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うるう年

2024-03-01
今年は2月が29日まである、4年に一度のうるう年。
うるう年は、太陽年の長さと暦年の長さの差異を補正するために導入されたものだ。

地球が太陽の周りを回る周期が約365. 242日であるのに対し、暦年は365日。
この0.242日を累積して調整し、太陽年の長さに近い暦を維持しつつ、暦年と
実際の季節がずれるのを防いでいる。
因みに、西暦年が4で割り切れる年は原則としてうるう年。
例外で西暦で100で割り切れるが400で割りきれない年はうるう年ではない。

4年に一度と聞いて思い出されるのはスポーツの祭典であるオリンピックや
サッカーのワールドカップではないだろうか。
なぜ2年や3年に一度ではなく4年に一度なのかというと、いくつかの要因があるらしい。

・大規模なスポーツイベントを開催するには多くの時間と労力が必要となり、競技施設の
建設、参加国・選手の準備、放送権の交渉など、さまざまな準備が必要となる。
・参加国や選手の調整のため。参加国において代表選手の選出や準備時間が必要で、
選手が最高のパフォーマンスを発揮するのに適切な期間となる。
・特別感の演出。4年に一度であることによって、アスリートだけではなく、観戦者にとっても
イベントが待ち遠しく、より特別なものと感じられるため。
・イベントが定期的に行われることで、スポーツファンやアスリートが興味を保ち、持続して
支援を得ることにつながる。それにより、スポーツの普及・発展とともに、地域社会にも
良い影響を与えられるから等。

我々の身近なところの周期性でというと、企業の経済活動、日常業務においても周期性はある。
例えば、企業の年度決算、四半期決算、更には月次、週次、日次の予算に時間ごとの
業務計画等、我々はいたるところで繰り返される周期の中で生活している。

また、日曜日が休日であるのは、キリスト教の影響のようだ。
聖書の創世記で、神が世界を6日間で創造し、7日目に休息したとされたことから、
1週間の7日目の日曜日が「安息日」として定められたそうだ。

毎日、毎週、毎月、毎年やるべき事やイベント等は、習慣化されており
予め決まっているという人が多い。
しかし、4年に一度の周期で何かをすると決めている人はいるだろうか?
うるう年に誕生、結婚したというような方には特別な日となるが、それ以外の方にとっては、
4年ごとのイベントは、ほぼ無いと言えるだろう。

自然界の周期性という意味では、我々に大きな影響を与えている
4年という周期(うるう年)は、地球時間の調整の日。
そこに暮らす人間も考え方や心の動き、体調などの自分では気づきにくいメンタルの部分を
調整する日として、自分を整える時間を持つのも良いのではないだろうか。
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優しさという悪

2024-02-16
連休中に目立ち始めた白髪を染めるために美容院に行った。
しばらく美容院ジプシーだったが、その美容院へは3回目の訪問だった。

「今日はどうなさいますか?」という質問に、
伸ばし始めた髪型に飽きてきたため、思い切ってショートにしてもいいかも、
と思い立ったものの、さすがに躊躇し、
「実は、今のヘアスタイルに飽きてきてしまって、
切っちゃおうかなとも思ってるんですけど・・」と控えめに相談。
すると、「うーん、今は丁度髪が肩につくので、鬱陶しく感じる時ですねぇ。
短くしても良いと思いますし、お客様次第ですね~。」とのコメントが返ってきた。
いや、そりゃそうなんだけど、どっちの方が似合うと思いますとか、アドバイスを期待していただけに
自らの選択を迫られ、少しがっかりした気持ちになった。

その後、白髪を染めながら「優しさ」について考えていた。
私を担当してくださっている美容師さんは、経験が長いからこそ
もしかしたらこれまで数千・数万人の人を接客してきた経験上、
私のように「どうしよう」と迷っているタイプのお客は、
実は迷っておらず、すでに自分で答えを出しているパターンが多いので、
あえて「貴方次第」という返答をした可能性もある。
もしくは、思い切ってショートカットにしてしまってから後悔しないように、
自らが選択することの重要性を知っていたのかもしれない。

その方なりの気遣い、優しさだったのかもしれないが、
やっぱり私はプロとして見ていたからこそ、プロとしての意見を聞きたかった。
「貴方次第」という回答には「どっちでも良い」というようにも聞こえ、
勝手ではあるが、私にとってはその方が「頼れる美容師さん」ではなくなってしまった。

私たちの仕事においても起こり得ることである。
中には転職希望者の方から嫌われないように、「聞き上手」という言葉を隠れ蓑に、
耳当たりの良いことばかり言っているキャリアアドバイザーもいるのかもしれない。
しかし、それは「その人任せ」に過ぎないように思う。

