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フワフワした情報

2015-07-06
世の中には様々な情報が溢れています。
特にスマホを持つようになってからは、少しの空き時間でも
何かを無意識に調べていたり、SNSで勝手に情報が飛んできたりするため、
常に何らかの新しい情報と接しながら過ごす様になりました。

ふと、これだけ毎日新しい情報と接する機会がすごく増えているなら、
必然的に昔より知識量は単純に増えているのかも、と考えてみましたが
残念ながらそこまで大きな変化はないのが事実です。
情報に触れることが目的になってしまい、表面的なところで終了していたり
バラバラのまま頭に残ってはいるものの、「浮遊」している状態だったり。
結局、入ってくる分の情報を消費しきれていないように感じます。

対人折衝やミーティングなど、瞬間的にあらゆる情報を整理しながら、
アウトプットも求められる様な場面では、上記の様にフワフワした情報は
何の役にも立たず、戦う武器としては使い物になりません。
「その情報は武器として使えるものか?」という取捨選択の力も必要ですが、
それ以上に、得られた情報の「使い道」に気付けるかどうかが重要だと思います。
使い道がわかっていれば、情報の行き場が明確ですのでフワフワしませんし、
隣同士がまた結びついて新しい発想を生み出すことが可能になります。

この、使い道に気付ける力というのは、状況をイメージする力だったり
前後関係も踏まえて文脈を読み解く力、その背景や奥行きを洞察する力などに
置き換えることができると思います。
結局、その情報の裏で人がどんな動きをしているのか?何を感じているのか?
それを味わう事ができるかどうか。デジタルに情報を仕入れながらも、
それを処理しアウトプットしていくためには、
やはり「こてこてのアナログ力」が重要なのだと改めて思います。

ちなみにコアでは年に一回、社員全員で合宿研修を行っております。
メンバーそれぞれが人材サービスという枠にとらわれない、
様々なテーマにて講師役を務めながら、文字通りアナログで研修を実施しております。
手前味噌ですが、今年も非常に良い合宿が実施できました。
引き続きアナログ思考で、地に足の着いたサービスを提供してまいりたいと思います。
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人生の山登り

2015-06-29
この仕事をしていて思う事がある。
果たしてこの仕事は自分に向いているのかと。
壁にぶつかり、跳ね返され、また壁にぶつかりは
跳ね返されの繰り返し。

まさに七転び八起き。

でもその中で成長している事は確かで、その分お客様に
より良いサービスが提供出来ているのであれば壁にぶつかる意味も大きい。

ただ大事なのはその壁にぶつかった理由を明確にする事と
次に同じ壁にぶつからないようにする事である。
そうでなければ成長とは言わないし、お客様に対するサービスも
上質なものは提供出来ない。
よく人間の差は意識の差と言われるがまさにその通りだと思う。
意識のないところに感動は生まれず、感動が提供出来なければ
私がこの会社においての存在価値は無いに等しい。
ただ人様に対して感動を与えるとは言葉以上に遥かに難しく、
今の私には雲を掴むような話である。
ではその雲を眺めているだけでいいのか。

否、私はその雲を掴んでみたい。

その為にはこれから幾度となく険しい山々に登り、
尖った石の上を素足で歩くような時も当然あるだろう。
だが、私はその雲を掴んでみたい。
今は無理かもしれないが、いつか雲を掴んでみせるという
意識を持ちながら歩んで行きたい。
人間の差は意識の差だ。

こんなことを考えている時点で私にはこの仕事が向いているのかもしれないと思ってしまう。
それ以上にこの仕事しかないのだと思う。
家族のため、会社の仲間のため、お客様のため、
自分に関わってくださる方々へ感動を与える事が出来れば
私の存在価値は成立するのだろうか。

それが確信に至る日まで山に登り続けようと思う。
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マッチング

2015-06-16
求人を企業様からお預かりする際、事業の戦略や方向性を
お伺いすることが多い。

例えば、「小売の○○グループ向けに人材を増やしたい」と、
あるメーカー様からご意向をお聞きする。
弊社で紹介をさせて頂き、入社が決まる。
程なくして、先方企業様の製品が、○○グループ様の店頭の棚で増えたのを見かける。
予定通り事業を拡大されているのだな、と思い、嬉しくなる。

