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Resilience

2018-11-12
「Resilience」、最近、中途採用で企業が候補者に求める要素としてよく聞くようになりました。
そもそもレジリエンスという概念が注目され始めたのは1970年代になります。
きっかけの1つとなったのが、第2次世界大戦でホロコーストを経験した孤児たちの研究でした。
孤児たちのその後を調査すると、過去のトラウマや不安にさいなまれ、
生きる気力を持てない人たちがいる一方で、トラウマを乗り越え仕事に前向きに取り組み、
幸せな家庭を築く人たちもいました。同じ経験をしながら、その後の人生が大きく違うのはなぜか。
それは思考の仕方が大きく影響します。

このケースに限らず、逆境を乗り越えた人たちの思考として、共通の傾向があるようです。
1、状況に一喜一憂せず、感情をコントロールする。
2、自分の力を過小評価しない自尊感情を持つ。
3、自己効力感を持つ。
→課題の失敗を繰り返す中でも、少しずつ成長していると感じたり、
いつかできるだろうという気持ちを持つ。
4、楽観性
→失敗の中でもいつかできると思う。

高い課題と言う名の壁が目の前に現れた際に、上記4つのブロックを積み上げて、
壁を乗り越えていくイメージです。
それぞれの感情が相成って課題を克服する思考が働くことになります。

私の特徴としては、2番を維持することが苦手で、
失敗した際にはどうしても自尊心を自分自身で傷付けることを行なってしまう傾向があります。
しかし、それを4番の楽観性で立て直すことにより、
普段の自分に戻っている感じもあります。

話は戻りますが、中途採用をする企業側がResilienceを求めていることには、
勿論、目的を達成する道中において、挫けそうになっても、失敗しても、
自ら這い上がる努力をして、頑張れる方であってほしいと言う気持ちがあります。
また、中途入社の場合は馴染みのない職場や人間関係、
そして周囲からの期待などを考えると、多くのストレスがかかってしまう事があります。

その環境下で目的意識を持って貢献すると言う事は、
Resilienceは必要不可欠な要素と言ってもいいのかもしれません。
私もお客様のニーズにお応えするため、躓いたり、転んだり、
思い通りに行かなくとも、その度に起き上がって最高のパフォーマンスを発揮出来るよう、
取り組んでいきたいと思います。
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インプット

2018-11-05
キャリアコンサルティングや企業様へのコンサルティング、税理士、会計士などの士業、
営業などの職種は、色んな場所でアウトプットを求められる機会がある。
そのため、自分自身に対するインプットも必要不可欠となり、多くの情報のインプットの為に、
新聞や雑誌、本、ネットニュースなどに目を通すことが多い。
しかしながら、自分自身も含め人には好みや癖があるので、どうしても、
無意識のうちにインプットするものに偏りが出てしまう。

例えば書店では、新刊コーナーを見てから、いつもの書棚を見て回り、
最終的には文庫コーナーに辿り着く。そのコースは私のルーティーンワークであり、
そこで自分の思考が作られたと言っても過言ではないと思う。
しかし、普段足を運ばない棚にこそ、自分に必要な本があったり、未知の領域がある。

結局のところ、知っている、興味のある領域で更なる見識を深めることは長所伸展ではあるが、
短所の撲滅や新しい知識の習得にはならず、ある意味、既得特権の中で
胡坐をかいているとも言えるのかも知れない。そのため、最近は意識して、新聞の書評の中から、
あまり馴染みのないジャンルの本をピックアップしたり、
全く思考の異なる人に、良書を推薦してもらったりしている。
はじめはとっつきにくいが、意外な発見があり、新たな気づきを得られることに気が付いた。
これは、自分自身の凝り固まった発想を柔軟性にすることにもなるような気がしている。

恐らく人間関係においても同じ事が言える。意識をしていないとついつい自分の
興味関心のみで第三者と接するようになる。それは自分と似たような価値観を
持つ人だ。時には、自分とは遠い業界・職種・思考の人と、関わりを持つことにより、
新しい視点を得られるだろう。

我々の仕事は転職の相談のみならず、職場での働き方や人間関係、
ワークライフバランスやライフイベント等、様々なことで相談を受ける事が多い。
そんな中で見方を変えるだけで、新たな問題解決の糸口が見つかったり、
事態が大きく改善することも少なくない。

そのために、昨日、目をつぶってでも歩けた書店のルートを変えて歩いた。
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カスタマイズ

2018-10-29
現代は、物に溢れている時代。
そういえば、「どうしても欲しい!」と思えるようなものってないかもしれない。
物欲のない時代に「欲しい」という欲求を作り出すことが課題である、とのこと。

「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」という法則がある。
そういわれると、機会を逃すまいと「欲しい」という気持ちになってくる。
「セールは今日までなんですよ。」「このジャケットは人気があって、あと1着しか残ってないんですよ。」
などという店舗でのセールストークはよく耳にするが、
最近では「あなただけ」というのが特に増えているらしい。

自分だけのために作れた商品。
例えば、自分のためだけのシャンプーとコンディショナーというものがあるらしい。
インターネット上でいくつかの質問に答えて、自分の髪の状態に合わせて処方をしてくれ、
数週間後に自宅に届くというカスタマイズ商品。
他にも、他の人とは被らない、色も形もオーダーメイドの低価格帯のバッグや、
自分の足の形にあった低価格帯のオーダーメイド靴が人気らしい。
すべて、インターネット上でもオーダーが可能な物。

