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漫画「キングダム」に学ぶ

2019-05-20
今年の長いゴールディンウィーク、皆さんはどう過ごされたでしょうか。
私は、連休中に漫画でも人気のある「キングダム」を観に行きました。

ご存じの方も多いと思いますが、「キングダム」は中国の春秋戦国時代を舞台に、
大将軍を目指す下僕だった少年(信)と後の始皇帝となる
秦国の若き王(政)たちの中国統一を描いた物語です。
映画では、原作の4巻くらいまでのストーリーが描かれています。

実は原作を読まずに映画を観た為、新鮮に個性的なキャラクター一人ひとりに物語がある点も魅力に感じましたし、
また何よりも、王の政や大将軍の王騎の違った形のリーダーシップ像に興味を覚えました。
映画を観終わった後、漫画も読みたくなり、読み進めているとのころです。
原作はすでに54巻まで出ており、まだ読破出来ていませんが、
上記の2人以外にも、考え方やリーダーシップの形が異なるリーダーが登場してきて勉強になりました。
実際にリーダーシップのビジネス本としても販売されているらしく、納得です。

物語の中では、大きく「知略」に優れた武将と「本能」に優れた武将、または双方を併せ持つ武将が出てきます。
知略も本能も併せ持つ魅力的なリーダーとしては、秦の六大将軍の一人、「王騎」は、やっぱり外せません。
王騎は、圧倒的な武力も知略も持ちながら、時に経験に基づく勘によって柔軟に戦略を変えることができます。
部下たちの想いも背負うことができる器の大きさも、信頼と敬意を集める理由かと思います。

王騎の数々ある名シーンの1つに、大将軍を目指す信(主人公)を自分の馬に一緒に乗せ、
「これが将軍の見る景色です」 と伝えるシーンがあります。
その時の信の立場からすると、何階層も上の立場に立ったという経験です。
信にとってはその経験が後に生きていくわけですが、私たちが生きるビジネスの世界でも同じことが言えます。
自分よりも上の立場の視点になり、「視野を変えてみる」と大きな成長に繋がります。

これは私も上司からの受け売りですが、マネージメント層の視点は、時間軸と組織軸が異なるそうです。
経営者は年単位の長期を見て、マネージャーは中期的な視点、スタッフは目の前の短期的な視点を持ちます。
組織軸というのは、経営者は会社全体を見て、マネージャーは自らの部署や課を、
そしてスタッフは、自分のことを考えます。
優秀な人材をしばらく社長秘書として経営者のそばに置くという会社がありますが、
これはまさに社長が見る世界(時間と組織)を経験させるという研修です。

今の自分が組織から求められている役割は何かと考え、行動し、最善を尽くすとともに、
先の話のように、自分よりも1つ上の立場の人の視点に立ち、
マネージャーであれば何を求められているか、経営者なら何を求められているか、
自分とは異なる視点で物事をとらえてみることで、見える世界が変わり、次のステップへの成長に繋がります。
漫画では、個性的なリーダーたちが登場しますが、どのリーダーにも共通しているのは、
目標が明確であり、自らが率先して先頭に立ち、周囲を奮い立たせ、
最後は「俺がいる」という安心感を兵に与えることができる、という点ではないだろうかと思います。
そんなリーダーと一緒に山谷を超えていきたいと思いますし、自らもそうありたいと思う姿です。

主人公の信は、下僕から伍兵→伍長→百人将・・中略・・五千人将→将軍、と階級を上がるごとに成長し、
将軍としての人格(器)も備わっていきます。
仲間と共に目標に向けて走る中で、最前線で決してあきらめず常に前向きで一生懸命奮闘する姿こそが、
周りを惹きつけ、仲間を増やしていくための第一歩なのかもしれません。
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自ら思考して行動する

2019-05-13
高度経済成長期やバブル経済など、右肩上がりの経済が終わった今、
以前よりも更に、自ら考え行動することが求められている。
少子高齢化で、国内市場が基本的に伸びないので、
会社から言われたことを我武者羅にやれば、成果が出るというわけでもない。

最近、AIの台頭が目立っているが、例えば将棋や囲碁のトッププロも、
コンピューターソフトはあくまで参考で、自分なりの考えや感性が大事だと言う。
他人が指し示す正しそうな答えに飛びつくことなく、
自分が何を考え、何を感じ、何を基準にして、どう行動するのか。

例えば、皆さんの周りにも、
「何となく得だと思って選んだ」とか、
「周りがやっているから何となく自分もやってみた」とか、
大きな納得感のないまま行動に移して失敗した、という人を
見かけることは、珍しくないのではないだろうか。

転職市場においても、評価される人ほど、
自分なりに考えて行動するという過程を大事にしており、
その考えを解り易く表現し、結果として、実績を出していることが多い。
こういったプロセスの実行の仕方や、解り易い表現には、ポイントがある。
弊社のキャリアコンサルティングでは、そういった部分もお伝えしている。
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令和という時代に求められる力