キャリアアップやスキルアップを目指す上で不足している点や、厳しい現実も伝え、
その上で、どんな方向を目指すとよりやりたいことに近づけるか、
どんな風に視点を切り替えると世界が広がるかなど、
課題を見つけ、その課題解決のための提案をすることこそが、プロとしての私たちの役割だと思う。
一見「優しさ」に思えるものも、本当の優しさとは異なる場合がある。
一見「冷たさ」に感じるものでも、本当の優しさである場合がある。
「そこに愛はあるのか?」とどこかのCMでもあるように、
厳しいアドバイスだったとしても、そのアドバイスの分母に愛があるかどうかが、
優しさと冷たさの分かれ目なのではないだろうか。
プロとして愛を持ったアドバイスができるコンサルタントでありたいと思う。

さて、この美容院への4回目の訪問はあるだろうか・・・。
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目的意識の積み重ね

2024-02-02
毎年2月の上旬になると、
出勤中の電車やバスの車内に普段とは異なる雰囲気が漂う。

東京の近辺では中学受験と大学受験が2月の1週目から
本格的にスタートとなり、受験に向かう親子、
緊張した面持ちで単語帳を開く高校生
応援にかけつける塾の先生だろうか、
紙袋を持ちながらどこかソワソワとしているように見える。
多くの子どもたちがこの特別な数日間に向けて努力の日々を積み重ねてきたのだろう。

今は様々な受験スタイルがあるが、一般受験においては、
中学受験は12年間、高校受験は15年間、大学受験は18年間、
子供たちに与えられている時間は基本的にはほぼ同一であり、
その時点まででの学びが周りと比べてどうであったか、というものが受験であり、
それまでの時間の使い方が問われる日というのを
学習塾を経営する友人から聞いたことがある。

しかし、同じ時間を学習に充てたとしても、成果は異なり合否も変わる。
どのような気持ち、心構えで学習にとりくむのか。
いわゆる、モチベーションや目的意識の差が成果の差になるという。

学習の成果を質×量で考えた際に、受験勉強を始めた時期によっての差は
あるかもしれないが、究極的には生まれてから受験までの時間(=量)は
最大数百日の誤差はあれど、ある意味平等である。
量が同じだと考えたとき、違いを生み出す「質」は目的意識や目標
に由来するものであるということだ。
ただやらされる勉強よりも、目標に向かって自ら取り組む勉強のほうが質が高く
同じだけ勉強したとしたら、後者のほうが学力が伸びるのは容易に想像がつく。

受験においては、学習量の段階で差が出ることも少なくないのでは、とも感じるが
物事の質を高めるためには、目的意識が重要であることは長く社会人経験を
している私も同感だ。

日々の業務にあてはめて考えたときに、なんとなく過ごす8時間と
目的意識を持って過ごした8時間で成果は大きく異なるだろう。
1日では小さな差でも、1週間、1ヶ月、半年、と時間が経てば立つほど
その差は大きく膨らんでいく。受験も同じようなものなのだろう。

日々を漫然と過ごさないこと、目的意識を持って物事に取り組むことの重要性を
受験に向かう彼らを見ながら再認識した。
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当たり前の日々に感謝を

2024-01-19
今年の元旦は、輪島で震度7の地震が発生し、200人以上の方が犠牲となり、
いまだに安否不明の方がいらっしゃるという事態。
そして、翌日の2日には、被災地域へ救援物資を運ぶ予定だった、
海上保安庁の輸送機と、日航機との衝突事故で、
海上保安職員5名の尊い命が奪われてしまいました。
ここに、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

そのような痛ましい災害・事故が続いた中で、
世界中から奇跡だと称賛される出来事がありました。
それは、1月2日に起きた、飛行機衝突事故で、
日航機の乗客乗員379人全員無事に、脱出できた事です。

報道などでご存知の通り、衝突した瞬間に機体から炎があがり、
あっという間に機体を包み込んでいました。
しかし、なぜ1人の犠牲者も出さずにすんだのでしょうか。

それは、客室乗務員の方々の日頃のたゆみない訓練、
そして勇敢な行動力や的確な指示のおかげだと言われています。
美しい佇まいで、空の旅を案内してくださる、客室乗務員の方々が、
この様な事故に見舞われた際には、一転して保安員となり、
乗客の命と安全を守るために、活躍をしてくださったからです。

突然の衝撃と炎で、パニック状態となった乗客から、
「早く脱出させろ」「なんで扉を開けないんだ」と、罵声が飛び交う中、
冷静にどこのエンジンが火を噴いているのか、どこの扉を開放すれば、
お客様が安全に脱出できるのかを、迅速にそして的確に判断し、
避難誘導をした結果、全員無事に脱出する事が出来たのだと言われています。

