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食わず嫌いの処方箋

2018-12-18
自己成長の為であったり、会社からの評価であったり、
様々なキャリアの方向性に悩み、相談に来られる方が多い。

人によって「処方箋」は異なる。
一旦、何かをとことん掘り下げて、深さを追求した方が良い人もいれば、
幅を広げた方が良い人もいる。
他にも色々とアドバイスをさせて頂いているが、
今回は、幅を広げるということにフォーカスして話を進めたい。

よくおられるのが「食わず嫌い」タイプ。
実際にやってみると苦手ではないかも知れないが、これまで抵抗感があったり、
何となく手をつけてこなかったという方だ。
この抵抗感というのは、意外に、何の根拠も無いことが多々ある。
人は誰にも自分の興味の範囲というものがあるので、
よほど意識的にしないとその幅は広げられない。
好奇心旺盛で、とにかく色々な事をやってみるという人もいるが、
そこは性格なので、安易に模倣することは出来ない。

そんな中で、最近、自分が意識しているのは、
「今までよく知らなかったが、試しに興味を持って見よう…」
という観点で、自分自身に情報を与えてみることだ。
自分の元々持っている情報とリンクしながら、自然な形で、
新しい分野への興味関心につながる場合がある。
そこで少しの興味が深堀するきっかけになったり、新しいビジネスチャンスになったりする。

「試しに・・・」は、これまで触れてこなかったメディアの記事などに目を通すことから始まる。
そこを好きだった体で触れてみる。自分の経験上、「いつかリンクするかも・・」程度の感覚の方が
長く続けられるのではないかと思う。

実際に、最近はお客様に話せる内容が少し広がった気がする。
自分に義務化するのではなく、ストレスフリーで気楽に取り組んでみて欲しいと思う。
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成長するということ

2018-12-10
株式会社コアでは毎週1回「勉強会」を実施しており、
メンバーの一人があるテーマについて他のメンバーに教え・伝えるという研修を行っています。
ブログを読んでくださっている方々にもお伝えしたいと思い、
今週の勉強会で学んだことの1つを共有させていただきたいと思います。

転職をお考えの方に転職理由を伺いますと、「成長したいから」と答える方は少なくありません。
『成長』というと、より幅広い経験を積む・より責任のある立場で仕事をする・より専門的に知識を得る等が
想像されると思いますが、どれも正しい「成長」だと思います。
ただ、成長とはどちらか一方向に伸ばしていくものではなく、
自分を「広げる・高める・深める」の3方向で考えるべきことだと今週の勉強会で学びました。

そもそも成長の種はそこかしこにあるもので、成長のチャンスを見落としていることが多いようです。
3方向の成長とは、具体的にどういうことかというと、例えば、

●自分を「広げる」ための行動とは・・・
 ・自分の趣味嗜好に合った本だけではなく、いろいろな読書をすること
 ・仕事以外の活動も積極的に参加すること
 ・様々な人と繋がること
●自分を「高める」ための行動とは・・・
 ・どんな仕事にも、ひと工夫(改良・改善)を加える意識をもつこと
 ・自分が責任者・経営者だったらという目線で物事を見ること
 ・難しい仕事が振られたら、まずは「Yes」と答え、方法は後から考えること
●自分を「深める」ための行動とは・・・
 ・専門知識を深く勉強すること
 ・一つの習慣をしくこく続けること
 ・一度限界を超えるまで徹底的にやってみること
 ・挫折や失敗、修羅場、苦境は自分を深めるチャンスだと思うこと

どちらか一方の方向を伸ばすのではなく、3方向の成長を意識し、
面を広げ体積を大きくしていくことが、「成長」です。

そういえば、面談の際に職務経歴書のポイントについてご説明していますが、
これまでの自分自身を見つめ直し、この「成長感」を棚卸することで、
「自分らしい働き方」を見出していただく工程をお願いしている事にも共通していると言えます。
これまでの1つ1つの工夫と成長を振り返り、次に自分が向かうべき方向を見出していただいています。

さらに、「人間力」を育てるためには、この3方向を、縦・横・下の平面で捉えるのではなく、
“こういう人になりたい”という「目的」に向けて、仕事以外のことにおいても
挑戦したり、活かし、「立体的」に考えることで、人としての深みや厚みを出すことが出来、「人間力」に繋がります。

今の環境では自分は成長することが出来ないと思っていても、実は見方を変えることで、
成長に繋がるチャンスは、そこかしこに転がっているのかもしれません。
与えられた試練・課題が、自分自身を広げるためのなのか、高めるためなのか、深めるためのか、
一度立ち止まって考えてみることで、明日の自分は今日とは違う自分になれるチャンスです。

世の中に人材紹介会社も多いため誘いも多く、転職するチャンスが溢れている昨今だからこそ、
環境を変えるという目的の転職をして、後悔する方も少なくありません。
(様々な事情で、環境を変えることが必要な方もいらっしゃいますが、)
環境を変えるだけでは新しい自分に生まれ変わることはできない、という認識をしっかり持ち、
さらなる成長に繋がるための一歩をぜひ目指していただきたいと心より願っております。
また、皆さまの成長のサポートができるよう、自分自身の立体的成長も目指し、
日々の業務に意味を見出し、まい進しようと改めて思う勉強会でした。
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分析力と構築力

2018-12-03
先日、社内勉強会で、課題解決の技法に改めて触れる機会があった。
課題解決力とは分析力と構築力からなる。
1.分析力とは、物事を構成要素に正しく分解する力。
2.構築力とは、ストーリーを展開して人をその気にさせる力。
なんだか、一昔前に流行った、IQとEQを思い出させる。