ただ、上記の例で言うと、どの小売店様での取り扱いが増える、
ということは、表面的な事象でしかない。
例えば、小売店グループAの○○という方向性と、
メーカーBの△△という方向性が合致しているから取引を増やすことになった、
というレベルまで掘り下げて、初めて考察と言えると思う。

求職者様に求人案件をご提案する際は、ご経験やスキルのみならず、
上記のような企業様の方向性と、求職者の歩んでこられた(ないし希望される)
方向性を合致させた上でご提案する。
言うまでもなく、ご家族などお一人お一人異なるご事情も、考慮に入れる。

したがって、ご提案する側としては、いつも頭を悩ませることになる。
難しいが、やりがいを感じる部分である。
ご提案が求職者様に響かなかった場合は、何がいけなかったのか考え直す。
伝え方が良くなかったのかと振り返る場合もある。
ご提案を喜んでいただけた場合は、素直に嬉しい。その繰り返しだ。

上記のご提案を考える行為を、マッチングと呼んでいる。
マッチングには一定の傾向や法則はあると思うが、
数学のような公式はないと私は考えている。
お一人お一人、一社一社ごとに状況、事情や特徴も違う。
この両者のマッチングを考えるのは、どこまでいっても
人間にしかできない営みであり、完全な正解がない行為だと感じる。
だからこそ奥が深いと日々感じさせられる。

今日も、新しい求職者様のご登録、新しい求人案件のご依頼があった。
新たな気持ちで臨もう、と自らの気を引き締める。
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黒か白か

2014-09-26
このブラック企業というフレーズ。本当によく聞くようになりました。
転職支援をさせて頂いている弊社としては、このフレーズについてはしっかり吟味しないといけないと考えています。

ブラック企業は、何を基準に認定されるのでしょうか。
確かな定義は存在しませんが、統計を取ると下記の項目が列挙されます。
●定着度
●女性活躍度
●評価体系
●理念、ビジョン
●事業運営上の安全性
●社内の人間関係
●成長できるかどうか
●ワークライフバランス

数え出したらキリがないかもしれませんが、大よその話は上記に分類できると思います。

たしかに、上記のような事を一切無視した組織は労働意識を低下させ、労働力を社会から減退させる原因になるような理由ですね。
弊社でも上記のような企業はご紹介しないように、企業を見る選球眼を高めて、サービスを提供しております。

ただ、最近ではこのブラック企業が独り歩きし、上記に類似するような事例があった瞬間、
ブラック認定となるような、過剰意識が世の中に蔓延しているように感じます。
会社組織の運営もボランティアではありません。存続をかけた競争を常に行っている、いわば戦場です。
そのため、スポット的には過剰労働になる側面なども持っていると思います。でも、その瞬間にブラック呼ばわりです。

終身雇用が悪しき習慣であると言われ続け、人材の流動化が進み、転職というのも一つのキャリア構築手段であると、
ある程度認識されている世相において、就業先を選ぶのは個々人の責任の範疇が大きい時代です。
にも関わらず、入社した企業をブラックだなんだと言い、その様な認識を世間に広める業務妨害を行う社員。
どちらかというとブラックはこの社員ですよね。会社は存続して初めて意味があり、社会貢献もしているのです。
行き過ぎた会社は正さなければならないというのは同意見ですが、自社をブラックかも?と思っている方。
本当にご自身はホワイトですか?

人のことを悪く言うのは簡単ですが、自分のこと見ていますか?
どんな会社も、誰かが大切に創り、一生懸命に運営しています。
その中身も見ずに、たまたま起こった事例だけを見て、ブラック認定するのは
あまりにもやりすぎだと感じます。

ブラックすぎる企業も、ブラックな社員も、どちらも同じ点を是正しなければならないと思います。
それは「働く」という意義と、「働く」ことで守る物の大切さです。
守る物はプライベートな事だけではありません、所属している会社を守るのも立派な社員の務めです。
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思わなければ何も始まらない