2019-05-07
令和の時代に求められる力とは、
それはやはり「考える力」ではないでしょうか。
いつの時代も必要な力ではありますが、より一層求められる力となりそうです。
考える力はすべての知的行為の源です。考える力が強靭であればあるほど、
勉強でも仕事でも、創作や芸術活動においても、大きな成果を残せます。

今まではないものを作り出そうと懸命に知恵を絞ってきた人たちがいました。
しかし、今は考えることもせず、調べれば好きな時に
好きな情報が手に入る便利な時代になりました。

小中学校、あるいは高校に在学中は、記憶力が活躍します。
記憶力、暗記力、反復力などが高いと、成績を上げるうえで有利です。

実社会で役立つ力となると別物です。記憶力、暗記力などの学習力だけで
成果をあげられるのは学生時代までで社会に出てからはより根本的な考える力です。

考える力は教科書を読んで丸覚えしても身には付きません。
生まれつき考える力が強い人でない限り、
積極的に頭を使わないと考える力は伸ばせないのです。

考える力を育むために有効なのが、言語化習慣です。
言語は思考を具体化するための栄養素になります。
思考がまだ何になるか分からない料理の材料だとすれば、言語は調理のようなものです。
言葉にして組み立てることで、具体的な料理になっていきます。

言語化する習慣をつけるには、日常生活で「何となく」見ているもの、
聞いているもの、触れているもの、食べているものなど、
普段五感で接しているものを言葉で表現していくことです。

表現していくことで、自分がどんなものを好んで見ているか、
聞いているか、食べているか、触れているか分かってきます。

それを繰り返すなかで、自分はどんなものに囲まれているか、どんな環境にいるか、
どんな風にみられているかといったことが客観的に見えてくるのです。
日本人はこうした客観的、具体的な思考が弱いといわれています。
たとえば人を見たとき、その人の外見を見たまま曖昧に記憶するのが日本人です。
一方欧米人は、人を見たとき、髪の色は栗色、目の色は薄い緑、
身長は180センチくらいといった具合に、具体的に記憶します。
場所についても、今自分のいるところはどこどこから何キロくらい、
どこどこまで何時間くらいといった情報を自然に把握しています。

こうした言語化の習慣がつくと、物事をみたときに
情報を集めやすくなり、具体的な行動につなげやすくなるのです。

情報を集められることはもう楽にできる時代になりました。
令和では膨大な情報の中から取捨選択していく能力とピックアップした情報を
いかに魅力的にして相手に伝えられるかが必要な力となりそうです。
情報社会に踊らされないよう日々、研鑽していこうと思います。
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書評:「戦略読書」

2019-04-22
読書の仕方について書かれた本が引き続き流行っています。
少し前のものですがこちらもお勧めです。
コンサルタントとして様々な顧客に向き合うために、
必要な知識をどうやってインプットしていくかわかりやすく説明してくれています。
普通に選んだら、まず手にする事がないジャンルというのが誰でもあると思いますが、
著者はそういう本も戦略的に読んでいく事を強く推奨しています。

三谷 宏治 「戦略読書」 ダイヤモンド社
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「答えらしきもの」は「答え」ではない

2019-04-22
長男が4月から小学生になり、文字通り保育されていた時代から、
少しずつ自分で考え、行動する事が求められるようになった。
親としてもろもろ心配は尽きないが、
本人の成長を一番に考えた結果、あまり干渉しない事に決めた。
本人なりに、危険を感じたり嫌な思いをしたりするのが大事だと思うし、
そもそも親だって何が正解かもわからないから、
積極的に「何もしない事」を選択しているというわけだ。

我々は日常において科学技術の恩恵をこれでもかと受けている。
無意識に何かの答えや「流れ」の様なものを受け取って暮らしている。
ネット通販等ではリコメンドで自分が好きそうな商品が自動で出てくるし、
ハンドルから手を放しても車が運転できてしまう世の中。
これだけ技術が発展すれば、過去の事象や結果を積み重ねていき、
その分析から相当な精度(価値)を担保できるのだろう。
今世界を動かしているのは、まさしくそういうビジネスを展開する企業であり、
常に、そしてオートマチックに答えらしきものが提示される時代である。

初めから答えがわかっている状態というのは、
便利だけれど刺激も少ないので、結果として人の成長の機会を奪う。
そのうちきっと、寄り道やチャレンジを「無駄」と感じる様になるのだろう。
それは究極、何のために生きるかという大きなテーマにかかわってくるが、
もっと身近なところで「働く」という意識にも連動している様に思う。
働く事が幸せであるためには、主体性が不可欠であり、
仮に「わからない」「何もしない」という答えだったとしても
それが自分の思考や判断に基づくのであれば、主体的に生きている事になる。

未来は過去の蓄積だけで構成されているわけではないし、
技術の進歩は素晴らしいがそれに依存してはいけない。
自分が主体性を失わずに思考し、答えを追い続けることができる対象かどうか?
そういう軸で仕事を選ぶのも、間違っていない様に思う。

息子は今の所、小学校が楽しいと感じている様だ。
おぼつかないながらも頼もしい足取りを黙って見守っている。
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