き、すぐに冬へ入りました。
秋を感じる間もなく、冬に入りました。
2014年は2月の終盤で大雪の連続、さすがに春を通り越して夏が来ることはないと思いますがが、
それでも大幅な気候変化が続いているように感じます。
特にここ数年は気候変化が激しく、子供の時に感じた四季が乱れていると感じるようになりました。
これだけ温暖化などの環境変化が叫ばれているのですから、四季が狂うのも必然な気がします。

元来、四季は季節の移ろいをあらわし、それに伴い生活環境の変化が来ることを予測して
生活基盤の指針となるようなものとして日本は活用していました。
春が来れば、入学式や新入社員の時期、お花見などの宴も日本ならでは。
夏が来れば、学校の夏季休暇に始まり、夏イベントの目白押し。
秋が来れば、気温の低下を徐々に感じ、草木や花の変わりに目や鼻が敏感に反応します。
冬が来れば、年の瀬はもう目の前、去りゆく年を振り返り、新しい年に願いを込める。

四季がある日本人ならではの感性を育み、生活環境の指針となってきた四季が崩壊しているように思えます。

昔からあるものというのは実に科学されていると思います。
いや、むしろ元々あるものをサイエンスし、生活に沿わせたという言い方が正しいのでしょうか。
日本人に限らず、人は何かに拠り所を探し、寄り添い、前を向く習性があります。

我々がお話させて頂いているキャリアも同じです、今までの常識や感性が通用せず、
本当に自らが拠り所となるべく、自らの中に拠り所となるようなものを探します。
自分の強みは何であるのか、どの様な道筋が本道なのか、ということを構築することが
右顧左眄しないキャリアの在り方であると感じてしまいます。
どの様な季節が来ても、通用するキャリアを構築することが今の世相にはきっと必要なのです。

周囲に流されず、一つの幹を形成して頂きたいと強く思い、我々はサービスを展開させて頂いております。
四季の激変によって打ちひしがれる事のないような骨太の幹を。

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