客室乗務員の方々が、私達の知らないところで、
何度も訓練を行ってきた結果なのだと思います。

人の命がかかっているので、勘を頼りに、
「こっちの扉開けてみようかな?ダメだ火が回ってる、じゃあこっちの扉は?ダメだ、次は?」
などという事をしていたら、きっと違う結果になっていたに違いないでしょう。
いかに客室乗務員の方々の、観察力・判断力、決断力・行動力が、
素晴らしかったのかがわかる「奇跡の出来事」だったのだと思います。

一方で、元旦に起こった能登半島地震の被災者の多くの方々は、未だに避難所で、
断水によりまともに水も出ない状況が続き、トイレも自由に使えないという生活を
余儀なくされているといわれています。
私達は、蛇口をひねれば水が出てくる、それが事が当たり前の事だと思い、
能登・輪島で起こっている事はどこか他人事だと思っていないでしょうか。

当たり前の出来事に、ありがたみを忘れてはいないだろうか。
私達は、日々の生活や仕事において、その時になったら考えればいいやとか、
誰かがきっとなんとかしてくれるだろうという、
先送り・人任せ・無計画な生き方をしていないでしょうか?
明確な目標を立て、その達成に向けて計画を練り、きちんと行動ができているだろうか?
人類が、皆平等に与えられている時間を無駄に過ごしていないだろうか?
今日一日、無事にいられる事に感謝の気持ちを持って過ごせているのだろうか?

そんな事を、考えさせられる、年始めでした。
このような事を考えるきっかけをくださった、
勇敢な客室乗務員の方々の行動に感謝して始まった2024年、
今年も後悔しないように、そして当たり前の事に感謝をしながら日々の生活を過ごして行こうと思います。

皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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2024年、自ら変わり行動する年に

2024-01-05
年末、息子が塾を代えたいと言ってきた。
とりあえず冬季講習を他塾に代えて様子を見ることにしたが
結局「前の塾に戻したい」と言ってきたので、元さやに納まる事に。
寄り道だったが、本人が塾の方針や先生に原因があるのではなく、
自分自身の姿勢を変える必要があると考えるようになったことは良かったと思う。

例年の事だが、年末年始は転職活動を考えられる方が増える傾向にあり、
活動中の方は方向性の見直しや書類のブラッシュアップ、
これからという方は人材紹介会社への登録を考えたりする。
振り返ると、2023年はコロナから本格的に開放され、
ようやく「日常を取り戻した」一年だったように思う。
しかし、コロナ下で定着した新しいルールはそのまま残り、
AIなどの普及も相まって似て非なる日常を過ごすようになった。

単純に全てをコロナ前後で分けられないが、
今までと同じ努力をしていても現状維持が難しかったり
顧客へのアプローチの仕方に変化が求められる場面が多く、
「なぜか、うまく回らないな…」と感じた人もいただろう。
実際、転職のご相談を受けると、ご自身でも不調の原因がわからず、
何をどうすれば良いかという整理に時間がかかる事も増えている。

2024年。新しい年がスタートした。
心機一転、何かが変わる事、事態が好転することに
強く期待する気持ちも強くなるところ。
例えば、初詣で神社仏閣に行く方も多いだろうが、
一種のブームにもなっていて、実は神社に行くことの意味が、
お願いではなく感謝であることを多くの人が知る事になった。
意味合いとしては「誓いを立てる」というニュアンスなのだそうだ。

正式な神道の礼節はいったん置いておくとしても、
大事なことは、一つのきっかけとして、何かを変えるために
整理するタイミングに使えば良いということだ。
「神様にお願いしたからOK」なのか、
「誓ったからにはとにかくマジで頑張らないと…」なのか。
どうせ変わるなら嫌々変わるのではなく、
すっきり、晴々とした態度と表情でやって見せたらよい。
それは、きっと周囲にもポジティブな影響を与えるだろう。
先ほどの初詣もそうだが、スタートの様子は一緒に見えるが、
その後の行動、一年間のプロセスが大きく変わる事は間違いない。

何事も、もう遅いと考えたら努力する気持ちも芽生えないだろうし、
それこそ、神頼み、根拠のない逆転ホームランばかりを追い求める様になる。
それに振り回される周りの人(会社、家族、そして顧客)はたまったものではない。
転職も一緒で、TVCMで見るサイトにとりあえず登録しただけでは、
「100万円年収アップ!」「待ってたら良い職場に巡り合えた」
とはならないのが現実だ。

弊社の理念「Change OR Evolution(COREの頭文字)」には
単に環境を変えるだけではダメ、自分自身が変わる事でキャリアが開けるという
意味があるのだが、今年はこれまで以上にそれを体現する必要がありそうだ。

改めまして、皆様、あけましておめでとうございます。
本年も変化の激しい環境においてキャリアのご相談に真摯に向き合ってまいります。
皆様のお役に立つ事ができます様、社員一同精一杯努力してまいりますので、
何卒、よろしくお願いいたします。
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