2014-06-09
今週末から、いよいよブラジルワールドカップが始まる。
オリンピックをしのぐ世界最大のスポーツイベントであるサッカーの祭典を前に、日本でもお祭り気分が高まっている。一説では経済効果として2兆円などとも言われているが、それはさておき、1998年以降日本は連続でワールドカップに出場しているので、4年ごとの恒例行事と言っていいくらい、一般的に定着したイベントになったと思う。私個人的には、ホスト国でもあり過去の自国開催時の敗北の呪縛から解き放たれたいとするブラジルに優勝してほしいと思っているし、それが大多数の思う順当なシナリオだと思う。もちろん、日本も応援してはいるが、そのレベルとしては「できる限り頑張ってほしい」というのが実際のところだ。ちなみに、とある調査によればブラジルの優勝オッズは4倍で出場国中1位、対して日本は126倍とのこと。スポーツの中では比較的番狂わせが起きやすいと言われるサッカーにおいても、さすがに現時点で日本の優勝を本気で応援している人はほとんどいないのではないだろうか。

時にサッカーは、戦術・戦略という文脈で語られるときに、ビジネスの世界と重ね合わせられることがある。サッカーは、監督からそれぞれ特定のポジションが与えられてはいるものの、場面や状況に応じて自らの判断で仲間との連携を変化させ、いかに敵のディフェンスをかわしていくかを考え出すことをその場で要求される、流動性の高いスポーツである。その姿に、めまぐるしい市場の変化の中で思考しながら差別化を試み、他社との争いに勝つこと、お客様に必要とされ続けることを追求する企業(ビジネスマン)と共通する部分があるということだろう。また、個性的な選手のマネジメントという観点から監督が経営者に近い存在としてクローズアップされる時もある。その世界で考えれば、日本はまだベンチャーから少し抜け出したくらいのステージにいる企業組織なのかもしれない。

ワールドカップの出場が決定してから、現在の日本代表の口々からは「出場するからには優勝」と本気で語られることが多くなった。これは、ミーティングや実際の試合の中で、本田という選手が一貫してぶれずに「優勝」という言葉を発し、時には仲間と衝突しながら醸成してきた効果が出た、勝負への高いマインドを表すものだと思う。はたから見れば、ビッグマウスと揶揄される事となったり、荒唐無稽に聞こえたり、もし惨敗を喫すれば嘲笑の対象ともなりうる、とても勇気と覚悟のいる発言だと思う。
 自分たちの今の立ち位置が列強には遠く及ばない事くらいは、何よりも選手たちが一番よく知っているだろう。それでもあえて、優勝杯を掲げる姿をイメージし、そのために思考し、練習を重ね、そしてアウトプットし続けていく事で彼らは自らの逃げ道を絶ってきたのだ。日本の代表としての期待を背負う事、自分たちがサッカーをやる事のそもそもの意味を彼らは自問自答し、4年間の集大成に臨む。

この、「本田効果」とも言える現在の日本代表のマインドや考え方は、上記した戦術論以上にビジネスやキャリア形成の考えた方に通じるものがあり、私自身強く関心を抱いた。例えば、「では、いつになったら優勝したいと発言していいのか?」という問いかけをしてみた時に、もっと実力がついてから、実績が出てきたらという発想になるのであれば、おそらく中堅国にすらなれないのではないか。あるいは、時に本田的な発言やキャラクターを前面に出し、周囲を引っ張ることを「私には無理」と遠慮するのであれば、絶対的なレギュラーとしてチームに必要とされることはないのではないか。

普段のビジネスの場面、会社での上司や同僚とのやり取りにおける自分自身の課題や問題点と重ねる事で、恐れずに「優勝」を口にする彼らが実に正しいマインドであると肚落ちした。仮に今すぐその目標が果たせないとわかっていても、それを志向すること、真剣に考えてみること、そして実際に口に出してみること、それこそがスタートラインである。それができない人材には、おそらく上に行くチャンスはめぐって来ない。仮に来たとしてもモノにすることはできないのではないか。また、小さい組織だから市場にインパクトが残せないわけではない。肩書きが無いからといって、人をマネジメントできないわけではない。自分の立ち位置を理由にして言い訳をしてみたり、「その日が来たら見事にやってみせる」と発言したりする人間のことを、だれが信用するのだろうか。一足飛びにはいかなくとも、自分の未来のキャリアを切り開くため、そして自らの成長を実現させるために、目指すべき高い目標を具体的にイメージして常にチャレンジしていくこと、その思いと積み重ねが何よりも重要だということだろう。

数字上の順位のみではなく、ワールドカップに臨む日本代表選手の思いの強さを感じながら、彼らの戦いをしっかりと見届けようと思う。
がんばれ、ニッポン!

恵比寿の一般消費財とマーケティングリサーチ業界に特化した人材エージェント
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