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ダイヤモンドの希少性

2018-08-13
ダイヤモンドといえば、自然界で最も硬い物質であり、
非常に美しく永遠の輝きを持つとも言われる希少な鉱物である。
しかし、その希少と言う言葉に米国の大学が研究結果を基に待ったをかけた。

地球の表面下145~240キロメートルに、
1000兆トン以上ものダイヤモンドが眠っているという研究結果が先日発表されました。
これは、今まで考えられていたよりも、はるかに多くの量である。
埋まっている場所が深すぎて、このダイヤモンドを発掘することはほぼ不可能に近い
という事であるが、もしこの大量のダイヤモンドが、市場に流通していたらどうなるか。
市場での希少性を失い、宝石店に並ぶことも、指輪として使われることもなくなるかも知れない。
希少性があるからこそ貴重だと思われていたものも、場合によっては、そうでなくなるかもしれない。

また、『ダイヤモンドは貴重なモノ』という風にブランディングをしている側がコントロールしている説もある。
実際に南アフリカのデビアス社の採掘技術は向上し、100年前は採掘量が100万カラット(1カラットは0.2グラム)を
下回っていたものの、現在では1億カラット突破する採掘が可能となった。
ましてや、ロシア、オーストラリア、カナダ、中国でも採掘が行われ、デビアス社のシェアは
下降線をたどっている。ただ、各国が市場価値を下げないように躍起になってブランド戦略を仕掛けている。

また、本当の美しさという意味においては、人口石であるキュービックジルコニアの方が
光の分散率は高いとされている。価格は1/100と言われている。

このような価値判断の基準の変化は、我々の仕事においても少しずつ増えている。
例えば士業。「この資格を取れば、将来安泰だ」と言われる資格も、
かつて存在したと思うが、時代の流れの中で、資格は以前ほどの重みを持たなくなり、
AIの台頭により、今後、更にその傾向は強まっていくと言われている。

そんな中でも、ビジネスにおいて価値を持ち続けるのは、人でなくてはならないもの。
人と向き合い、相手の気持ちを理解し、適切なコミュニケーションを取りながら
提案するとか、他の部署と連携するとか、例えばそういったものになるだろう。

弊社は「働き方の提案」というものを掲げている。
AIではとって代わることの出来ない人によって異なる思考や趣向の理解。
時代と共に、求められるものは変わるが、その中でも求められる続けるものや、
今の時代で求められるものを提案していきたいと考えている。
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ダイバーシティ

2018-08-06
先日、某衆議院議員が月刊誌で「LGBT支援の度が過ぎる」「LGBTは子どもを作らない、
つまり生産性がない」などと発言したことによって、各地でのデモ抗議に発展するなど「炎上」している。

社会的には、まだまだ偏見を持った人が多いが、
人口割合で言えば、日本のLGBT人口はアメリカよりも多く、
左利きの人と同じ割合くらいに身近な存在なのだ。

雇用の現場でも、企業のグローバル化や超高齢化社会に伴い、
「ダイバーシティ経営」が求められるようになって久しい。
そう、そもそも生産性を高める為に、ダイバーシティマネージメントが求められている。
ダイバーシティというと、女性の活躍推進や人種・国籍に関係なく
多種多様な人財が活躍できるような職場・制度というイメージが先行するかと思うが、
ここ数年ではダイバーシティ推進の中でも、LGBTに対する取り組みも外資系企業や大手企業などを中心に増えてきた。

この多様化する組織の中で、「求められる人財」というのも徐々に変化してきていると感じる。
1つに、マネージメントである。
人材の多様化や働き方改革による生産性向上が求められることによって、
マネージメントの複雑化や高度化が課題になっている、ということを
とあるクライアント企業から伺ったことがある。
昔のように管理職がメンバーをコントロールするというシステムは機能せず、
むしろ今は、各メンバーの能力をいかに引き出し、その成長をサポートするかといった
リーダーシップ力が求められている。

そして、メンバー層であっても、多様な人財がいる中での高いコミュニケーション力が求められる。
採用において求められる能力の1つとして「コミュニケーション力」があげられるが、
多様性のある組織において、自分とは異なる考え方や意見を持つ人たちを受け入れ、
尊重して対話できる力、目的に向けて協力・連携できる力、などが
「コミュニケーション力」といえる。

限られた労働人口の中で、一人ひとりがプロフェッショナルに仕事をしなければ、
日本経済は成り立たなくなってしまう近未来のことを考えれば、
そこにはもはや、女性か外国人かLGBTかといった問題は関係なく、
個々のスキルや経験、仕事に対する意識が重要になってくる。

私たちも面談などで個々に向き合う中で、その人の強みや魅力がどこにあるのかを探る時に
その人が活躍しやすい環境かどうかはマッチングの際に視野に入れるが、
性別や人種などの違いは関係ない。
そして、個々の能力や魅力をきちんと企業側に伝えていくことも私たち役割であり、
また逆に個人へも、仕事に対する意識としての「働き方」を見直し、
ブラッシュアップすることの重要性を伝えていくことも重要な役割であると再認識する。
自らもキャリアのプロフェッショナルを目指し、そして自覚を持って取り組みたいと思う。
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海図なき時代

2018-07-30
弊社は業界特化型のエージェントだ。
これは、お客様に専門的なサービスを提供する為だが、怖い面もある。
日々の研鑽や情報のキャッチアップが欠かせないという点だ。