考えてみれば、転職活動の書類選考や面接は、
分析力と構築力を総動員して自己アピールすることなのかもしれない。
先ほどの順序だと、下記のように言える。
1.自分が、企業で求められる経験やスキルをどれだけ備えているかを伝える。
2.企業に採用したいと思われるように働きかける。

一番目は、職務経歴書を見れば解る場合が多い。
だから二番目に当たる面接があるわけで、面接で見られる重要ポイントは人物像だ。
社風とのフィット感や、「一緒に働きたい」と思えるかどうか。
「なぜ自分を採用するメリットがあるのか」をアピールする場でもある。
問われるのは、これまでどのように考え働いてきたのかという本質。
だから表面的につくろう必要は全くないが、
人に伝わる言い方と伝わりにくい言い方があるのも、また事実だ。
弊社では、それぞれの人の良さが最大限発揮できるように、
そういった部分もお手伝いしている。

課題解決を生業にしている職業がコンサルタント。
コンサルティング会社には、分析力優位の企業と構築力優位の企業があり、
それぞれ、得意とする場面が異なるため、
顧客の方も、目的に応じて会社を使い分けているようだ。

業務においても、シーンに応じて分析力と構築力を使い分けたい。
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自ら考え、自ら行動する

2018-11-26
日々のお客様との接点や業界の会合に参加する中で気付きを与えられている。
ある事象に対する捉え方や考えが自分軸になってしまっていないか、ということを
再認識するには、ほかの人の思考に触れるのが一番有効であると思う。

人間はその場その場で対峙した相手(人物)の印象をイメージ付けしている。
過去にお会いして、思考や行動を共にした背景があるなら解るかもしれない。
しかし、何千人何万人と会うなかで一つの部分(限りある時間の中で)を切りとって
その人を分析することは難しい。それが商談であったり、面談であったりする。

特に人材紹介という職業はお客様の人生の分岐点で
最良の判断をして頂くためのアドバイスをすること。
お客様との面談を通して、その方のキャリアをまるで自分が疑似体験したような感覚になる。
ふと我にかえるとお客様の人生が重くのし掛かる場面もある。

人間には、グライダー能力と飛行機能力とがあるという話を聞いたことがある。
受動的に知識を得るのが前者、自分でものごとを考え、発見するのが後者である。

学校は、指導者と教科書ありきの受け身の姿勢。
独学で知識を得ることができない=自力で飛び上がることができないグライダーのようなもの。
まさに言われたことを記憶する。インプットの能力と言える。
一方で、創造や価値を提供するために必要なのは、思考という名のエンジンを搭載した
飛行機のようなもの。生き抜く力や感情、愛情というような人と向き合う上で必要な能力は
発信するアウトプット能力と言える。

そういう意味では、我々が行っている人材紹介という仕事は飛行機の整備士のような役割で、
ただ、次の行き先に、必要なガソリンを補給することではなく、エンジンの整備をして差し上げること。
思考の整理をして差し上げることだと思う。

まだ、自分自身も与えられる風に乗って飛ぶグライダーの様なものなのかも知れない。
与えられる立場から与える立場になるための最低限の心構えとして、
自ら学ぶ姿勢をもつということを大切にしていきたいと思う。
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成すべきこと

2018-11-20
今週、数年前に弊社から転職された方お二人と別々の機会で会食をした。
お一人は40代半ばの方で、営業マネージャーの方。
支店にいながらも、停滞気味な本社の空気感を変えるために、
予算を圧倒的に上回る数字実績を作るために必死でお客様にアプローチしているらしい。
その実績に納得せざるを得ず、徐々に本社から問い合わせが来て、連携を進めていく下地ができてたとの事。
もうひと方。この方は30代半ばでやはり営業マン。ご本人は「自分には取り柄がない」と謙遜されるが、
分け隔てなく誰とでも接点を持ち、部署間に存在した壁を徐々に取り去ることに成功しているとの事。
「どうやったらこの人と楽しく話せるかを考えているだけ」と話されるが、そこで得た様々な情報も活用しながら、
営業実績も高く維持できているらしい。

今週の弊社の社内勉強会でビジネス書の「古典」に触れるというテーマがあり、
その時はドラッカーが取り上げられた。改めて印象に残ったものに「成すべきことをなす」というのがあった。
要は仕事である以上、そしてプロとして対価をもらう以上、お客様や会社から要求されている事に応える事が一番であり、
自分のしたい事に引っ張られている状態は仕事とは言えない、という趣旨の事。

営業ならば予算を達成する事になるので、数字さえ上げていれば役割を果たしているとも言えそうだが、
ドラッカーはまた別の所で「上司に命じられた事以上の仕事をする人は、全てエグゼクティブである」と言っている。
裏を返せば、やれと言われた事だけをやっているのは良い仕事ではない、という事だ。
前述のお二人に共通して言えるのは、与えられたミッション以上の事を成しているという点。
つまり、なすべきことをなし、言われたこと以上の事をしている「エグゼクティブ」という事だ。

自分がやりたい事だけをやっていてもだめ。
やれと言われた事だけをやっていてもだめ。

この言葉尻だけを捉えると、どうにも説教臭く聞こえてうんざりしそうだが、
お会いした二人はエネルギーに満ちており、心から楽しそうに仕事をしていた。
ドラッカーの言葉もそうだが、結局強いのは内発的なアクションだと思う。
少なくとも、それができる人はAIの時代においても社会で必要とされ続けるだろう。

ポジティブな刺激を受けた会食だった。
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