実際、「そんなカスタムメイドなものがあるのね」と記事を読んでいるうちに、
オーダーメイドシャンプーにすごく興味が出てきて、メーカーのサイトを訪れると、
記事が掲載されたことで製造がパンクしてしまったのか、「製造一時中止」となっていた。
ガッカリ、、そうなると、余計に欲しくなる・・。

世の中が物で溢れ、デジタルの時代の今、情報も溢れている。
情報を得ようと思えばいたるところに情報はあるが、
何が本当に良いのか、自分に合っているのかわらかなくなる。
情報が溢れているからこそ、「自分に合ったもの」を知りたい、選択したい。

求人探しでも同じだ。
今はインターネット上に求人案件の情報がたくさんあって、
片っ端から応募することだって可能だ。
でも人は、そうしない。
何でも良いわけではないし、自分に合った職場・仕事、目的にあったキャリアを選びたい。
「あなただけ」のカスタマイズが必要なのだ。

私たちの提案は、その人を知ることから始まる。
仕事の仕方、人とのかかわり方、仕事のこだわり、これからのキャリア構築には何が必要か、
どんな環境で活躍しそうなのか、すべてがカスタマイズ。

これまで当たり前にやってきたことだけれど、
今の時代だからこそ、カスタマイズされた提案は、これまで以上のニーズがあるのかもしれない。
逆を言えば、エージェントの本質が問われ、淘汰されていくということだ。

70歳まで働く時代に突入しつつある今、
今だけのキャリアではなく、これからずっと先も、周りや会社から必要とされるキャリア構築ができるよう、
その方に本当に合ったご提案ができるよう日々精進したい。
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人の営み

2018-10-22
私たちはキャリアコンサルタントの会社だが、
目指すところとしては、ライフコンサルタントに近い。
そのため、採用に限らず、人の一生に関わる情報を
なるべくフォローするようにしている。
こう書くと漠然としているが、要はカバーすべき範囲が広い。

仕事柄、話す機会は多い。
転職を希望される方にお話しするだけでなく、
企業様に呼ばれて、採用について説明する場合もある。
話す際に求められる水準は高い。
アウトプットするには、絶え間ないインプットが必要になる。
世の中の流れは速く、トレンドや技術は時間とともに、
どんどん変わっていくので、絶えざるアップデートが必要になる。

インプットには様々なやり方があるが、一つの方法として、
全員が読書を重視している。基本的にそれぞれの自主性を重視しているが、
会社として良書と判断したものは、都度、社員に推奨する。
コアのコンサルタントの読書量はどのくらいですかと、
時々人に聞かれることがあるが、答えを聞いた人は、だいたい驚かれる。

しかし、読むこと自体は時間を確保すれば別にむずかしくない。
肝心なのは、学んだことを、いかに実践するか、
自分の血肉となったものを、人によって異なる状況に応じて、
わかりやすく伝えられるかだと思う。

読書は対話に似ている。
正解はないが、著者の思いを想像する。
どこから学んだのかを忘れるくらい実践して、時に人に伝える。
人の一生には限りがあるが、こうして人の営みは連綿として続いていくのだと思う。
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非合理の中にある合理性

2018-10-16
学者いわく、人間はかなり非合理的な生き物だそうです。
一般的に人間は基本的に自分に有利になるように行動する動物と言われ、
頭を使って合理的に行動するものだと思われています。
しかし、私たちは日常生活でかなり頻繁に非合理的な行動をとっています。
それは知らず知らずのうちに選択しているもの、
わかっていながらあえて選択しているものがあります。

もちろん、全ての行動が合理的である必要はないと思いますが、
やはり、知らず知らずのうちに非合理的な行動をとっていることは少々考えものです。
自分では合理的だと思っていたり、特に何とも思わなかったりするものが
実は非合理的な選択だったというのは、長い人生の中で大きな損失になるかもしれません。

ちなみに、似たような言葉に「不合理」というものがあります。
不合理と非合理は、意味の異なるもので一緒にしてはなりません。
「不合理」は道理に合わず、また論理的にも筋が通らない矛盾をいいます。
たとえば、“私の兄は、私より齢が下である”と言うのは不合理です。

「非合理」は哲学用語で、合理的な知性では理解できない、
論理を超えた認識のことをいいます。
だから、芸術的価値というのも非合理性に基づいて存在します。
「悪魔に神を見る」だったり、「石の上にも三年」などもそうです。
しかし、われわれが生きているこの世界には、
そうした比喩的表現を借りなければ表現できない真理があるという事実を知るべきです。

人間は想像以上に非合理的な生き物である、という事です。
また、世の中にはそれを利用しようとする人が大勢いるのも事実です。
しかし、人間が完璧に合理的ならよりよい社会になるかというと、おそらくそれもないと思います。

人間がすべて合理的な選択をしたら、多くの会社が倒産してしまいます。
考えられる範囲でも、訪問販売はすたれ、宝くじは売れなくなり、営業の仕事も激減すると思います。
パチンコ、証券会社、銀行、コンビニも苦境に陥るでしょうね。
どんなにいい商品を出しても、すぐに競合が生まれ一度ついた顧客は一斉にいなくなります。
これでは安心して将来設計をすることも困難でしょうし、
顧客との「信頼関係」という概念も消失してしまいます。

よくわからないけど皆使ってるからこの商品、とりあえずいつも買ってる商品を買おう、
営業マンの人柄がいいから買ってみよう、こういう非合理な人が一定層いるからこそ
合理性が保たれ、世の中が回っていることも一つの真実だと思います。
つまるところ、適度に非合理である事を許容できる社会の方が幸せ…ということかもしれません。
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