例えばアグリビジネス。この数年間で、世界全体でM&Aの報道が一体何回あっただろう?
十年前と比べると、業界の勢力図が大きく変わった。三年前と比べても、相当変化している。
業界の生き字引のような方が編さんされたグローバルの業界史を拝見したことがあるが、
目を通して驚いた。本当に、買収に次ぐ買収の歴史なのである。
「戦国時代」という言葉だと、あまりにもありふれた例えで、伝わらないかもしれない。
本当に私達は戦国時代に生きているのだと思わされる。

激動の状況下、各社が生き残りの為、
業界の枠組みや既存の慣習を超えて、新しい取り組みを手掛けている。
顕著な例が新規事業立ち上げで、そのような場合、採用が必要になることが多い。
採用で全てが解決するわけではないが、採用がないと成立しなかったり、
採用で事態が大きく前進することが多いのもまた事実だ。

海図なき時代。
今の時代は、そう言えるかもしれない。
既存の枠組みが、音を立てて崩れている。今までの常識が通用しない。
高度経済成長期のように、猛烈に頑張れば報われた時代は終わっている。
お客様も、お客様を手伝う私達も、道なき道を進んでいく。
見通しを立てにくい時代だが、それでも確かに思えることがある。
それは、道を切り開いてきた人は、これからも道を切り開けるだろう、ということだ。
カルビーの元会長がRIZAPに招へいされたのは、好例だろう。

当社は「働き方の提案」を掲げている。
ご面談に見える方には、海図なき時代を進む働き方を提案する。
企業様には、道なき道を切り開ける人を紹介する。
一企業で出来ることは限られているかもしれないが、
東京の片隅で、そのような取り組みを続けていきたい。
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平成という時代

2018-07-23
平成という年号が(平成31年)2019年、4月30日を以て終了となります。
平成に生まれた私としては少しさみしい気持ちになります。

その意味で、2018年は、実質的に平成最後の年になります。
およそ30年間続いた「平成」とはどんな時代だったのか、振り返ってみたいと思います。

1989年に昭和天皇が崩御され、小渕官房長官から新しい元号が掲げられました。
その年は、世界的にも実に様々な出来事が起こり、大転換期にあったと言えると思います。
同年6月4日に中国では天安門事件が起こり、11月9日にはドイツでベルリンの壁が崩壊した。
ベルリンの壁崩壊を受けて、12月2日には米国のブッシュ大統領とソ連のゴルバチョフ書記長による
マルタ会談が行われ、米ソ冷戦の終結を宣言しました。
日本では不動産バブルがピークに達し、89年12月の日経平均株価は3万8957円を記録しました。

昭和という戦争を経験した時代、そして高度成長期を経験して、
日本が大きく飛躍した激動の時期から平成という時代に入り、
その高度成長期が終わり成熟した国家として質を高めていく社会になりました。

大きな戦争や争いのない比較的平和な社会が実現されてきたとはいえ、
大きな地震による震災があったり、理由の不可解な凶悪犯罪そして
自殺などの問題も、より複雑化してきたという印象があります。

そして平成が始まって30年、ITやスマホの普及など生活は便利になりましたが、
一方で人とのつながりが希薄になり、ネットなどのツールを通して
それがなされるという時代に対して、現在進行形で疑問を持っている部分もあります。

自分自身も平成という時代を生きてきて、これまでの時代を担ってきた皆様、
諸先輩方から学んだことを次世代に伝えていく、中継ぎとのしての役割が
これから先はとても大事だと考えております。

どの時代に生きても変わらない事として、人は懸命に働き続けると思います。
時には厳しい風の中で、もがき苦しみ答えが導き出せない事が出てくるかもしれません。
求人者、求職者双方のお手伝いができます様、保守と変革を大事にして邁進して参ります。
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奥深き読み込みの世界

2018-07-17
先週末、社員全員参加の研修を三浦で実施してきました。
毎年春に行うのが通例なのですが、今年は第一四半期が非常に忙しく、
少し落ち着いてきたところでようやくスケジュールが組めました。

それぞれのコンサルタントとしての課題を軸として、
事例の共有と検討、そして行動の改善に落とし込むところまで
タイトなスケジュールの中で濃密な研修ができました。

その中で、この仕事の難しさを改めて感じることになったのが、
求職者様の履歴書、職務経歴書の「読み込み」です。これは、本当に奥が深い。
A4数枚に、いわばその方の人生の一部が記録されているわけですから、
似ている様で一つとして同じ内容はありません。
そしてキャリアが続いている以上、最終的な顛末は誰にもわからない、
未完の物語を読むようなイメージに近いかもしれません。

その物語を読み込み、いかに面談で次の方向性を指し示すか。
当然、常に主体は求職者様ご本人にありますが、
私たちのかかわり方、これまでの物語の捉え方によって、
今後の展開が大きく変わる事もあります。

もちろん、我々は占い師ではないので、
求職者様のキャリアを言い当てる事はできません。
むしろ、読み込むことで「なぜ、こういう選択を…?」と
疑問がさらに深まる事もしょっちゅうです。
しかし、この難題に挑み続ける事こそが、
人材紹介会社が存在する一番大きな意味だと私は思っています。

雲をつかむようなお話かもしれませんが、
書類から過去~現在を読み込み、そして未来へつなぐ。
その努力を怠らないコンサルタントがたくさんいる紹介会社は、
きっと皆様の転職活動の力強い味方になってくれると思います。
「読み込み」への真剣度を一つの手がかりとして、
良いコンサルタントとの出会いがあるかもしれません。
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